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広告を貼るほど、ブログは時間の切り売りに近づきます|ブログを収入に変える3つの道と、少人数で売る個人が選ぶ順番

blog-three-income-routes ブログ戦略
この記事は約7分で読めます。

ブログを書き始めたら、次に気になるのが「どうやって収入にするか」です。多くの方は、まず広告を貼ってみます。そして、収入を増やすにはアクセスを増やすしかない、と考えて、記事の本数を増やしていきます。

ところが、記事を増やしても収入はほとんど増えない。毎日書き続けないと止まってしまう気がして、休めない。気づけば、ブログのために働いているような状態になっている。こういう方は少なくありません。

結論から言うと、ブログが収入につながらない原因は、アクセスの数ではなく「収入の道の選び方」です。ブログを収入に変える道は、大きく分けて3つあります。そのうち、少人数で売る個人にとって一番向いているのは、読者と関係を深めて、自分の商品を直接届ける道です。

この記事では、ブログを収入に変える3つの道の違いと、少人数で売る個人が選ぶ順番、そしてそのためにブログをどう組み立てればいいかを解説します。

ブログの収入は「来てもらう回数」と「関係の深さ」で決まる

最初に、ブログで収入が生まれる仕組みを整理しておきます。ブログの成果を決めるのは、次の2つです。

  • 来てもらう回数:どれだけ多くの人に、どれだけ何度も読みに来てもらえるか
  • 関係の深さ:読みに来てくれた人と、どれだけ心の距離を縮められるか

多くの方は、1つ目の「来てもらう回数」ばかりを追いかけます。検索で上に出る工夫をし、記事の本数を増やす。もちろん、これも大切です。

でも、少人数で売る個人にとって、先に整えるべきなのは2つ目の「関係の深さ」です。 どれだけ多くの人が来てくれても、読み終わった人がそのまま帰ってしまうなら、底の抜けた器に水を注いでいるのと同じです。反対に、関係を深める仕組みができていれば、少ない人数でもきちんと収入につながります。

どちらを先に整えるかで、選ぶべき収入の道も変わってきます。

ブログを収入に変える3つの道

ブログを収入に変える道は、大きく分けて次の3つです。

道 仕組み 向いている状態
広告 ブログに広告を置き、表示やクリックに応じて収入を得る とにかく多くの人に読まれている
紹介 他の人の商品やサービスを紹介し、申し込みがあると報酬を得る 自分の商品がまだない。信頼できる商品を知っている
自分の商品 読者に名簿(メルマガやLINE)に登録してもらい、関係を深めて自分の講座やサポートを届ける 自分の知識や経験を商品にできる

3つの道は、どれかが正しく、どれかが間違っているわけではありません。ただ、それぞれ必要なアクセスの量と、読者との関係の深さがまったく違います。

広告だけに頼ると、書き続けないと止まる

1つ目の広告は、始めるのが一番簡単です。広告を置くだけで、記事が読まれるたびに少しずつ収入が生まれます。

ただし、広告の収入は、読まれた回数にそのまま比例します。1回読まれたときの収入はとても小さいので、生活を支えるほどの収入にするには、非常に多くのアクセスが必要です。そして、アクセスを保つためには、新しい記事を書き続けなければなりません。

これは、形こそ違っても、働いた分だけ収入になる働き方にとても近い形です。書くのをやめれば、収入も少しずつ減っていく。時間の切り売りから抜け出したくてブログを始めたのに、ブログの中で同じことをくり返してしまうのです。

さらに、広告は読者にとって「関係のない情報」になりやすいという弱点もあります。記事の途中に関係のない広告が並ぶと、せっかく読みに来てくれた人の信頼を損ねることもあります。広告を置くなら、読者の邪魔にならない範囲にとどめるのがおすすめです。

紹介は、自分の商品がなくても始められる

2つ目の紹介(アフィリエイト)は、他の人の商品やサービスを紹介して、申し込みがあったときに報酬を受け取る方法です。

紹介の良いところは、自分の商品がなくても始められることです。講座を作る前の段階でも、自分が実際に使って役に立った商品を紹介することで、収入の入口を作れます。私自身も、紹介は今も続けている収入の道の一つです。労働収入から抜け出す最初の一歩として、十分に意味のある方法だと考えています。

ただし、紹介で成果を出すには、読者からの信頼が欠かせません。「この人が勧めるなら試してみよう」と思ってもらえなければ、どれだけ紹介しても申し込みは生まれません。そして、紹介で得られる収入は、商品の持ち主が決めた条件の中に限られます。紹介先の都合で、条件が変わることもあります。

ですから、紹介を選ぶときも、関係の深さが土台になります。自分が本当に使っているものだけを、正直な感想とともに紹介する。紹介の始め方は、初心者はまずアフィリエイトから始める理由でも解説しています。

自分の商品は、少ない人数でも成り立つ

3つ目が、自分の商品を届ける道です。ブログを読んでくれた人に名簿へ登録してもらい、メルマガやLINEで関係を深めて、必要な人に自分の講座や個別サポートを案内します。

この道の一番の特徴は、少ない人数でも成り立つことです。広告のように、読まれた回数に比例するわけではありません。一人ひとりとの関係が深ければ、名簿の人数が少なくても、講座を必要としている人にきちんと届きます。

私は、メルマガの読者が約100人の時に月収100万円になったことがあります。読者が多かったわけではありません。読んでくれる人との関係が深かったからこそ、講座を必要としている人に届いたのだと思います。

そして、この道は仕組みにしやすいのも特徴です。ブログの記事が新しい人と出会う入口になり、名簿に登録してくれた人には、あらかじめ用意したメールが順番に届く。自分が毎日書き続けなくても、関係を深める流れが動き続けます。ブログから名簿へ、名簿から商品へとつなぐ考え方は、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の基本で詳しく書いています。

少人数で売る個人が選ぶ順番

では、実際にどの順番で取り組めばいいのか。少人数で売る個人の場合、私は次の順番をおすすめしています。

  1. 登録の入口を先に作る:ブログの記事の下や横に、メルマガやLINEへの登録の案内を置く。登録してくれた人に渡すものを用意する
  2. 関係を深める流れを作る:登録した人に、自分の考え方と役に立つ話を順番に届ける
  3. 商品がまだなければ、紹介から始める:自分が使って役に立ったものを、正直な感想と一緒に紹介する
  4. 自分の商品を作って届ける:読者の悩みに合わせて講座や個別サポートを作り、名簿の中の必要な人に案内する
  5. 広告は、あっても脇役にする:置くとしても、読者の邪魔にならない範囲にとどめる

大事なのは、1つ目の名簿の入口を、アクセスが少ないうちから作っておくことです。多くの方は「アクセスが増えてから」と後回しにします。でも、アクセスが少ない時期に来てくれた人ほど、あとで熱心な読者になってくれることが多いのです。その人たちとつながる入口がないのは、とてももったいないことです。

3つ目と4つ目は、どちらが先でも構いません。すでに講座の中身がある方は、紹介を飛ばして自分の商品から始めて大丈夫です。反対に、まだ何を商品にするか決まっていない方は、紹介をしながら読者の反応を見ていると、「この人たちは何に困っているのか」が少しずつ分かってきます。どの紹介記事がよく読まれ、どんな質問が届くのか。それが、自分の商品を作るときの一番確かな材料になります。

大人数を集めてから売ろうとしなくても、売上は作れます。少ない人数から始める考え方は、集客3名でも売上は作れる理由でも書いています。

ブログの記事1本を「資産」として書く

最後に、ブログの記事への向き合い方についてお伝えします。

自分の商品を届ける道を選ぶと、ブログの記事1本の役割が変わります。記事は、ただアクセスを集めるためのものではなく、読んだ人に「この人から学びたい」と思ってもらい、名簿に登録してもらうための入口になります。

そう考えると、手を抜いた記事を何本も書くより、1本1本を丁寧に書く方がずっと意味があります。読者が本当に知りたいことに答え、自分の考えと体験を込める。そういう記事は、時間がたっても読まれ続け、新しい人を名簿へ連れてきてくれます。

記事を書くときに意識したいのは、検索の仕組みではなく、読む人です。検索エンジンの細かい決まりごとを追いかけるより、「この記事を読んだ人は、読む前より一歩前に進めるか」を確かめる方が、結果として長く読まれる記事になります。

たとえば、料理教室の先生がいたとします

イメージしやすいように、例を出してみます。忙しい共働き家庭向けに、作り置きの料理を教える先生がいたとします。

最初は、ブログに広告を貼り、毎日レシピ記事を書いていました。でも、収入はわずかで、書くのを休むとアクセスも減っていきます。

そこで、道を組み直します。まず、よく読まれているレシピ記事の下に、「1週間分の作り置きの段取り表」を受け取れるLINE登録の案内を置く。登録してくれた人には、作り置きを続けるコツと、自分が料理教室を始めた理由を順番に届けます。そのうえで、「自分の家庭に合った段取りを一緒に作りたい」という人に向けて、少人数のオンライン講座を案内します。

記事の本数は前と変わらなくても、記事の役割が「広告を見てもらう場所」から「関係の入口」に変わる。これだけで、ブログは書き続けなくても動く仕組みに近づいていきます。

まとめ

  • ブログの収入は「来てもらう回数」と「関係の深さ」で決まる。少人数で売るなら、先に関係の深さを整える
  • 広告は始めやすいが、読まれた回数に比例するため、書き続けないと止まる
  • 紹介は自分の商品がなくても始められる。ただし土台は読者からの信頼
  • 自分の商品を届ける道は、名簿の人数が少なくても成り立ち、仕組みにしやすい
  • アクセスが少ないうちから名簿の入口を作り、記事1本1本を関係の入口として書く

まずは、今あなたのブログで一番読まれている記事を1本選び、その記事の下に「次に受け取れるもの」の案内を置いてみてください。それが、ブログを収入に変える仕組みの最初の一歩になります。