ブログやメルマガで発信してみませんか、とお話しすると、こんな答えが返ってくることがあります。「私はすごいノウハウを持っていないし、人に教えられるような実績もありません。発信なんてできません」。
そう感じるのは、とても自然なことです。ブログで発信している人を見ると、みんな専門家で、自分よりずっと詳しく見えます。その中に自分が入っていく意味があるのか、分からなくなるのだと思います。
結論から言うと、ブログはすごい記事が書けなくても大丈夫です。あなたより少し後から始める人、つまりあなたより初心者の人に向けて書けばいいからです。その人たちにとって、あなたの経験は十分に役に立ちます。
この記事では、初心者に向けて書くことで読者が集まる理由と、実績がなくても書けるネタの見つけ方、そして私自身がどう発信を続けてきたかをお伝えします。
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この記事の続きとして、「広げる記事」と「決める記事」でブログを組み立て、登録につなげる設計をAIと作る方法をまとめました。
どのジャンルでも、一番多いのは初心者
最初に、読者の数について考えてみます。
どのジャンルでも、上級者は一番少なく、初心者は一番多いです。これから始めようとしている人、始めたばかりの人、少し試してみたけれどよく分からなかった人。こうした人たちのほうが、すでに成果を出している人より、ずっとたくさんいます。
そう考えると、数少ない上級者に向けて書く必要はありません。上級者に読んでもらえる記事を書くには、上級者以上の知識と経験が必要です。始めたばかりの人が、いきなりその道のプロに向けて書こうとしても、なかなかうまくいきません。
一方、初心者に向けて書くなら、あなたが今持っている知識と経験で十分に書けます。しかも、読者になってくれる可能性がある人は、一番多いのです。
あなたの「当たり前」は、初心者にとって当たり前ではない
初心者に向けて書くときに、思い出してほしいことがあります。それは、あなたが当たり前だと思っていることも、初心者にとっては当たり前ではないということです。
たとえば、何かを始めたばかりの人がいたとします。その人は、すでに次のようなことを経験しています。
- 何から調べ始めたか
- 最初に何でつまずいたか
- 用語の意味が分からず、どう調べたか
- 最初の一歩として、実際に何をやったか
これらは、少し先を行く人から見れば「そんなこと」かもしれません。でも、まだ始めていない人にとっては、ちょうど知りたいことです。
アフィリエイトのジャンルで考えてみても同じです。世の中には「アフィリエイトという言葉を知らない」「知っているけれど、やったことがない」「始め方がよく分からない」という人のほうが、ずっと多いです。実際に取り組んでいるというだけで、あなたはその人たちの一歩先を歩いています。
実績がなくても書ける記事の種類
実績がまだない段階でも、次のような記事なら書けます。
| 記事の種類 | 書く内容 |
|---|---|
| 用語の解説 | 始めたときに分からなかった言葉を、自分の言葉で説明する |
| 始め方 | 自分が最初にやったことを、順番どおりに書く |
| 実践の記録 | やってみたこと、うまくいったこと、いかなかったことを書く |
| つまずきと解決 | どこで止まり、どう乗り越えたかを書く |
| 選び方の基準 | 自分が何を基準に選んだか、その理由を書く |
特に「実践の記録」は、今まさに取り組んでいる人にしか書けない記事です。結果が出る前の迷いや試行錯誤は、あとから思い出して書くのが難しいので、そのときに書き残しておく価値があります。
どんなに小さなことでも、初心者の役に立つ記事になります。自分の経験の中に何があるかを整理する方法は、経験と知識を商品の材料に変える棚卸しでもお伝えしています。
私も、自分より後から始めた人に向けて書いてきた
私自身の話をします。
私も最初は、右も左も分からない初心者でした。私よりビジネスやマーケティングに詳しい人は、周りにたくさんいました。
それでも、学んだことを実践し、その中で分かったことを、私よりも後から始める人に向けて発信していきました。勉強と実践をくり返し、学んだことをそのまま記事にしていく、というやり方です。
続けていくうちに、私より後にビジネスを始めた人たちが、私のブログを読んでくれるようになりました。そして、商品を買ってくれる人も出てきました。
それを1年以上続けていると、私よりずっと先を行く、月収100万円以上を稼いでいるような人にも、ブログやメルマガを読んでもらえるようになりました。お金を払ってでも私のやり方を学びたいという人も、少しずつ増えていきました。
私がしていたことは、最初から変わっていません。学んだこと、実践していることを記事にしていただけです。変わったのは、続けるうちに私自身が成長し、書ける内容が増えていったことです。
自分が成長する限り、ネタも読者も尽きない
「自分より少し後ろを歩く人」に向けて書くやり方には、もう一つ良いところがあります。それは、ネタが尽きないことです。
あなたが新しく学んだこと、やってみて分かったことを、あなたの考えを交えながら、初心者にも分かるように丁寧に書く。これをくり返していけば、あなたが学び続ける限り、書くことはなくなりません。
そして、あなたが成長していくと、読者に伝えられることも増えていきます。それにつれて、初心者だけでなく、少し経験のある人も読んでくれるようになります。
つまり、最初から完成された専門家である必要はないのです。あなたが成長していく過程そのものが、ブログの中身になります。
実績がなくても書けるネタを見つける手順
では、実際に何を書けばいいのか。次の手順で書き出すと、ネタが見つかりやすくなります。
- あなたが最近1年で学んだこと、始めたことを書き出す
- それぞれについて、「始める前の自分が知りたかったこと」を3つずつ書き出す
- その中から、自分が実際にやってみて答えられるものに印をつける
- 印をつけたものを、1つずつ記事の題名にする
- 記事には、やったこと・つまずいたこと・分かったことを、順番に書く
ポイントは手順2です。「読者が知りたいこと」を想像するのは難しくても、「少し前の自分が知りたかったこと」なら思い出せます。少し前のあなたは、まさにあなたが届けたい読者だからです。
どんな記事を書けばいいかの考え方はブログにはどんな記事を書けばいい?、ネタの探し方はブログ記事のネタを探す方法でも紹介しています。
初心者に向けて書くときによくある失敗
最後に、初心者に向けて書くときにつまずきやすいところを整理します。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 上級者に認めてもらおうとして、難しい記事を書く | 少し前の自分に向けて書く |
| 専門用語をそのまま使ってしまう | 初めて聞いた人にも分かる言葉に言い換える |
| 「こんなこと当たり前だ」と思って書かない | 当たり前のことほど、初心者には役に立つと考える |
| 成功したことだけを書こうとする | つまずいたことや、どう乗り越えたかも書く |
| 自分を実際より大きく見せようとする | 今の自分の段階を正直に書く |
最後の失敗には、特に気をつけてください。初心者の読者が知りたいのは、「自分と同じところから始めた人が、どう進んだか」です。実際より大きく見せると、読者は自分とのつながりを感じにくくなります。今の段階を正直に書くほうが、読者は安心して読んでくれます。
まとめ
- ブログは、すごい記事が書けなくても大丈夫
- どのジャンルでも初心者が一番多いので、自分より少し後から始める人に向けて書く
- あなたの「当たり前」は、初心者にとっては知りたいこと
- 学び続ける限り、書くことは尽きず、読者の幅も少しずつ広がっていく
- ネタは「少し前の自分が知りたかったこと」から見つける
まずは、最近1年で始めたことを1つ選び、「始める前の自分が知りたかったこと」を3つ書き出してみてください。その3つが、あなたの最初の3本の記事になります。
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