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記事が増えるほど過去記事が読まれなくなるのは、カテゴリーのせいです|ブログのカテゴリー分けの決め方と5つの基準

rev-1138 ブログ記事戦略
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ブログを続けてきて、記事はずいぶん増えた。それなのに、読まれているのは新しい記事ばかりで、以前に時間をかけて書いた記事はほとんど読まれていない。そんな悩みを持つ方は多いです。

こういうとき、「昔の記事は内容が良くなかったのかもしれない」と考えてしまいがちです。でも、原因の多くは記事の中身ではありません。読者が、その記事にたどり着けない作りになっているのです。

結論から言うと、過去の記事を読んでもらうには、記事をテーマごとにカテゴリー分けして、読者が目的の記事を探しやすい状態を作ることが大切です。少しの手間で、ブログ全体が読まれやすくなります。

この記事では、カテゴリー分けが必要な理由と、カテゴリーの決め方、分けるときの基準をお伝えします。

カテゴリー分けをしないと、過去の記事は埋もれていく

ほとんどのブログでは、記事を投稿するときに「カテゴリー」を設定できます。カテゴリーとは、記事をテーマごとにまとめておく棚のようなものです。

たとえば、ビジネスのブログなら次のように分けられます。

カテゴリー 入る記事
集客 お客様を集める方法についての記事
アクセスアップ ブログを読んでもらう工夫についての記事
検索対策 検索結果に表示されるための記事
ツール 道具の使い方を説明した記事
商品紹介 商品やサービスを紹介する記事

こうしてカテゴリーを分けておくと、ブログの横や下に並ぶカテゴリーの一覧から、読者が読みたいテーマの記事をまとめて見つけられます。

反対に、カテゴリーを分けず、すべての記事が新しい順に並んでいるだけだとどうでしょう。集客に関する記事があるのかもしれませんが、どこを見ればいいのか分からないので、読者は探す気になりません。

読者は、あるかどうか分からない記事を、過去までさかのぼって探してはくれません。 記事が増えるほど古い記事は下に押し流され、人の目に触れる機会が減っていきます。

カテゴリー分けで読者とブログの両方が得をする

カテゴリー分けをすると、読者にとってもブログを運営するあなたにとっても良いことがあります。

読者にとっては、自分の悩みに合う記事をまとめて読めることです。集客に悩んでいる人は、「集客」のカテゴリーに入った記事を、次々に読み進めてくれます。1つの記事で終わらず、関連する記事をいくつも読んでもらえると、あなたの考え方もより深く伝わります。

ブログを運営するあなたにとっては、時間をかけて書いた記事を、長く読んでもらえることです。時間がたっても役に立つ内容の記事は、書いた日から時間がたっても読者に届けたいですよね。カテゴリーがあれば、古い記事にも読者を案内できます。

もう一つ、カテゴリーの一覧は「このブログは何について書いているのか」を読者に伝える看板にもなります。初めて訪れた人が、カテゴリーの名前を見ただけで「自分に関係のあるブログだ」と分かれば、そのまま記事を読んでもらいやすくなります。

カテゴリーの決め方の手順

カテゴリーは、思いついた順に作っていくと、あとで整理が大変になります。次の手順で決めていくと迷いません。

  1. 読者の悩みを書き出す:ブログの読者が抱えている悩みを、思いつくだけ書き出す
  2. 似た悩みをまとめる:書き出した悩みを、似たもの同士でグループにする
  3. グループに名前をつける:読者が使う言葉で、グループに短い名前をつける。これがカテゴリーになる
  4. 今ある記事を振り分ける:すでに書いた記事を、どのカテゴリーに入るか振り分ける
  5. 記事が少ないカテゴリーを見直す:記事が1〜2本しかないカテゴリーは、他とまとめるか、これから書く記事の候補にする

ポイントは、カテゴリーを「書き手の都合」ではなく「読者の悩み」から作ることです。読者は、自分の悩みの言葉でカテゴリーを探します。ブログ全体の設計図の作り方や、読者の悩みからキーワードを選ぶ方法は、情報発信型ブログの作り方で解説しています。

たとえば、起業したばかりの方に向けて、集客や商品づくりについて書いているブログがあったとします。読者の悩みを書き出すと、「お客様が来ない」「何を売ればいいか分からない」「値段の決め方が分からない」「ブログを書いても読まれない」「メールで何を送ればいいか分からない」といったものが出てきます。

これを似たもの同士でまとめると、「集客」「商品づくり」「価格の決め方」「ブログの書き方」「メールの書き方」という5つのグループになります。この5つを、そのままカテゴリーにすればいいわけです。書き手の側から「マーケティング理論」「ライティング技術」のような名前をつけるより、読者が自分の悩みを見つけやすくなります。

カテゴリーを分けるときの5つの基準

カテゴリーを作るときは、次の5つを基準にしてください。

基準 中身
1. 読者の言葉で名前をつける 専門用語より、読者が普段使う言葉を選ぶ
2. 1つの記事は、原則1つのカテゴリーに入れる どこにでも入れると、どのカテゴリーも同じ記事ばかりになる
3. カテゴリーの数を増やしすぎない 一覧が長いと、読者が選べなくなる
4. 大きく分けてから、必要なら細かく分ける 最初から細かく分けすぎない
5. どのカテゴリーにも、いくつかの記事がある状態にする 記事が1本しかないカテゴリーは、読者をがっかりさせる

特に気をつけたいのが、2つ目と3つ目です。1つの記事をいくつものカテゴリーに入れたり、カテゴリーを細かく作りすぎたりすると、かえって読者が迷います。カテゴリーは、読者が迷わず選べる数と分け方にしておくのが基本です。

カテゴリーのうち、特に読んでほしいものは、ブログの上部に並ぶメニューに置いておくと、さらに見つけてもらいやすくなります。メニューの作り方はグローバルメニューを設定しようでまとめています。

カテゴリー分けでよくある失敗

最後に、カテゴリー分けでよくある失敗をまとめておきます。

よくある失敗 どう直すか
記事を投稿するときに、カテゴリーを設定し忘れる 投稿する前の確認項目に入れておく
「未分類」に記事がたまっている 月に一度、未分類の記事を振り分ける
カテゴリーの名前が専門用語で、読者に伝わらない 読者が悩むときに使う言葉に変える
記事が1本しかないカテゴリーがたくさんある 近いカテゴリーとまとめる
日記やお知らせと、ノウハウの記事が同じカテゴリーに混ざっている 読者が探したいものごとに分け直す

カテゴリー分けは、一度決めたら終わりではありません。記事が増えてくると、最初に作ったカテゴリーでは収まらなくなったり、読者の反応が良いテーマが見えてきたりします。そのときは、カテゴリーを足したり、まとめ直したりして整えてください。

カテゴリーが整ったら、次は一つひとつの記事の中身も、読者が行動しやすい形にそろえていきます。記事の組み立て方はブログの記事構成で解説しています。

まとめ

  • カテゴリー分けをしないと、記事が増えるほど過去の記事は埋もれ、読まれなくなる
  • カテゴリーがあると、読者は悩みに合う記事をまとめて読め、あなたの記事も長く読まれる
  • カテゴリーは「読者の悩み」を書き出し、似たものをまとめて、読者の言葉で名前をつけて作る
  • 1つの記事は原則1つのカテゴリーに入れ、数を増やしすぎない
  • 記事が増えたら、カテゴリーも見直して整える

まずは、今のブログのカテゴリーの一覧を開いて、「未分類」や記事が1本しかないカテゴリーがないかを確かめてみてください。そこを整えるだけでも、読者が過去の記事にたどり着きやすくなります。