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思いつきで始めたブログは、記事を増やしても売れません|情報発信型ブログの作り方と設計図の5ステップ

rev-1628 ブログ戦略
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ブログで集客したい、収益を上げたいと思って始めてみたものの、何を書けばいいのか毎回迷ってしまう。記事は増えてきたのに、読まれている実感がなく、問い合わせにもつながらない。そんな悩みを持つ方は多いです。

こうしたブログの多くは、書き始める前の準備が抜けています。思いついたことを思いついた順に書いているので、記事どうしのつながりがなく、読者から見ると「何のブログなのか」が分かりにくくなっているのです。

結論から言うと、収益につながるブログを作るには、記事を書く前に「ブログの設計図」を作ることが大切です。誰に、どんなテーマで、どんな悩みに答えるブログなのかを先に決めておくと、書く記事に迷わなくなり、読者にも選ばれやすくなります。

この記事では、情報発信型ブログとは何か、そして設計図を作る5つのステップをお伝えします。

情報発信型ブログは「設計図」から作る

情報発信型ブログとは、読者にとって役に立つ情報を発信しながら、ブログの中に商品やサービスの案内を置いて収益につなげるブログのことです。日記のように自分のことを書くブログとは違い、読者の悩みに答えることが中心になります。

家を建てるときは、まず設計図を作り、それをもとに材料をそろえ、土台を作ってから建物を組み立てます。ブログも同じで、設計図をもとに土台を作り、その上に記事を積み上げていきます。

設計図がないまま書き始めると、次のようなことが起こります。

  • テーマがあちこちに広がり、専門家として見てもらえない
  • 誰に向けた記事か分からず、読者の心に届かない
  • 検索されない言葉で記事を書いてしまい、読まれない
  • 記事は増えても、商品の案内につながる流れがない

もちろん、運営していく中で方向を直したり、細かく調整したりすることは必要です。発信を続けるうちに、最初の設計図よりも良い形が見えてくることもあります。ただ、出発点となる設計図があるからこそ、何をどう直せばいいのかが分かります。

設計図は、次の5つのステップで作ります。

ステップ やること
1. テーマを選ぶ 発信するテーマを決める
2. 情報を集める テーマの基礎知識と全体像をつかむ
3. 悩みを洗い出す テーマに関する具体的な悩みを集める
4. ターゲットを決める 誰に向けて発信するかを具体的にする
5. キーワードを選ぶ 見込み客が検索する言葉を調べ、カテゴリーを決める

設計図ができたら、それをもとにブログそのものを作っていきます。

ステップ1・2:テーマを選び、情報を集める

テーマは絞り、市場の大きさも見る

ブログは、ぼんやりしたテーマではなく、ある一つのテーマに絞った専門ブログにしたほうが成果が出やすくなります。訪れた読者が「これこそ探していたブログだ」と感じれば、商品やサービスを選んでもらえる可能性も高くなります。

ただし、絞りすぎには注意が必要です。あまりに小さなテーマを選ぶと、書くネタが尽きてしまい、ブログの運営が行き詰まることがあります。

テーマを選ぶときの目安の一つは、そのテーマの専門誌があるかどうかです。車、自転車、サッカー、ゴルフ、ギター、旅行、英語、美容、健康、投資、ビジネスなど、専門誌が出ている分野には、一定の数の読者がいると判断できます。

専門誌がない分野でも、人間関係や恋愛、結婚など、多くの人が抱える普遍的な悩みは、十分に需要があります。また、あなたの好きな分野に専門誌がなく、競合も少ないなら、その分野を代表するブログを目指せる可能性もあります。すぐにあきらめる必要はありません。

同じテーマの本を、違う著者で3冊以上読む

テーマについての知識がなければ、設計図は作れませんし、発信も続きません。そこで、テーマの全体像と基礎知識を集めます。いちばん確実な方法は、本を読むことです。

選んだテーマの本を、最低でも3冊、できれば5〜10冊ほど読んでください。選ぶときは、「〇〇とは」のような基本が書かれた本を、違う著者で3冊以上そろえるのがポイントです。

違う著者の本を読み比べると、それぞれの独自の視点が分かるだけでなく、複数の著者が共通して勧めていることが見えてきます。著者が違うのに同じことを言っているなら、そこがそのテーマの本質です。

なお、本の内容をそのままブログに書き写すと、著作権の問題になります。本で得た知識は、必ず自分の言葉に置き換えて書いてください。

ステップ3・4:悩みを洗い出し、ターゲットを決める

悩みを洗い出す

テーマに興味を持つ読者は、そのテーマに関する何らかの悩みを持っています。あなたがその悩みを解決することで、ブログに収益が生まれます。直接、悩みを解決する商品やサービスを販売してもいいですし、他の人の商品を紹介して報酬を得るアフィリエイトの形でも構いません。

悩みを見つけるには、インターネットの質問サイトが役に立ちます。あなたのテーマに関する質問を読んでいくと、人が実際にどんなことで困っているのかが見えてきます。

調べるときは、次の点を意識してください。

  1. 悩みを一つずつ、ノートやメモにそのまま書き出す
  2. 質問している人の言葉づかいも、そのまま残しておく
  3. 同じような悩みが何度も出てくるものに印をつける
  4. 「困っている」だけでなく「お金を払ってでも解決したい」ほど深い悩みを探す

悩みが深いほど、解決のためにお金を払う人は多くなります。また、2つ目の「言葉づかい」は、あとで記事の題名や本文を書くときに役に立ちます。見込み客の言葉で書く大切さは、見込み客が普段使う言葉に言い換える方法で解説しています。

ターゲットを「たった一人」まで絞る

悩みを洗い出したら、その悩みを抱えている人を具体的にします。これをターゲティングと言います。誰に向けた文章なのかがはっきりしないと、誰の心にも届かない、ぼんやりした文章になってしまいます。

ターゲティングで大切なのは、「たった一人の見込み客」を思い浮かべることです。次のような項目を、できるだけ具体的に決めていきます。

  • 性別と年齢
  • 家族構成(結婚しているか、子どもがいるか、子どもの年齢など)
  • 住んでいる地域
  • 仕事(会社員、公務員、自営業など)
  • 収入の状況
  • 毎日の過ごし方や、大切にしている考え方

最終的には、「〇〇さんなら、この記事を読んでこう感じるはずだ」と、名前をつけて想像できるくらいまで具体的にします。こうして作った人物像を「ペルソナ」と呼びます。

具体的な一人に向けて書くと、誰に何を伝えたいのかがはっきりし、読者に行動してもらえる文章になります。対象の決め方をさらに詳しく知りたい方は、WHO設計の11項目と選び方の5基準も参考にしてください。

ステップ5:キーワードを選び、カテゴリーを決める

ペルソナが決まったら、その人が検索しそうな言葉(キーワード)を調べます。手順は次のとおりです。

  1. ペルソナが検索しそうなキーワードを予想する
  2. 検索窓にそのキーワードを入れ、一緒に表示される候補の言葉を集める
  3. 集めた言葉が、実際にどれくらい検索されているかをツールで調べる
  4. 似たキーワードをまとめて、ブログのカテゴリーにする
  5. ブログの題名に使うメインのキーワードと、カテゴリーや記事に使うサブのキーワードを決める

検索窓に言葉を入れると表示される候補は、実際に多くの人が検索している言葉の組み合わせです。これを集めると、見込み客が何を知りたがっているのかが分かります。キーワードごとの検索回数を調べられるツールもあるので、需要の大きさを数字で確かめておきましょう。

調べたキーワードは、ブログの題名、カテゴリーの名前、記事の題名に使います。また、キーワードに関係するものは、すべて記事の候補になります。ブログを始めたあとでカテゴリーを足すこともありますが、まずはこの方法で最初のカテゴリーを決めてみてください。カテゴリーの分け方はブログ記事はカテゴリー分けを徹底しようで解説しています。

設計図づくりでよくある失敗

設計図を作るときに、よくある失敗は次のとおりです。

よくある失敗 どう直すか
テーマを広げすぎて、何のブログか分からない 一つのテーマに絞った専門ブログにする
本を1冊だけ読んで、その内容を書いている 違う著者の本を3冊以上読み、自分の言葉で書く
悩みを自分の想像だけで決めている 質問サイトなどで、実際の悩みと言葉を集める
ターゲットが「悩んでいる人全員」になっている たった一人のペルソナまで絞る
設計図を完璧にしようとして、書き始められない 一通り作ったら始め、運営しながら直す

特に気をつけたいのが、最後の失敗です。設計図に正解や不正解はありません。考えすぎて作業が止まってしまうのが、いちばんもったいない状態です。うまくいかなければ、その段階をもう一度やり直せばいいだけです。完璧を目指すより、一通り形にすることを優先してください。

まとめ

  • 情報発信型ブログは、役に立つ情報を届けながら、ブログの中の案内で収益につなげるブログ
  • 収益につながるかどうかは、記事を書く前の「設計図」で決まる
  • 設計図は、テーマ選び → 情報収集 → 悩みの洗い出し → ターゲット設定 → キーワード選定の5ステップで作る
  • 本は違う著者で3冊以上読み、悩みは実際の言葉ごと集め、ターゲットは一人まで絞る
  • 設計図は完璧を目指さず、一通り作ってから運営しながら直す

まずは、あなたが発信したいテーマについて、質問サイトで悩みを10個集め、ノートに書き出してみてください。その10個が、最初の記事の候補になります。