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集客を増やす前に見るべき数字は1つです|登録率(コンバージョン率)の計算方法と目安、A/Bテストの正しい手順

rev-2586 ランディングページ
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この記事は集客導線 完全ガイドの第7章 登録ページ(LP)を作る「7-6 登録率を測って直す」です(全33記事)

ランディングページを作って、SNSやブログから人を集めている。でも、思ったほど登録が増えない。そんなとき、まず「もっと人を集めなければ」と考える方が多いです。

ただ、集める人数を増やす前に、確かめておきたい数字があります。それが登録率(コンバージョン率)です。登録率が低いまま人を集めても、せっかく来てくれた人の多くが、何もせずにページを閉じてしまいます。

結論から言うと、登録率は「登録者数 ÷ 訪問者数 × 100」で計算できます。そして、この数字を把握して一か所ずつ改善していけば、集客の量を増やさなくても登録者を増やせます。

この記事では、登録率の計算方法と目安、登録率だけを追うときの落とし穴、そして登録率を上げるA/Bテストの正しい手順を解説します。

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登録率(コンバージョン率)とは何か

登録率とは、ランディングページに来た人のうち、どれくらいの割合がメールアドレスなどを登録してくれたかを表す数字です。

コンバージョンは「成果」や「成約」という意味です。ランディングページの場合は、ページの目的である「登録」が成果にあたるので、コンバージョン率を登録率と呼ぶことが多いです。

登録率が分かると、次のようなことが判断できるようになります。

  • ランディングページそのものに問題があるのか
  • どこから来た人が登録しやすいのか
  • ページを直したことで、反応が良くなったのか悪くなったのか

逆に、登録率を見ていないと、登録が少ない理由が「来る人が少ないから」なのか「来た人が登録しないから」なのかが分かりません。この2つを分けて考えられるかどうかで、打つ手がまったく変わります。

登録率の計算方法

登録率は、次の式で計算します。

登録者数 ÷ ランディングページの訪問者数 × 100 = 登録率(%)

たとえば、ランディングページに200人が訪れて、そのうち40人が登録してくれたとします。

40 ÷ 200 × 100 = 20

この場合の登録率は20%です。

基本的には、この数字が高いほど、訪れた人をしっかり登録につなげられているランディングページだと言えます。

訪問者数を調べるにはアクセス解析が必要

計算に必要な2つの数字のうち、登録者数はメール配信の管理画面などで確認できます。一方で、訪問者数は、ランディングページにアクセス解析を設置していないと分かりません。

まずはアクセス解析のツールをランディングページに設置して、訪問者数を数えられる状態にしておきましょう。ブログに設置している場合でも、ランディングページを別に作っている場合は、そちらにも設置が必要です。

登録率の目安は、どこから来た人かで変わる

「どれくらいの登録率なら合格なのか」は、よく聞かれる質問です。ただ、目安はジャンルや、訪問者がどこから来たかによって大きく変わるので、一つの数字では言い切れません。

私が目安にしているのは次のとおりです。

訪問者がどこから来たか 登録率の目安
しっかり作り込んだブログ記事を読んだ直後の人 50%くらいは狙いたい
SNSなど、属性があまり絞れていない場所から来た人 10%以下になることもある
集まったアクセス全体 まずは20〜30%くらいを目安に作り込む

ブログ記事をじっくり読んでから来た人は、すでにあなたの考え方に触れているので、登録しやすい状態です。反対に、SNSでたまたま目にして来た人は、まだあなたのことをよく知らないので、登録率は低くなりやすいです。

ですから、全体の登録率が低いときは、ランディングページを直す前に、どこから来た人の登録率が低いのかを分けて見てみてください。原因がページではなく、集客している場所にあることもあります。

登録率だけを追うと起きる落とし穴

登録率は大切な数字ですが、これだけを追いかけると、思わぬ落とし穴があります。

それは、登録してくれた人の属性と、そのあとに案内する商品の属性が合っていない場合です。たとえば、豪華な登録特典で登録率を大きく上げても、登録した人が商品に興味のない人ばかりなら、そのあとの成約率は下がってしまいます。

登録率を見るときは、次の順番で確かめると安心です。

  1. 登録率は、目安と比べてどうか
  2. 登録してくれた人は、あとで案内する商品に合う人か
  3. 登録したあと、メールを開いたり、案内に反応したりしているか

登録率は、売上までの流れの中の一つの数字にすぎません。申込から成約までの数字をどう並べて見るかは、申込から成約までの9つの数字の見方で解説しています。どの数字から直すべきかの考え方は、本当の問題点を見つける分析術も参考になります。

登録率が10%上がると、その先の売上も変わる

ランディングページは、一度作ったら終わりではありません。登録率を上げるために、テストと改善を繰り返していきます。

なぜなら、登録率の改善は、そのあとの売上にそのまま効いてくるからです。登録率が10%上がれば、見込み客が10%増えることになり、単純に計算しても、その後の売上も10%増えます。

たとえば、先ほどの例で、訪問者200人のまま登録者が40人から44人に増えたとします。集客の量は何も変えていないのに、見込み客が4人増えたことになります。

集客の量を増やすには、発信を増やしたり、広告費をかけたりと、時間かお金がかかります。一方、登録率の改善は、今来てくれている人を取りこぼさないための工夫です。集客を増やす前に登録率を見直すほうが、手間が少なくて済むことが多いです。

登録率を上げるA/Bテストの正しい手順

登録率を上げる方法として、A/Bテスト(スプリットランテストとも呼ばれます)があります。内容の違うページを複数用意し、それぞれに同じように人を集めて、どちらの反応が高いかを調べる方法です。

A/Bテストの手順は、次のとおりです。

  1. 変える場所を一か所だけ決める
  2. その一か所だけを変えたページを用意する
  3. 両方のページに、同じように人を集める
  4. 登録数が十分にたまるまで待つ
  5. 反応が良かったほうを残し、次の一か所に進む

変える場所の例は、次のようなものです。

  • キャッチコピー
  • ページの一番上の画像
  • 背景の色
  • 箇条書き(ブレット)の中身

ポイントは、必ず一か所ずつ変えることです。キャッチコピーと画像を同時に変えてしまうと、登録率が上がったとしても、どちらが効いたのか分かりません。一か所ずつテストし、良かったほうを選び続けることで、少しずつ登録率の高いページに育っていきます。

少ない登録数で判断しない

もう一つ気をつけたいのが、登録数が少ないうちに結果を決めてしまうことです。

たとえば、合計10人が登録して、ページAが8人、ページBが2人だったとします。一見するとページAの圧勝ですが、この人数では、まだどちらが良いとは言えません。登録数が増えるうちに逆転することも十分にありえます。

統計的には、少なくとも合計の登録数が32人以上になってから判断し、できれば100人くらいまで様子を見るのがおすすめです。テストの考え方をもう少し詳しく知りたい方は、LP登録率を科学的に上げるA/Bテスト入門も読んでみてください。

まとめ

  • 登録率は「登録者数 ÷ 訪問者数 × 100」で計算する。訪問者数を知るためにアクセス解析を設置する
  • 目安は来た場所で変わる。作り込んだブログ経由なら50%、属性が絞れていないSNS経由では10%以下もある。全体ではまず20〜30%を目指す
  • 登録率だけを追わず、登録した人が商品に合う人かどうかも確かめる
  • A/Bテストは一か所ずつ変え、合計32人以上、できれば100人くらいの登録がたまってから判断する

まずは、今のランディングページの訪問者数と登録者数を調べて、登録率を計算してみてください。その数字が、改善の出発点になります。

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