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LPの長さに正解はありません|ランディングページに書く内容は「登録に必要な分だけ」、ステップメールに回す3つのこと

rev-2570 ランディングページ
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ランディングページ(LP)を作ろうとして、手が止まってしまう。何を書けばいいのか。どれくらいの長さが正解なのか。自分のサービスの良さを全部伝えたほうがいいのではないか。

LPを作るとき、多くの方が「できるだけ詳しく、丁寧に」書こうとします。真面目な方ほど、説明を足していくうちに、どんどん長くなっていきます。

結論から言うと、LPの長さに正解はありません。基準は一つだけで、「読者が登録を決めるのに必要な情報があるかどうか」です。それ以外の説明や教育は、登録してもらったあとのステップメールに回してかまいません。

この記事では、LPの長さに正解がない理由、LPに書くことと、ステップメールに回すことの仕分け方、長さを決める3つの目安をお伝えします。

LPの長さに正解がない理由

LPには、さまざまな長さのものがあります。何千字もある長いページもあれば、数行のキャッチコピーと登録フォームだけのページもあります。動画を1本置いているだけのページもあります。

どれが正しい、というものではありません。無料で登録できるLPの場合、読者が登録を決めるのに必要な情報は、それほど多くないことがよくあります。数行のキャッチコピーだけで登録されることも、珍しくありません。

基準は「登録を決めるのに足りるか」

LPの長さを考えるときは、「長いか短いか」ではなく、「読者が登録を決めるのに足りる情報が入っているか」で判断します。

足りなければ、読者は不安になって登録しません。反対に、多すぎると、読者は途中で読むのをやめてしまいます。長さは目的ではなく、結果として決まるものです。

LPの目的は「登録してもらうこと」だけ

LPの長さで迷う原因の多くは、LPに役割を詰め込みすぎていることにあります。

LPの最大の目的は、見込み客にメールアドレスを登録してもらうことです。読者に基礎知識を教えることや、信用を得ること、価値観を変えてもらうことは、LPの目的ではありません。

詳しく説明しすぎると起きること

LPの中で詳しく説明しすぎると、読者はその時点で満足してしまいます。「だいたい分かった」と感じた読者は、わざわざ登録する理由がなくなります。

LPで教えすぎないことや、読者の期待を高める伝え方については、ランディングページで「あえて秘密」を残す理由と、予告編に入れる5つの要素で詳しく解説しています。この記事では、その前提となる「何をLPに書き、何をあとに回すか」の仕分けに絞ってお伝えします。

LPに書くことと、ステップメールに回すこと

LPとステップメールは、役割の違う2つの道具です。LPは「登録してもらう」ための道具、ステップメールは「信頼を育て、必要な人を商品につなげる」ための道具です。

この役割に沿って、書く内容を仕分けます。

内容 LPに書く ステップメールに回す
登録すると何が手に入るか ○
読むとどうなれるか ○
なぜ今登録するといいのか ○
読者の不信感や疑問を解くための説明 ○
前提となる基礎知識 ○
考え方や価値観を変えてもらう話 ○

ステップメールに回す3つのこと

表の下の3つは、LPに書きたくなる内容です。でも、ステップメールに回したほうが、読者にとっても書き手にとっても良い結果になります。

  1. 不信感や疑問を解く説明:「本当にできるの?」「怪しくない?」という疑問に答えるには、実例や考え方を丁寧に伝える必要があります。これは数通のメールに分けたほうが伝わります
  2. 前提となる基礎知識:知識を教えるには時間がかかります。LPで一度に教えるより、メールで一つずつ届けたほうが、読者も受け取りやすくなります
  3. 考え方や価値観を変えてもらう話:人の考え方は、一度読んだだけでは変わりません。何通かに分けて、少しずつ伝えていくものです

ステップメールでどんな順番で信頼を育てるかは、ステップメールで読者の「買わない理由」を消す6ステップで解説しています。

長さを決める3つの目安

では、自分のLPはどれくらいの長さにすればいいのでしょうか。次の3つの目安で考えると、判断しやすくなります。

目安 短めでよい場合 長めに説明したほうがよい場合
1. 登録の重さ メールアドレスだけで登録できる 入力項目が多い、日時の決まった参加が必要
2. 読者の温度 ブログやSNSで、すでにあなたを知っている 広告などで、初めてあなたを知る
3. 特典の分かりやすさ 一言で中身が伝わる 中身や使い方の説明が必要

たとえば、ブログを読んでくれている読者に、メールアドレスだけで受け取れる資料を案内するなら、短いLPで十分なことが多いです。反対に、初めて広告で知った人に、日時の決まったオンライン講座への参加を案内するなら、もう少し説明が必要になります。

仕分けでよくある迷い

仕分けをしていると、「これはLPに書くべきか、メールに回すべきか」と迷う内容が出てきます。特に迷いやすいのが、次の2つです。

  • 自分のプロフィール:長い経歴はメールに回し、LPには「なぜこの人の話を聞く価値があるのか」が分かる一言だけを書く
  • お客様の声:LPには、登録特典の中身と結びつく短い声だけを置き、詳しい体験談はメールで紹介する

どちらも、「読者が登録を決めるのに必要か」という一つの基準に戻れば、判断できます。迷ったときは、その一文を消しても登録を決められるかを考えてみてください。

迷ったら、短いほうから試す

どれくらいの長さがいいか迷ったら、まずは短めに作ってみてください。登録率を見て、足りない情報があれば足していきます。

長く作ってから削るより、短く作ってから足すほうが、どの情報が登録に効いたのかが分かりやすくなります。

誇張して注意を引かない

LPでは、読者の注意を引くことが大切です。ただ、そのために実際よりも大げさな言葉を使うのは、おすすめしません。

以前は「少しくらい怪しいと思われても、まず登録してもらえばいい。不信感はあとから晴らせばいい」という考え方もありました。でも、今はこの考え方はとりません。

最初の印象は、あとから変えにくい

大げさな言葉で登録してもらった読者は、届いたメールを読んで「思っていたのと違う」と感じます。その結果、メールを開かなくなったり、すぐに登録を解除したりします。登録の数は増えても、その先の信頼づくりがうまくいかなくなるのです。

  • 手に入るものは、実際の中身どおりに書く
  • 読んでどうなれるかは、誰にでも起きると約束しない
  • 興味を引くのは、大げさな言葉ではなく、読者の悩みを言い当てる言葉で

読者の悩みをそのまま言葉にできれば、大げさに書かなくても、読者は自然と続きを知りたくなります。

LPとメールで、言っていることをそろえる

もう一つ大切なのは、LPで書いたことと、登録後のメールで書くことをそろえることです。LPで「すぐに使える手順が分かる」と書いたなら、最初のメールでは、その手順がきちんと届くようにします。

LPの約束と、届いた中身が一致していると、読者は「この人の言うことは信じられる」と感じます。この小さな一致の積み重ねが、ステップメールで信頼を育てるときの土台になります。

まとめ

  • LPの長さに正解はない。基準は「読者が登録を決めるのに必要な情報があるか」
  • LPの目的は登録してもらうことだけ。教育や信用の獲得は、登録後のステップメールで行う
  • 不信感を解く説明、基礎知識、価値観を変える話の3つは、ステップメールに回す
  • 長さは「登録の重さ・読者の温度・特典の分かりやすさ」の3つの目安で決め、迷ったら短いほうから試す
  • 誇張で注意を引かず、読者の悩みを言い当てる言葉で興味を持ってもらう

まずは、今のLPに書いてある内容を一文ずつ見て、「登録を決めるのに必要か」「ステップメールに回せるか」で仕分けてみてください。回せる内容が見つかれば、それがLPを短く、強くする第一歩になります。