ランディングページ(LP)を作って、ブログやSNSからも案内している。でも、メールアドレスを登録してくれる人がなかなか増えない。デザインを変えてみたり、文章を足してみたりしたけれど、手応えがない。そんな悩みを持っている方は多いです。
登録されないページを見ていくと、多くの場合、デザインや文章の量ではなく、登録してもらうために欠かせない要素のどれかが抜けています。
結論から言うと、登録率の高いランディングページには、4つの要素がそろっています。興味性、登録すべき理由とメリット、属性のゆるい絞り込み、そして登録のお願いと分かりやすさです。この4つは、どれか1つでも抜けると、登録率が大きく下がってしまいます。
この記事では、4つの要素それぞれの意味と、書くときの考え方、そして入れるときによくある失敗をお伝えします。
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4つの要素は、読者の気持ちの流れに沿っている
4つの要素は、ばらばらに並んでいるわけではありません。ランディングページを開いた読者の気持ちが、登録するまでにたどる流れに沿っています。
| 要素 | 読者の気持ち |
|---|---|
| 1. 興味性 | 「ちょっと気になる。読んでみよう」 |
| 2. 登録すべき理由とメリット | 「登録すると、こんな良いことがあるのか」 |
| 3. 属性をゆるく絞り込む | 「これは自分のための話だ」 |
| 4. 登録のお願いと分かりやすさ | 「ここから登録すればいいんだな」 |
読まれなければ何も始まりませんし、読まれても自分に関係ないと思われれば登録されません。登録したいと思っても、方法が分からなければ閉じられてしまいます。4つの要素は、どれか1つが強ければいいのではなく、全部がそろって初めて登録につながります。
要素1:興味性
インターネットで情報を発信していても、検索している人に見つけてもらい、しっかり読んでもらうのは簡単なことではありません。
あなた自身も、検索で見つけたページを最後まで読むより、すぐに閉じたり「戻る」を押したりすることのほうが多いのではないでしょうか。ページを開いた人は、ほんの数秒で「読むかどうか」を決めています。その数秒で少しも興味を持たれなければ、ページは閉じられます。
本文にどんなに良いことを書いていても、素敵な特典を用意していても、読まれる前に閉じられては意味がありません。だからこそ、まずは興味を持ってもらい、読み進めてもらうことが最初の要素になります。
一方で、メルマガやステップメールの登録は、基本的に無料です。読者にとってお金のリスクがないので、内容に強い興味や好奇心を感じてもらえれば、登録のハードルはそれほど高くありません。
読者に「気になる」「知りたい」「試したい」「欲しい」と感じてもらえるかどうか。これが1つ目の要素です。興味を持ってもらう入り口になるキャッチコピーの考え方は、キャッチコピーの作り方で解説しています。
要素2:登録すべき理由とメリット
人が行動するかどうかを決める一番の基準は、「自分にとって良いことがあるかどうか」です。何の得があるのか分からないものに、お金や時間を使ったり、面倒なことをしたりする人はいません。
メールアドレスは、読者にとって大切な個人情報です。何のメリットがあるか分からないページで、自分から進んで入力したい人はいません。だからこそ、登録をお願いするなら、それに見合うメリットをはっきり伝える必要があります。
読者が感じるメリットは、たとえば次のようなものです。
- 登録すると、今の悩みを解決するヒントが届く
- 登録すると、役に立つ特典を受け取れる
- 登録すると、人間関係の悩みが軽くなる考え方を知れる
- 登録すると、無理なく健康を保つ習慣が身につく
ここで気をつけたいのは、あなたが伝えたいことではなく、あなたが集めたい読者が一番魅力に感じることをメリットとして書くことです。同じ内容でも、読者の悩みの言葉で書くと、受け取り方が大きく変わります。
要素3:属性をゆるく絞り込む
ランディングページには、登録する読者の属性をある程度絞り込む役割もあります。
たとえば、女性向けにダイエットの情報を発信していて、いずれダイエットの商品を案内する予定なら、ダイエットに興味を持つ可能性がある女性を中心に集める必要があります。ページも、その人たちが興味を持って読める内容にします。
不動産投資の情報を発信するなら、不動産投資に興味を持ち、投資にお金を回せる人が魅力を感じるページにします。美容院の経営者向けの商品を案内するなら、「あなたの美容院のお客様を増やす方法を知りたくありませんか?」のように、美容院の経営者が強く反応する言葉を使います。
あなたの商品と関係のない人ばかりが集まるページを作ると、どれだけ多くの人が登録しても、その後の反応は大きく下がってしまいます。
絞り込みすぎると、登録する人がいなくなる
ただし、注意点があります。絞り込みすぎないことです。
たとえば「ステップメールの文章の書き方を教えます」というページを作っても、そもそもステップメールを知っている人が少ないので、ほとんどの人は興味を持ちません。それよりも「ビジネスで売上を自動で生み出す方法を教えます」というページで多くの人に登録してもらい、その後のメールの中で「その方法の一つに、ステップメールという仕組みがあります」と伝えるほうが、結果として商品を届けられる人は増えていきます。
ランディングページの原則は「入口は広く」です。登録した時点ではあなたの商品に興味がない読者でも、その後のステップメールで伝えていくことで、見込み客になってもらえます。この考え方は教育が必要な理由で詳しく解説しています。
要素4:登録のお願いと分かりやすさ
ランディングページの一番の目的は、ステップメールに登録してもらうことです。だから、はっきりと登録をお願いし、登録ボタンを目立たせ、登録の方法を分かりやすく示します。
読者は、あなたが思っている以上に行動しません。ページを読んで興味を持っても、そのあと何をすればいいのか分からなかったり、登録フォームを探さなければならなかったりすると、すぐに閉じてしまいます。
- 大きな文字と目立つボタンで、登録の場所がすぐ分かるようにする
- 「登録する」「受け取る」など、次にすることを言葉ではっきり示す
- 登録してもらうことを最優先にし、ほかのお願いは後回しにする
最後の一つは特に大事です。ページの中にほかの記事へのリンクやSNSへの案内がいくつも並んでいると、読者の注意はそちらに分かれてしまいます。お願いする行動を1つに絞る考え方は、読者に多くの選択肢を与えないでまとめています。
4つの要素を入れるときによくある失敗
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 最初の画面で、何のページか分からない | 読者が「気になる」と感じる一言を一番上に置く |
| メリットが、書き手の伝えたいことになっている | 読者が一番魅力に感じることを、読者の言葉で書く |
| 誰でも登録できる内容にしている | 将来お客様になってほしい人が反応する言葉を使う |
| 専門的すぎて、入口が狭くなっている | 入口は広くし、詳しい話は登録後のメールで伝える |
| 登録ボタンがどこにあるか分かりにくい | 目立つ場所に置き、ほかのお願いは後回しにする |
3つ目と4つ目は、反対の方向の失敗です。広げすぎても、絞りすぎてもうまくいきません。「自分の商品に興味を持つ可能性がある人」までは入れて、「今すでに専門用語を知っている人」だけに絞らない。この「ゆるく」の加減が、属性の絞り込みのポイントです。
まとめ
- 登録率の高いランディングページには、興味性・登録すべき理由とメリット・属性のゆるい絞り込み・登録のお願いと分かりやすさの4つがそろっている
- 4つは読者の気持ちの流れに沿っていて、どれか1つが抜けると登録されにくくなる
- メリットは、書き手の伝えたいことではなく、読者が一番魅力に感じることで書く
- 属性は「入口は広く」を原則に、ゆるく絞り込む
- 登録の方法は一目で分かるようにし、お願いする行動は1つに絞る
まずは、今のランディングページを印刷するか画面に表示して、4つの要素それぞれに当たる部分に印を付けてみてください。印を付けられない要素があれば、そこが最初に書き足す場所です。
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