ブログで情報発信を続けていると、読者から「質問したい」「相談に乗ってほしい」と思ってもらえるようになります。でも、その連絡を受け取る窓口が分かりにくいと、せっかくの声が届かないままになってしまいます。
こういうとき、多くの方は「メールアドレスを載せておけばいい」と考えます。手軽ですが、実はこの方法には、迷惑メールが増えたり、大事なメールを見落としたりといった落とし穴があります。
結論から言うと、ブログには、分かりやすい場所にメールフォームを置いておくのがおすすめです。メールフォームがあれば、読者は迷わず連絡でき、あなたも必要な情報をそろった形で受け取れます。
この記事では、メールフォームを置く理由と、項目の決め方、自動返信の使い方、フォームを作る道具を選ぶ基準の4つのポイントをお伝えします。
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ブログにメールフォームが必要な理由
読者にとって価値のある情報を発信し続けていると、あなたに連絡したいと考える読者が現れます。内容はさまざまです。
- 記事についての質問
- 自分の状況についての相談
- 応援や感想のメッセージ
- 他のブログやお店からの提案や、仕事の依頼
こうした連絡の中には、あなたのお客様になってくれる人や、仕事につながる話も含まれています。連絡を受けやすい窓口を用意しておくことは、読者との関係を深めるための大切な準備です。
メールアドレスを直接載せると起きる3つの問題
メールアドレスを、ブログのサイドバーなどにそのまま載せる方法もあります。でも、この方法には次の3つの問題があります。
| 問題 | どういうことか |
|---|---|
| 1. 迷惑メールが増える | 公開されたアドレスが集められ、大量の迷惑メールが届くことがある |
| 2. 読者の手間が増える | 迷惑メール対策で「@」を別の記号にすると、書き直す手間で送るのをやめる人がいる |
| 3. 見落としが起きる | 読者からのメールが迷惑メールのフォルダに入り、気づかないことがある |
迷惑メール対策として、「@」を「●」などの記号に置き換えて載せる方法があります。ただ、読者にとっては、それを直して送るのは意外と面倒です。その一手間で、送るのをやめてしまう人も少なくありません。
また、せっかく届いたメールが、迷惑メールのフォルダに振り分けられたり、フィルターで消えてしまったりすることもあります。こうした問題を避けるためにも、メールフォームを使うのがおすすめです。
ポイント1:項目は「返事に必要なもの」だけにする
メールフォームは、入力してもらう項目を自由に決められます。読者が入力した内容は、あなたのメールに届きます。
質問や相談を受けるためのフォームなら、最低限、次の3つを用意します。
- 名前
- メールアドレス
- 質問・相談の内容
そのほかに、返事をするうえで知っておきたい情報があれば、項目を足します。たとえば、仕事の内容、今の状況、ブログのURLなどです。
項目を増やしすぎない
ただし、項目は多ければいいわけではありません。入力する欄が多いほど、読者は「面倒だな」と感じて、途中でやめてしまいます。足すのは「これがないと、きちんと返事ができない」ものだけにしましょう。 迷ったら、必須にせず「任意」にしておく方法もあります。
登録や問い合わせのフォームの項目の考え方は、登録フォームの入力項目とボタンでも解説しています。
ポイント2:自動返信で「届きました」を伝える
多くのメールフォームには、自動返信の機能があります。自動返信とは、フォームから送ってくれた人に、あらかじめ用意しておいた文章を自動で届ける仕組みのことです。
最低限、「送っていただいた内容を受け取りました」「いつごろまでに返事をします」ということを伝えておきましょう。送った側は、ちゃんと届いたのかどうかが分からないと不安になるからです。
自動返信の文章には、次のような内容を入れておくと親切です。
- 連絡をくれたことへのお礼
- 受け取った内容の控え(何を送ったか、あとで見返せるように)
- 返事までの目安の日数
- 返事が届かないときに、迷惑メールのフォルダを確かめてほしいというお願い
最後の一つは、見落とされがちです。あなたからの返事が、読者の側で迷惑メールに振り分けられることもあるからです。ひとこと添えておくだけで、「返事が来ない」というすれ違いを減らせます。
アンケートのお礼も、自動で届けられる
項目を工夫すれば、メールフォームは質問や相談だけでなく、アンケートにも使えます。
たとえば、アンケートの項目を並べたフォームを作り、自動返信の文章に、協力へのお礼と、お礼の資料を受け取れるページの案内を書いておきます。こうすると、あなたが一人ずつ送らなくても、答えてくれた全員に自動でお礼が届きます。
読者の声を集めるアンケートの考え方は、セミナー後アンケートの10項目でも紹介しています。質問の作り方は、ブログのアンケートにも応用できます。
ポイント3:フォームを作る道具は3つの基準で選ぶ
メールフォームを作る道具は、たくさんあります。ブログに機能を足す拡張機能として入れるもの、外部のフォーム作成サービスを使うものなど、形もさまざまです。名前で選ぶより、次の3つの基準で考えるのがおすすめです。
| 基準 | 確かめること |
|---|---|
| 1. 自分のブログで使えるか | 使っているブログの仕組みに対応しているか |
| 2. 必要な機能があるか | 項目の追加、自動返信、迷惑な送信を防ぐ仕組みがあるか |
| 3. 管理しやすいか | 届いた内容を見やすく、あとから探しやすいか |
自分で運営するブログなら、ブログに機能を足す拡張機能として入れる方法があります。無料のブログサービスなど、拡張機能が使えない場合は、外部のフォーム作成サービスを使い、そのリンクをブログに置く方法があります。料金や機能の最新の条件は、各サービスの公式情報で確かめてください。
ポイント4:個人情報の扱いを伝え、見つけやすい場所に置く
メールフォームでは、読者の名前やメールアドレスなどの個人情報を預かります。預かった情報をどう扱うのかを、フォームの近くやブログの中で伝えておきましょう。読者が安心して送れるようになります。
そして、フォームは見つけやすい場所に置きます。メニューやサイドバー、記事の最後など、読者が「連絡したい」と思ったときにすぐ目に入る場所です。フォームを作っても、どこにあるか分からなければ使われません。
メールフォームでよくある失敗
最後に、メールフォームでつまずきやすいところをまとめておきます。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| メールアドレスをそのまま載せている | メールフォームを用意する |
| 項目が多すぎて、途中でやめられる | 返事に必要な項目だけにする |
| 自動返信がなく、届いたか分からない | 受け取ったことと、返事の目安を自動で伝える |
| フォームがどこにあるか分からない | メニューや記事の最後など、目につく場所に置く |
| 届いた連絡に気づかず、返事が遅れる | 届いたらすぐ気づける受け取り先にしておく |
特に最後の一つは大事です。連絡をくれた読者は、あなたに興味を持ってくれている人です。できるだけ早く、丁寧に返事をすることが、信頼につながります。
まとめ
- 読者からの質問・相談・提案を受け取るために、ブログにはメールフォームを置く
- メールアドレスを直接載せると、迷惑メール・読者の手間・見落としの問題が起きやすい
- 項目は、返事に必要なものだけにする
- 自動返信で「届きました」を伝え、アンケートのお礼も自動で届けられる
- 道具は、使えるか・必要な機能があるか・管理しやすいかの3つで選ぶ
まずは、読者から連絡をもらうときに「これだけは知っておきたい」という項目を3つ書き出してみてください。それが、あなたのメールフォームの最初の形です。
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