休みの日も、なんとなく仕事のことが頭から離れない。友人や家族との予定を入れても、仕事の都合で変更することが多い。気づけば、楽しみの予定はいつも「空いていたら」の扱いになっている。そんな方は多いのではないでしょうか。
私も長い間、そうでした。会社員の頃も、起業したばかりの頃も、予定表はいつも仕事で埋まり、私生活は二の次でした。
結論から言うと、人生を楽しむことを優先したいなら、私生活の予定を先に決め、仕事はその残りの時間で回るように仕組みを作ることです。順番を入れ替えるだけで、時間の使い方は大きく変わります。
この記事では、私が私生活を優先するようになったきっかけの体験と、お金を稼ぐ目的を先に決める考え方、そして私生活を優先するための3つの手順を紹介します。
子どもと実家に帰って、釣りをした日のこと
少し前に、子どもと一緒に実家へ帰りました。目的は魚釣りです。
会社員の頃は、忙しすぎて、休みの日は昼まで寝たり、だらだら過ごしたりすることの方が多くありました。貴重な休みを使ってまで実家に帰る気にはならず、帰るのは正月かお盆くらいでした。
それが数年前から、子どもが実家での釣りを楽しみにするようになり、年に何度か帰るようになりました。私の父が船を持っていて、よく釣れる場所に連れて行ってくれるので、子どもは毎回大喜びです。この日も2時間ほどで50匹以上釣れて、アジやサバを晩ごはんにおいしくいただきました。
実家の近くには、イルカのショーが見られる施設もあり、帰るたびに見に行っています。もう10回以上は行っていると思います。そのあとも、自宅でサッカーの試合をテレビで観たり、スタジアムへ観戦に行ったり、新しいゲームを子どもと楽しんだりして過ごしました。
働いていない間にも、収益は発生していた
この間、私は仕事をしていません。それでも、その期間に紹介報酬(アフィリエイトの報酬)として発生した収益は72,743円でした。
これは、その期間にたまたま発生した実際の数字です。いつも同じ金額が入るという意味ではありません。ただ、仕組みを作っておくと、自分が遊んでいる間にも収益が生まれることがある。これは、ビジネスを自動化したことで得られた大きな変化でした。
このおかげで、最近は私生活のスケジュールを、仕事のスケジュールより先に決められるようになりました。もちろん、引き受けた仕事はきちんと行っています。
昔の私は、仕事の予定がすべてに優先していた
振り返ると、昔の私はまったく逆の生活をしていました。
会社員の頃は、月曜日から金曜日まで、仕事以外の予定を入れる余地はありませんでした。土日に入れた遊びの予定も、休日出勤や連日の残業、徹夜で変更せざるを得ないことがよくありました。
起業したばかりの頃は、お金を稼ぐことに必死で、いつも仕事のことが気になり、ほぼ年中無休の状態でした。
お金のことしか考えられなかった時期
特にうまくいかなかった時期は、1,000万円以上あった預金が見る見る減っていき、毎日お金のことばかり考えていました。頭の中は、ずっとお金のことでいっぱいでした。
ある程度稼げるようになってから、お金のことを考える時間は少しずつ減っていきました。今振り返ると、当時は本当に余裕がなかったと思います。
お金を稼ぐ目的を、先に決めておく
のんびり過ごしている時間をビジネスに回せば、もっと稼げるのかもしれません。その意味では、私生活に時間を使うことで、お金の面では損をしているのかもしれません。
でも、私はそれでいいと考えています。私がお金を稼ぐ理由は、家族との時間や趣味の時間をたくさん手に入れるためだからです。 自分の楽しみを犠牲にしながら、お金のためだけに行動する人生は望んでいません。
もちろん、お金がなければ余裕がなくなり、休みも減ります。だから、ビジネスにもある程度の時間は使います。それでも、長い目で見たときに、自分が楽しいと思える時間を一番多くできる方法を選びたいと考えてきました。
体が自由に動くうちに、楽しみたい
私がもう一つ大事にしているのは、それを体が自由に動くうちに実現することです。
私の趣味はサッカーやサーフィンです。お金や時間がどれだけあっても、年を重ねて体が思うように動かなくなれば、こうした趣味は満足に楽しめません。
だから、早い段階で一気に稼ぎ切るか、自分が働かなくても収益が生まれ続ける仕組みを作るか。私は後者を選び、仕組みづくりに力を注いできました。仕組みで自由な時間を作る考え方は、気軽にサッカーが出来る人生とできない人生でも書いています。
私生活を優先するための3つの手順
では、仕事に追われている状態から、私生活を優先できる状態へ、どう移っていけばいいのか。私がやってきたことを3つの手順にまとめます。
手順1:楽しみの予定を、先にカレンダーに入れる
まず、家族との予定、趣味の予定、休む日を、仕事の予定より先にカレンダーに入れます。「空いたら遊ぶ」ではなく、「遊ぶ日を決めてから、残りで仕事をする」という順番です。
先に予定があると、仕事の段取りもその日に合わせて考えるようになります。締め切りが見えるので、かえって仕事の集中力が上がることもあります。
手順2:自分がいなくても回る部分を、少しずつ増やす
次に、仕事の中で「自分がいなくても回る部分」を増やしていきます。
- 毎回同じ案内は、自動で届くようにする
- 一度作った教材や記事が、繰り返し読まれるようにする
- 他人の良い商品を紹介する形で、自分が動かなくても収益が生まれる入口を持つ
最初から全部を仕組みにする必要はありません。一つ仕組みができるたびに、私生活に使える時間が少しずつ増えていきます。長時間働くことより休むことを先に考える視点は、1日8時間労働よりも1日8時間睡眠でも紹介しています。
手順3:休みの過ごし方まで、仕事に決めさせない
最後に、休みの日の過ごし方を見直します。
昔の私は、「翌日からの仕事に備えて休む」のが当たり前でした。休みの過ごし方まで仕事の都合で決まっていたのです。今振り返ると、これでは休みの日を楽しめるはずがありませんでした。
天気のいい日は行きたい場所に出かけ、面倒な日は家でのんびり過ごす。休みの日は、自分がどう過ごしたいかで決める。この感覚を取り戻すだけでも、毎日の充実感は変わってきます。
お金を追いかける時期があってもいい
ここまで読んで、「今はそんな余裕はない」と感じた方もいるかもしれません。
でも、それで大丈夫です。私自身、起業してうまくいかない時期は、お金のことしか考えられませんでした。成功するまでの過程では、お金を追いかける時期はあると思います。今そういう時期にいるとしても、自分を責める必要はありません。
大切なのは、その時期がずっと続くと思い込まないことです。そして、稼いだ先で何をしたいのかを、心のどこかで持ち続けることです。
人はビジネスで一定以上を稼げるようになると、行動の理由が少しずつ変わっていく傾向があります。お金のためだけでなく、人に喜ばれることや、ビジネスを作る過程そのものを楽しむようになっていきます。
今の私の仕事は、やりたいことをやっているだけなので、苦痛ではありません。周りの人が成果を出していく姿を見られるのは、とても居心地の良いものです。それに、良い仲間がまた良い仲間を呼んでくれるので、一緒に仕事をするのも楽しくなりました。家族との時間を大切にする考え方は、家族で楽しく過ごせる幸せでも書いています。
まとめ
- 仕事の予定を先に埋めると、楽しみの時間はいつも後回しになる
- お金を稼ぐ目的(家族との時間、趣味の時間など)を先に決めておく
- 楽しみの予定を先にカレンダーに入れ、自分がいなくても回る部分を少しずつ増やす
- 休みの過ごし方まで、仕事に決めさせない
- お金を追いかける時期があってもいい。その先で何をしたいかを持ち続ける
まずは、来月のカレンダーを開いて、家族や趣味のための予定を1つ、仕事より先に入れてみてください。その予定に合わせて仕事の段取りを組むところから、順番の入れ替えは始まります。


