時代は常に変わり続けます。
ここ数年の間に、ビジネスを取り巻く環境は大きく変わりました。
そして、人の価値観や取り巻く環境も変わっていきます。
だから、ビジネスの方法自体も変わることは当たり前です。
昔から活躍しているコンサルタントが、いつまでも昔からの代わり映えのしないコンテンツを提供していますがそのままでは、確実に消えていきます。
それに今では、「変化のスピード」が圧倒的に早くなっているので今の自分の方法や考え方に固執せず、変化に合わせて柔軟に対応できることが重要です。
私のコンサルティングでもまずはマーケティングの構築を優先に行いますが、土台ができてからは臨機応変にクライアントさんの状況に合わせて全く別のアプローチで、ビジネスを組み立てることもあります。
販売に関する根本的な部分は変わりませんが、それに付随して組み立てる仕組みは、常にアップデートをして進化を続けています。
アメブロ内をリサーチすると分かりますが、何年も前に成功してブログを続けている人と、最近になって成功して売れ始めた人では「売れ方」に違いがあることに気が付きます。
一昔前に始めた人たちがしていたことは、「内容の充実したコンテンツをいかに作るか?」です。
見た目の単純な派手さではなく徹底的に内容の充実を追求し、読者の共感を得て巻き込む。
つまり、充実したコンテンツが最大の武器でした。
しかし、ここまでインターネットが普及した現代では「コンテンツの価値は0円化に向かう」ものです。
この流れに逆らうことは簡単ではありません。
例えば、音楽産業ですが、主流はCD販売からダウンロード販売に変わり、今では定額聞き放題が当たり前になりました。
これによりコンテンツ自体の価格は下落しました。
スマホを1台持っていれば、無料の情報などはいくらでも手に入ります。
情報の価値は無くなり、垂れ流されるものを暇つぶしに見る程度へ変わってきています。
コンテンツ自体の価値は無くなる・・・
この考え方に多くの人は、疑問を持ちながら引き続きコンテンツで勝負をしていました。
そして、コンテンツ「0円」時代は訪れました。
YouTubeに代表されるように、音楽は0円で聞けるので、定額での聞き放題もこの先は古いシステムになる時代が来てもおかしくありません。
コンテンツが垂れ流しとなり、無料で簡単に見れるのでコンテンツのライフサイクルも極端に短くなります。
音楽ネタのお笑い芸人が次々にブレイクして、一発屋として一瞬で消えていくのは、動画をいつでも何回でも見れるので、瞬間的に再生されすぎて、飽きられてしまうのです。
サイクルが短くなることで、変化のスピードはより速く進みます。
だからこそ、いかに早く、いかに少ない労力で、売れるかが重要となります。
このようにコンテンツ0円時代に突入した現代で、「読者が求める情報を提供すれば売れる」と信じて疑わないのであれば、世界を正しく見ることができていないと言わざるを得ません。
これでは、「浦島太郎」状態です。
現状把握を適切にできないので、苦労だけで成果の出ない世界からは抜け出せません。
・根本的な人間の普遍性を理解する
・時代に適応できる柔軟性を持つ
私たちには、この2つを常に求められます。
独立や起業をするための環境が良くなり、リスクやハードルが低くなっている今年は勝負の年になります。
難しいマーケティングは必要なく、インターネットを活用することで、どこでもビジネスができる。
自分自身で学ぶべきことや実践すべきことは減り続け、足りない部分を補うテクノロジーは、今後も発展していきます。
今日、不便だと感じたことが、半年先には解決しているかもしれません。
「もっと早く、もっと簡単に、もっと豊かに」
これは普遍的な時代の流れであり、ビジネスであっても例外ではありません。
ビジネスはますます簡単になっていく。
少し難しいことを勉強すると、何となく満足感を得ますが、確実に「結果」を出したいのであれば、今すぐに価値観を根本的に変えてみましょう。
情報の価値が無くなり、多くの苦労は不要となる。
本当に必要なものは、実は圧倒的に少ない。
本当に必要なことだけを、必要な分だけ実践すれば十分です。