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AIにいきなり書かせる人ほど、セールスレターは「どこかで見た文章」になります|セールスレターの書き方と、書く前に決める8つの材料

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この記事は約8分で読めます。

セールスレターを、AIに書かせてみた。でも、できあがった文章は、どこかで見たような言葉ばかり。そんなことはありませんか?

結論から言うと、AIに書かせる前に、8つの材料を決めます。材料はあなたが出します。組み立てと下書きは、AIに任せます。この分担にするだけで、文章は「あなたの商品の話」に変わります。

私は、セールスレターを作る手順をClaude Codeのスキル(手順書)にして、毎回同じ順番で作っています。この記事では、その順番を、AIを触ったことがある程度の人でも使える形で書きます。動画でも同じ内容を解説しています。

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いきなりAIに書かせると、どこかで見た文章になる理由

「セールスレターを書いて」とだけ頼むと、だいたい次の3つが起きます。

  • どこかで見たような文章になる
  • 「必ず」「誰でも」のような、言い過ぎの言葉が入る
  • あなたが言っていない実績や数字が入る

なぜでしょうか。AIは、材料が足りないと、よくある言葉で埋めるからです。読む人がどんな場面で困っているのか、何を試してダメだったのか。それをAIは知りません。知らないことは、どの商品にも当てはまる言葉で書くしかないのです。

そして、誰にでも当てはまる文章は、誰にも届きません。読む人は「これは自分のことだ」と思えた所でしか、手を止めないからです。

つまり、セールスレターが売れない原因は、文章の腕ではありません。書く前の材料が足りないことです。そもそもセールスレターが何のためにあるのかは、独自商品を売るならセールスレターを用意しようにも書いています。

私のセールスレターの手順

私の手順は、次の5段階です。

  1. 8つの質問に答える(材料を決める)
  2. 見出しを、型を変えて3案出してもらい、1つ選ぶ
  3. 下書きを作ってもらう
  4. 書いたあとの検品をする
  5. 画像は、置き場所の案を見てから作る

この記事の中心は、1の「8つの材料」です。ここが決まれば、残りはAIと一緒に進められます。

書く前に決める8つの材料

8つの材料は、3つに分けると覚えやすくなります。

分け方 材料
読む人を知る 1. 止まる場面/2. 試してダメだったこと/3. 本当の原因
信じてもらう 4. ほかとの違い/5. 根拠
決めてもらう 6. 申し込みを止める不安/7. 価格の比較相手/8. 今始める理由

読む人を知る材料(1〜3)

1. 止まる場面:読む人が、いつ、どこで、何をしようとして手が止まるか。「集客ができない」のような大きな言葉ではなく、「案内文を書こうとすると、1行目で手が止まる」のような場面で書きます。

2. 試してダメだったこと:読む人が、これまでに試して、うまくいかなかったこと。読む人は、ここを読んで「分かってくれている」と感じます。

3. 本当の原因:読む人が思っている原因と、本当の原因です。ここがレターの芯になります。

説明のための例で考えてみます。例えば、パン教室を始めたい人がいたとします。本人は「腕が足りないから始められない」と思っています。でも本当の原因は、始める順番を知らないことです。

思っている原因 本当の原因
腕が足りない 始める順番を知らない

この言い換えができると、レターの流れが決まります。「腕を磨く講座」ではなく「順番を知る講座」として読んでもらえるからです。ただし、本当の原因は、あなたの商品が解決するものにします。解決しない原因を言い切っても、申し込みにはつながりません。

信じてもらう材料(4〜5)

4. ほかとの違い:独学や、ほかの講座、外注と比べて、何が違うのか。これがないと、読む人は「ほかでもいいのでは」と迷います。

5. 根拠:実績、事例、自分の経験、やり方の中身。実績がまだ少なくても大丈夫です。自分が同じ悩みをどう抜けたかを話し、そのうえで、やり方の中身(手順・回数・作るもの)を具体的に見せます。「事例はまだ少ない」と正直に書いても構いません。

決めてもらう材料(6〜8)

6. 申し込みを止める不安:3つ書き出します。そして、よくある質問で、3つとも全部に答えます。答えは言い訳ではなく、事実と対処で書きます。料金のほかにかかるお金があれば、それも正直に書きます。

7. 価格の比較相手:読む人が、その価格を何と比べるか。存在しない「定価」や「通常価格」を作るのではなく、読む人が実際に比べそうな相手を書きます。

8. 今始める理由:締め切り・定員・季節など、今始める理由です。

期限や保証は、本当の理由があるものだけにする

8つ目の「今始める理由」には、大事な決まりがあります。期限や保証は、本当の理由があるものだけにすることです。

使わない 使う
理由のない期限 本当の理由がある期限
あおるための残り時間の表示 例:始まる前に、一人ずつ案内を送る準備があるから
理由のない「限定」 例:一人ずつ話を聞く時間を取るための定員

あおるための期限は、信頼を失います。読む人は、本当の理由があるかどうかを意外とよく見ています。理由をそのまま書けば、売り込まずに売れる形に近づきます。

最後の迷いを消す材料(欠点と向かない人・お客様の声・実績・期限と定員の理由・保証)の考え方は、良いことだけを書いた販売ページほど、申し込みは止まりますにくわしく書いています。

8つの材料は、AIに質問役をしてもらう

8つの材料を、一人で一から書く必要はありません。AIに、質問役をしてもらいます。

頼み方は、次の2つを書き添えるだけです。

セールスレターを書く前に、8つの質問を1つずつしてください。
実績や数字は、作らないでください。

答えに詰まったら、AIに案を2つか3つ出してもらって、選びます。ここで大事なのは、AIに任せる所と、自分で決める所を分けることです。

AIに任せる 自分で決める
1つずつ質問する どの案を使うか
案を2つか3つ出す 実績と数字
答えを表に整える お客様の声・保証・締め切り

実績・数字・お客様の声は、AIに作らせません。AIは、もっと良く見せようとして、あなたが言っていない数字を書くことがあるからです。

答えはメモに残しておきます。このメモが、下書きのときの材料になり、あとの検品でも「材料にない数字が入っていないか」を照らし合わせる元になります。

読む人を知るための問いを、もっと深く考えたいときは、販売ページが書けないのは、文章力の問題ではありませんの5つの問いも使えます。

販売ページに書く順番と、最後の迷いを消す5つの材料

販売ページに書く順番と、最後の迷いを消す5つの材料は、電子書籍『セールスレターを1か月書く人ほど、売れない』に1冊にまとめています。AIへの頼み方も載せています。この記事の内容を、自分の商品で一通りやってみたい人に向けた1冊です。

見出しは、型を変えて3案出し、自分で選ぶ

材料がそろったら、見出しです。見出しは、型を変えて3案出してもらいます。

型 形 例(パン教室・説明のための例)
逆説 〜なのに、〜できない本当の理由 パンは焼けるのに、教室が始まらない本当の理由
原因の言い換え 〜できないのは、〜ではなく〜が原因です 教室が始まらないのは、腕ではなく「順番」が原因です
問いかけ 〜で、止まっていませんか? 「いつか教室を」と思ったまま、止まっていませんか?

3案は、1つ目から3つ目の材料(止まる場面・本当の原因)の言葉で作ってもらいます。読む人が「自分のことだ」と分かる言葉が入るからです。

なぜ、最後は自分で選ぶのか。読む人の言葉を一番知っているのは、あなただからです。

そして、1つの見出しで約束するのは、1つだけにします。「必ず」「誰でも」のように、約束できない結果も書きません。

書いたあとの4つの検品

下書きができたら、検品です。見るのは4つです。

  1. 不安への答えの抜け:6つ目の材料で出した3つの不安に、よくある質問で全部答えているか
  2. 答えにない数字:材料のメモにない人数・割合・金額が入っていないか
  3. 言い過ぎ:「必ず」「絶対」「誰でも」「稼げる」などが入っていないか
  4. ぼんやりした変化:申し込んだあとの変化が、目で確かめられる場面になっているか

4つ目は、見落としやすいので例を出します。

ぼんやりしている 目で確かめられる
自信がつく メニューと価格がそろって、最初の生徒さんを募集している
前向きになれる 毎週決まった曜日に、申し込みの案内を出せている

私はこの4つを、毎回機械で確かめています。人の目だと、見落とすからです。

私がつまずいたこと

私も、つまずいたことがあります。

1つ目は、締め切りの日付に、違う曜日を書いていたことです。読む人が日付と曜日の両方を見て予定を立てると、混乱させてしまいます。それ以来、文章の中の日付と曜日は、暦と照らして機械で確かめています。

2つ目は、締め切りを延ばしたとき、直し漏れが出かけたことです。締め切りは、本文・ボタンの近く・残り時間の表示など、あちこちに出てきます。延ばすたびに全部を手で直すと、どこかが古いまま残ります。

そこで今は、価格と締め切りを1か所にだけ書き、そこから全部の場所にそろうようにしています。この仕組みは、セールスレターを毎回書き直す人ほど、締切の直し漏れが出ますにまとめています。

画像は、先に置き場所の案を見せてもらう

最後は画像です。いきなり画像は作りません。

  1. どこに、どんな画像を入れるかを、点線の枠で見せてもらう(置き場所の案)
  2. 自分で確かめる
  3. 確かめてから、画像を作る

先に置き場所を決めるのは、作ってから「ここではなかった」となるのを防ぐためです。私は次の決まりも置いています。

  • 価格・特典・よくある質問・申し込みの所には、写真を入れない(金額とボタンを目立たせるため)
  • 人物は、実在の人に似せない
  • できた画像は、文字やロゴが写り込んでいないか、目で見る

まとめ

  • いきなりAIに書かせると、材料が足りない所をよくある言葉で埋めるので、どこかで見た文章になる
  • 書く前に8つの材料を決める(止まる場面・試してダメだったこと・本当の原因・ほかとの違い・根拠・申し込みを止める不安・価格の比較相手・今始める理由)
  • 材料はAIに質問役をしてもらって集める。ただし実績や数字は作らせない
  • 期限や保証は、本当の理由があるものだけにする
  • 見出しは型を変えて3案出してもらい、自分で選ぶ。約束は1つだけ
  • 書いたあとは4つの検品(不安への答えの抜け・答えにない数字・言い過ぎ・ぼんやりした変化)
  • 画像は置き場所の案を見てから作る

まずは、売りたい商品について、申し込みを止める不安を3つ書き出してみてください。それが、よくある質問の材料になり、8つの材料の最初の1つになります。

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