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VSLは販売ページに貼るだけではもったいない|効果が出やすい2つの置き場所「1ページで売る入口」と「購入直後の追加の案内」

where-to-use-vsl VSL(ビデオセールスレター)
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VSL(ビデオセールスレター)を作ってみた。でも、どこに置けばいいのか分からず、とりあえず販売ページの一番上に貼っただけ。そんな状態の方は多いのではないでしょうか。

せっかく時間をかけて作った動画です。置き場所を少し考えるだけで、同じ動画でも働き方が大きく変わります。

結論から言うと、VSLの効果が出やすい置き場所は2つあります。1つは「1ページで売る入口」、もう1つは「購入直後の追加の案内」です。どちらにも共通するのは、見る人が長い文章を読む負担を減らせる場所だということです。

この記事では、この2つの置き場所の考え方と、押し売りにしないための注意点、そしてステップメールやチャレンジ企画との組み合わせ方をお伝えします。VSLの作り方そのものは、VSLを作る4つの手順で解説しています。

VSLが力を出すのは「読む負担」を減らしたい場所

置き場所を考える前に、VSLの強みを整理しておきます。

販売ページは、読む人が自分でスクロールして、文章を追って、内容を理解する必要があります。つまり、読む側に「がんばって読む」労力がかかります。興味がある人には問題ありませんが、少し疲れていたり、スマホで移動中だったりすると、途中で読むのをやめてしまうこともありますよね。

一方、VSLは再生ボタンを押せば、あとは流れてくる声とスライドを見ているだけで内容が分かります。見る人の労力が少ない。これがVSLの一番の強みです。

だからこそ、VSLが特に力を発揮するのは、次のような場面です。

  • まだ関係が浅く、長い文章を読んでもらうのが難しい場面
  • すでに一度判断を終えていて、もう一度長い文章を読む気力が残っていない場面

この2つにそれぞれ当てはまるのが、「1ページで売る入口」と「購入直後の追加の案内」です。VSLの基本的な考え方は、VSLとは何かでまとめています。

置き場所1:1ページで売る入口

1つ目の置き場所は、1ページだけで商品を案内する入口です。

ブログの記事やSNSの投稿からリンクをクリックすると、すぐに動画のあるページが開く。そこでVSLを見てもらい、興味を持った人がそのまま申し込む。間に登録ページや長い動画シリーズを挟まない、とてもシンプルな流れです。

なぜ最初の仕組みに向いているのか

販売の仕組みというと、無料の特典で登録してもらい、何通もメールを送り、長いセミナー動画を見てもらって、という大きな流れを思い浮かべる方が多いと思います。もちろん、それも有効な方法です。

ただ、最初からそれを全部作ろうとすると、準備で止まってしまいます。長いセミナー動画を作るには、長い台本と大量のスライドが必要です。メールも何通も書かなければなりません。完成する前に力尽きてしまう方も少なくありません。

1ページで売る入口なら、必要なのは短いVSLと、それを置くページ1枚だけです。

大きな販売の流れ 1ページで売る入口
作るもの 登録ページ・メール・長い動画など 短いVSLとページ1枚
準備の負担 大きい 小さい
向いている段階 商品の売れ方が分かってから 最初の仕組みを作る段階

まず小さく作って、商品がどう受け止められるかを確かめる。 反応が分かってから、必要に応じて大きな流れに育てていけばいいのです。いきなり大きな仕組みを作るより、この順番のほうが無駄がありません。私が大事にしている「仕組み化」も、最初から完璧な形を目指すのではなく、小さく作って育てていくものです。

入口のVSLで気をつけること

ブログやSNSから来た人は、まだあなたのことをよく知らない場合がほとんどです。だから、入口のVSLでは、いきなり商品の説明から始めないことが大切です。

  1. 見る人の悩みや状況を言葉にする
  2. なぜその悩みが解決しないのか、原因を整理する
  3. 解決の考え方を伝える
  4. その考え方を実践する手段として、商品を案内する

この順番で話すと、「急に売り込まれた」という感覚になりにくくなります。

たとえば、忙しくて家計の見直しができない共働きの人に向けて、家計管理の講座を案内する人がいたとします。動画の冒頭で「毎月なんとなくお金が残らない」という状況を言葉にし、原因は「時間がないこと」ではなく「見直す順番が決まっていないこと」だと整理する。そのうえで、順番どおりに進められる講座を案内する。こう組み立てると、見る人は自分の話として聞いてくれます。

もう一つ、入口のページには、動画を見ずに離れる人もいることを前提にしておきます。動画の上に「この動画で分かること」を短く書いておくと、再生するかどうかの判断材料になります。

置き場所2:購入直後の追加の案内

2つ目の置き場所は、商品を購入した直後に表示する、追加の案内のページです。いわゆるアップセルと呼ばれるものです。

たとえば、文章講座を購入した人に、「添削サポートも付けられます」と案内するような場面を想像してみてください。購入した直後のページで、関連する追加の商品やサービスを紹介します。アップセルの考え方は、クロスセル・アップセル・ダウンセルの考え方で詳しく解説しています。

もう一度、長いページを読ませない

購入直後の人は、少し前に「この商品を買うかどうか」をじっくり考えて、判断を終えたばかりです。販売ページを読み、迷い、決断した。それだけで、かなりのエネルギーを使っています。

そこにまた長い販売ページを出したらどうでしょう。「また読むのか」と感じて、内容を確かめる前にページを閉じてしまうかもしれません。

ここでVSLが役に立ちます。短い動画で、追加の案内の要点だけを端的に伝える。何が手に入るのか、なぜ今買った商品と組み合わせると良いのか、どんな人に向いているのか。見る人は再生して聞くだけで、追加するかどうかを判断できます。

押し売りにしないための線引き

購入直後の案内は、使い方を間違えると押し売りになりやすい場所でもあります。私は次のことを守るようにおすすめしています。

  • 今買った商品と本当に関係のあるものだけを案内する:関係の薄い商品を並べると、売り込まれた印象だけが残ります
  • 断りやすくする:「今回は追加しない」を選びやすいボタンや文言を、はっきり置きます
  • 期限や限定は、本当の理由があるときだけ事実として伝える:たとえば「購入直後のこのページでだけ案内している価格」なら、その事実をそのまま書けばいいだけです。根拠のないカウントダウンや、焦らせる演出は使いません
  • 必要ない人には、追加しないことをすすめてもいい:「最初の商品だけで十分な人もいます」と添えるだけで、信頼が残ります

売り込まずに選ばれる。その考え方は、購入直後の案内でも同じです。焦らせて買ってもらっても、あとで後悔されれば、次の関係は続きません。

動画の下には、要点を文字でも置く

どちらの置き場所でも、もう一つやっておきたいことがあります。それは、動画の下に、動画で話した要点を文字でも書いておくことです。

VSLは見る人の負担が少ない一方で、あとから内容を見返しにくいという弱点があります。「さっき言っていた中身は何だったっけ」「価格はいくらだったかな」と思っても、動画を巻き戻して探すのは面倒です。

そこで、動画の下に次のような情報をまとめておきます。

  • この商品で手に入るもの(一覧にする)
  • どんな人に向いているか
  • 価格と支払い方法
  • 申し込みの方法と、問い合わせ先

文字で確かめられると、見る人は納得してから申し込めます。勢いで申し込んで、あとで「思っていたのと違った」となることも減らせます。また、音を出せない場所で見ている人や、動画より文字で読みたい人にも内容が届くようになります。

動画は「流れと気持ちを伝えるもの」、文字は「中身を確かめるもの」。この役割分担をしておくと、どちらか一方だけよりも伝わりやすくなります。

ステップメール・LP・チャレンジ企画との組み合わせ方

VSLは、単独で使うだけでなく、ほかの仕組みと組み合わせることで働き方が広がります。代表的な組み合わせを3つ紹介します。

ステップメールと組み合わせる

登録してくれた人に自動で届くステップメールの中で、「詳しくはこちらの動画で」とVSLへ案内する方法です。メールの文章では伝えきれない流れや熱量を、動画で補えます。

メールは毎回長く書く必要がなくなり、「今日は短い動画を見てください」と一言添えるだけで済みます。書く側の負担も、読む側の負担も軽くなります。

LP(ランディングページ)と組み合わせる

LPの一番上にVSLを置き、その下に文章で詳しい内容を書く形です。動画を見たい人は動画で、文章で読みたい人は文章で、それぞれ自分に合った方法で内容を確かめられます。

このとき、ページの出口(申し込みボタン)は一つに絞ります。動画を見終わった人がどこを押せばいいか迷わないようにしておくことが大切です。

チャレンジ企画と組み合わせる

私がおすすめしている3日間のチャレンジ企画とも、VSLは相性が良いです。たとえば、次のような使い方が考えられます。

  • 募集の入口で使う:チャレンジ企画の内容と、参加すると何ができるようになるのかを短い動画で伝え、参加を迷っている人の判断を助ける
  • 3日間に参加できなかった人へのフォローで使う:3日間の要点を短くまとめた動画を用意し、あとから見られるようにする

ただし、チャレンジ企画の中心は、参加者に実際に手を動かしてもらい、必要な人と個別面談で向き合うことです。VSLはあくまで、その流れを助ける補助役として使います。個別面談の代わりに動画で売り切ろうとすると、チャレンジ企画の良さが活きなくなります。

組み合わせる相手 VSLの役割
ステップメール 文章で伝えきれない流れと熱量を補う
LP 動画で見たい人の入口を用意する
チャレンジ企画 参加の判断を助け、参加できなかった人をフォローする

まとめ

  • VSLが力を出すのは、見る人の「読む負担」を減らしたい場所
  • 置き場所1は「1ページで売る入口」。短い動画とページ1枚で、最初の仕組みを小さく始められる
  • 置き場所2は「購入直後の追加の案内」。もう一度長いページを読ませず、要点を端的に伝える。期限や限定は本当の理由があるときだけ事実として伝える
  • 動画の下には要点を文字でも置き、見返せるようにする
  • ステップメール・LP・チャレンジ企画と組み合わせると、VSLの働き方が広がる

次の一歩として、まずは今ある商品の中から1つを選び、「1ページで売る入口」を小さく作ってみてください。台本の流れは、VSLの台本の流れが参考になります。