昔からインターネットビジネスをしている人は数多くいますが、そのほとんどが数年で消えていきます。
一昔前には、月収500万円くらい稼いでいた人でも、今では10万円を稼ぐのがやっとだったり、ほとんどゼロになり、やめていく人たちが後を絶ちません。
昔からビジネスの世界にいる人達はそれなりの経験もしてマーケティングやライティングに関する知識は私以上ですが、それでも、売り上げが全然伸びない人が数多くいます。
そんな人たちと話をする機会があったのですが、話を聞いているとその理由がすぐに分かりました。
原因は、
「テクニックに溺れすぎている」
もっと詳しく言うと、
「テクニック」ばかりに気を取られ、「人」のことを考えていない。
全てこれに当てはまります。
そのような人達は、
「どうすればもっと稼げるのか?」
ということにばかり、意識が行ってしまい、商品を買ってくれる人のことを全然考えていません。
彼らの文章を読むと、確かに凄くレベルの高い文章です。
でも、それを読んで誰が喜ぶのか?何を学べるのか?
よく分からない内容です。
稼げない人には典型的な特徴がありますが、ほとんどの人は自分では気が付いていません。
そんな人には、
「ビジネスを何だと思っているんですか?」
と質問することがあります。
あなたはなぜ人はあなたにお金を払ってくれるのか考えたことがありますか?
マーケティングのテクニックを仕掛けたからですか?
感情を刺激して、購買意欲をかきたてたからですか?
いい商品を紹介したからですか?
その時は気分が良かったからですか?
それらも正解の一つだとは思いますが、それよりも根本的な事を考えると
「お金は人に価値を提供した対価」
だということが前提になければなりません。
分かりやすく言い換えると、
「お金を稼ぎたいのであれば、人に喜ばれることをしましょう」
ということです。
人に喜ばれないのに、お金を貰うという思考は詐欺師の思考です。
お金を搾取しているということであり、これはもうビジネスではありません。
私は社会人経験も長いので、一定時間働けばお金がもらえるという感覚は理解しています。
それとは逆に起業してからは、どんなに一生懸命に働いても収入がゼロの月もありました。
そのときはどうすれば稼げるのかばかりを考えていたのを覚えています。
その後にたどり着いたのは、どうすれば人が喜ぶものを提供できるかという思考です。
私自身もつまらないものや、独りよがりのメッセージではなく、価値を提供してくれる人にお金を払いたいと考えていました。
だからこそ、
お金は働いた対価ではなく、人を喜ばせた対価である
という考えを受け入れることができました。
自分の考えを正しく届ける手段としてマーケティングのテクニックや、ライティングスキルを
磨きました。
感情を刺激したり、心理誘導をしたりして何とかお金を払わせようとするのは、ビジネスの本質ではなく、そんな手法をいつまでも続けていては、すぐに人は離れていきます。
だから、お金を稼ぐことにばかりに意識が行っている人は一時期は稼げてもその後に消えていく運命にあります。
そして、そんな人に限って、「金儲け」=「後ろめたい」みたいなことを考えている人が多いのですが
やはり考えが歪んでいるからでしょう。
なぜなら、「お金儲け」=「人を喜ばせる」であれば、どんどんお金儲けをすればいいからです。
あなたもぜひ多くの人を喜ばせて、お金を稼いでください!