「新時代のビジネススキル」が手に入る無料講義はコチラ

最終日に売り込むと面談は埋まりません|Day3を「整理する日」にする11ステップ

day3-structure チャレンジ企画
この記事は約8分で読めます。

この記事はチャレンジ企画 完全ガイドの第4章 3日間の中身を作る「4-3 Day3は「整理する日」」です(全35記事)

Day1もDay2も、参加者の反応は悪くなかった。宿題もそれなりに出てきた。それなのに、最終日に個別面談を案内したとたん、空気がすっと冷えてしまう。

「最後に売り込まれた感じがした」「急に営業が始まった」。そう思われるのが怖くて、面談の案内そのものを小さな声で済ませてしまう。そんな方は、とても多いです。

結論から言うと、Day3は「売る日」ではなく「整理する日」です。3日間を振り返り、小さな前進を実感してもらい、ここから先の課題を整理する。そのうえで、必要な人にだけ面談を案内します。この順番を守るだけで、案内は驚くほど自然になります。

この記事では、Day3の目的、11ステップの流れ、一人で進める壁の伝え方、面談に向いている人・向いていない人の示し方までを、順番にまとめました。

最終日に売り込むと、面談が埋まらない理由

最終日になると、どうしても商品や面談の案内を急ぎたくなりますよね。開催する側からすれば、3日間の準備はここにつなげるためのものです。気持ちはよく分かります。

ただ、振り返りも課題の整理もないまま商品説明に入ると、参加者の頭の中はこうなります。「今日は何の話だったんだろう」「結局、これを売りたかったのか」。自分の課題がはっきりしていない人にとって、面談は必要なものに見えません。

原因は、話し方のうまさでも、商品の良し悪しでもありません。参加者が「自分はどこまで進んで、何が残っているのか」を理解する前に、案内を出してしまっているという順番の問題です。

逆に、3日間を振り返って自分の課題がはっきりした人は、自分からこう感じます。

  • ここから先は、個別に相談した方が早そうだ
  • 自分の場合はどう進めればいいか聞いてみたい
  • 次のステップを一緒に整理してもらいたい

こう感じた状態で面談を案内するから、売り込みにならないのです。チャレンジ企画全体の流れは、チャレンジ企画の完全ガイドで地図として整理しています。

Day3の4つの目的

Day3でやることは、次の4つです。

  1. 3日間の学びと行動を振り返る
  2. 小さな前進を実感してもらう
  3. 今後の行動と課題を整理する
  4. 必要な人を個別面談へ自然に案内する

ポイントは、4つ目が最後にあることです。面談の案内は、前の3つが済んでいるからこそ意味を持ちます。

参加者がDay3を終えるときに、次のことが本人の中で言葉になっているのが理想です。この3日間で何が整理できたのか。何に気づいたのか。まだ何が残っているのか。一人で進めるとどこで止まりそうか。個別に相談すると何が整理できるのか。

ここまで整理できていれば、面談は「売られる場」ではなく「次に進むための場」に見えてきます。

Day3の11ステップ

Day3は、次の11ステップで組み立てます。

ステップ やること ねらい
1 冒頭の挨拶 最終日まで来てくれたことへの感謝を伝え、気持ちを整える
2 Day1・Day2の振り返り 3日間で何をしてきたかを思い出してもらう
3 小さな成果の確認 「前に進んでいる」と実感してもらう
4 今後続けるべき行動 3日間で終わりではないことを伝える
5 一人で進める場合の壁 ここから先で止まりやすい場所を示す
6 バックエンド商品で解決できること 課題とつなげて、商品の役割を説明する
7 個別面談の案内 面談の目的をはっきり伝える
8 面談に向いている人・向いていない人 対象を示し、判断しやすくする
9 申込方法 何をすればいいかを具体的に伝える
10 アンケート案内 面談前に状態を把握する
11 まとめ 次の行動まで分かる形で締める

表にすると、商品の話が出てくるのは6番目です。それまでの5つは、すべて参加者の整理のために使います。

ステップ1〜3:振り返りと小さな成果

冒頭では、ここまで参加してくれたことへのお礼を伝えます。そのうえで「今日は3日間を振り返りながら、ここから先に何をすればいいかを整理します」と、今日の役割を先に伝えておきます。

振り返りは、単なる復習ではありません。Day1では全体像を知って現在地を整理した。Day2では改善ポイントを見つけて小さな実践案を作った。こう並べることで、参加者は「自分はこの3日間でこれだけやってきた」と実感できます。

続けて、3日間で得た小さな成果を講師の側から言葉にしてあげます。たとえば、自分の現状が整理できた。見込み客の悩みが見えた。どこで止まっていたかが分かった。企画のコンセプトが見えてきた。「まだ完璧ではないけれど、前に進んでいる」と感じてもらうことが目的です。

ステップ4〜5:これからの行動と、一人で進める壁

次に、3日間のあとに何を続ける必要があるかを伝えます。ここでやることを全部並べると、参加者は圧倒されてしまいます。「最初に取り組むこと」「気をつけること」「個別に相談すると早いこと」の3つに分けて見せると、受け取りやすくなります。

そして、一人で進める場合に起きやすい壁を伝えます。ここは面談につながる大事なパートですが、不安を煽る場所ではありません。現実によく起きることとして、淡々と伝えます。伝え方は次の章で詳しく書きます。

ステップ6〜8:商品と面談の案内

ここで初めて、商品の役割を説明します。商品の説明だけが浮かないように、3日間で見えてきた課題とつなげることが大切です。「ここから先の準備を一人で進めるのが不安な方のために、このサポートがあります」という位置づけです。

商品は、売るために突然出すものではありません。課題を解決する手段の一つとして紹介します。3日間の内容と商品がきちんとつながっていれば、ここで違和感は生まれません。3日間と商品のつなげ方は、バックエンド商品の本当の役割で詳しく解説しています。

面談の案内では、面談が何をする場なのかをはっきり伝えます。現状を整理する場、課題を明確にする場、次に何をすればいいかを確認する場、自分に合った進め方を相談する場、サポートが必要かどうかを確かめる場。「自分の場合は何から進めればいいかを整理したい方は、面談でご相談ください」と伝えると、目的が伝わりやすくなります。

ステップ9〜11:申込方法、アンケート、まとめ

申込方法は、あいまいにしないでください。アンケートに答える、希望の欄にチェックを入れる、日程を選ぶ、事前の質問に答える。この流れを一つずつ説明し、締切もはっきり伝えます。「回答いただいた順にご案内します」と添えると、次の行動に移りやすくなります。

アンケートは、感想を集めるためだけのものではありません。学んだこと、整理できたこと、残っている課題、面談の希望。面談の前に参加者の状態をつかむための材料であり、次回の改善材料にもなります。項目の作り方はセミナー後アンケートの10項目にまとめています。

最後のまとめでは、煽る必要はありません。参加者が「今の自分に必要なら申し込めばいい」と、自分で判断できる状態を作って終わります。

「一人で進める壁」は、煽らずに伝える

Day3で一番気を使うのが、ステップ5の「一人で進める場合の壁」です。ここを間違えると、それまでの3日間の信頼が崩れてしまいます。

たとえば、チャレンジ企画づくりを一人で進めると、次のような場所で止まりやすくなります。

  • WHO(誰に届けるか)が広いままになる
  • WHAT(何を届けるか)が抽象的なままになる
  • 3日間で約束する成果が大きくなりすぎる
  • 台本にノウハウを詰め込みすぎる
  • 宿題が難しくなり、提出されなくなる
  • 最終日の案内が売り込みっぽくなる
  • 面談や提案の流れが不自然になる
  • 開催後に、どこを直せばいいか分からない

大事なのは、言い方です。「あなた一人では無理です」と伝えると、相手は否定されたと感じます。そうではなく、「一人で進めると、ここで止まる人が多いです。個別に整理すると早く前に進めます」と伝えます。

前者は相手の能力の話で、後者は構造の話です。止まりやすい場所があるのは、その人の才能のせいではありません。誰がやっても止まりやすい場所がある、というだけのことです。こう伝えると、参加者は責められたとは感じずに、自分の状況と照らし合わせて考えてくれます。

面談に「向いていない人」も伝えておく

面談の案内でよくあるのが、「どなたでもお気軽にどうぞ」という言い方です。親切そうに見えますが、実はこれが面談の質を下げてしまいます。

誰でも来てくださいと言うと、参加者は自分が対象なのか判断できません。また、今は必要ない人まで来てしまい、お互いの時間を使ってしまいます。だからこそ、向いている人と向いていない人を先に伝えておきます。

向いている人 向いていない人
商品を販売したい、実際に作りたい 行動するつもりがない
何から始めればいいか相談したい 無料の情報だけ欲しい
募集文や台本の方向性を整理したい 届ける意思がない
面談や提案の流れを作りたい AIに丸投げすればうまくいくと思っている
課題を整理するつもりがない

向いていない人を示すのは、突き放すためではありません。本当に必要な人が「これは自分のことだ」と安心して申し込めるようにするためです。

私自身、個別相談で25人中23人に申し込んでいただいたことがあります。特別なトークがあったわけではありません。3日間で課題が整理された人が、目的のはっきりした面談に来てくれた。その結果です。面談そのものの進め方は、カウンセリングセールスの10ステップで解説しています。

Day3の構成を見直す6つのチェック

AIを使うと、Day3の構成のたたき台はすぐに作れます。WHO・WHAT・HOW、各日の宿題、3日間の小さな成果、商品の情報を渡せば、11ステップに沿った形で出してくれます。

ただし、AIが出した構成は、案内の部分が強くなりすぎることがあります。自分の商品と参加者の状況に合わせて、次の6つで見直してください。

  1. いきなり売り込みになっていないか(振り返りと課題の整理が先にあるか)
  2. 小さな成果を実感できるか(「前に進んだ」と感じられるか)
  3. 課題を、煽りではなく現実的な壁として伝えているか
  4. 商品が、3日間の内容とつながった解決手段になっているか
  5. 面談の目的がはっきりしていて、安心して申し込めるか
  6. 申込方法が具体的で、迷わず動けるか

一つでも引っかかったら、その部分だけ直せば十分です。全部を作り直す必要はありません。講座ではAIへの依頼文も用意していますが、最後に判断するのはあなた自身です。

まとめ

  • Day3は「売る日」ではなく「整理する日」
  • 振り返り→小さな成果の確認→課題の整理→自然な案内、の順番を崩さない
  • 一人で進める壁は、能力の話ではなく「止まりやすい場所」として伝える
  • 面談は目的と対象をはっきりさせ、向いていない人も示しておく
  • 申込方法は具体的に。最後は煽らず、本人が判断できる状態で締める

まずは、あなたのDay3の流れを11ステップの表と並べてみてください。商品の話が6番目より前に出てきていたら、そこが最初に直す場所です。