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仕事が2倍速になるAIライティング術|AIに書かせても速くならない人は「任せる場所」がずれています、講座の準備を2週間少々にした私の分け方

rev-4339 AIライティング
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この記事は仕組み化・自動化 完全ガイドの第7章 AIで作業を減らす「7-1 AIに任せる仕事と任せない仕事」です(全40記事)

一人、あるいは少ない人数でオンラインビジネスを回していると、一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。

「自分がもう一人いれば、どれだけ楽になるだろう」

私も、何度そう思ったか分かりません。商品を作り、お客様を集め、価値を届け続ける。とてもやりがいのある仕事ですが、現実には「やることが多すぎる」と感じる毎日でした。

結論から言うと、この忙しさの正体の多くは「書く作業」です。そして書く作業は、AIに上手に任せることで大きく短くできます。私自身、新しい講座の準備に最低でも1か月以上かかっていたのが、AIを使うようになってから2週間少々で終わるようになりました。

ただし、AIに何でも任せれば速くなるわけではありません。任せる場所を間違えると、かえって手直しに時間がかかります。この記事では、私の体験をもとに、AIに任せる仕事と任せない仕事の分け方、そして使いこなすための3つの手順をお伝えします。

オンラインビジネスは「書く作業」でできている

少し想像してみてください。オンラインで商品を売るまでに、どれだけの文章が必要でしょうか。

  • 集客:ブログ記事、SNSの投稿、動画や音声配信の台本、広告の文章
  • 見込み客との関係づくり:メルマガやLINEの配信、無料セミナーの台本、無料の資料
  • 販売:販売ページ、案内のメール、決済ページの説明文、申し込み後のメール
  • 商品の提供:講座のスライド、補足資料、コミュニティへの投稿

動画や音声で届ける場合も、その前に「何を話すか」という構成や台本が要ります。集客から販売、商品の提供まで、ほとんどの段階に文章を書く作業が入っている。これがオンラインビジネスの実態です。

これだけの量を一人でこなそうとすると、どこかで手が回らなくなります。「ブログを書かなきゃいけないのに、メルマガも送れていない」「新しい商品の販売ページを作りたいのに、毎日の投稿で手一杯」。私のまわりでも、同じ悩みで止まってしまう方をたくさん見てきました。

1人で抱え込んでいた頃、講座の準備に1か月以上かかっていた

「それなら、誰かに手伝ってもらえばいい」と思うかもしれません。私も外部のライターさんにお願いしたことがあります。

ただ、自分の考え方や、お客様への伝え方まで含めて文章を任せるのは、思った以上に難しいものでした。意図を細かく伝える必要があり、何度もやり取りをするうちに、結局は自分で書き直すことが増えていきました。人に仕事を任せる力が、当時の私に足りなかった面もあると思います。

その結果、ビジネスの中心になる文章は、ほとんど私一人で書いていました。ビジネスパートナーはいましたが、セールスの文章や講座の中身を代わりに作れるわけではありません。

新しいオンライン講座を企画し、中身を作り、販売ページを用意して公開するまでに、どんなに急いでも最低1か月以上。通常は2〜3か月かかり、ひどいときには半年たっても「まだ準備中」ということもありました。

時間がかかっていた場所は、はっきりしていました。講座の中身を作る作業と、販売の原稿を書く作業です。書く作業が、ビジネス全体の速さを決めるボトルネックになっていたのです。

AIを使うようになって、何が変わったか

そんな状況を変えてくれたのが、文章を作れる生成AIでした。使い始めた頃は試行錯誤の連続でしたが、使い方が分かってくると、仕事の進み方がはっきり変わりました。

いちばん大きかったのは、先ほどの講座の準備です。最低1か月以上かかっていた「新しい講座の作成から販売の準備まで」が、2週間少々で終わりました。およそ2倍の速さです。

セールスレターの原稿が、実質1時間程度に

以前の私は、販売ページの原稿を書くのに1週間以上かけていました。パソコンの前で書いては消し、書いては消しの繰り返しです。

それが、AIを使うことで、実質1時間程度で原稿を書き上げられるようになりました。ここで大事なのは、AIが勝手に書いてくれたわけではないことです。「何を、誰に、どんな順番で伝えたいか」という核は、私が持っていました。それを材料としてAIに渡し、叩き台を作ってもらい、私が直して仕上げています。

動画の文字起こしから、電子書籍の原稿を作る

私はよく、無料の電子書籍を用意して、興味を持ってくれた方にメールアドレスを登録していただく方法を使います。この電子書籍も、一から書くとかなりの時間がかかります。

そこで、元になる動画の文字起こしをAIに渡し、「この内容を、読者に向けた電子書籍の原稿として組み直してください」と頼むようにしました。話し言葉を書き言葉に直し、章立てを整え、重なる部分を削る。以前は動画を撮ったあと、重い腰を上げて書いていた作業が、ほとんど手間なく進むようになりました。

AIに任せる仕事、任せない仕事

ここまで読むと「全部AIに書いてもらえばいい」と思うかもしれません。でも、それをすると失敗します。AIは、何もないところから良いアイデアを生み出すのは得意ではありません。一方で、あなたが用意した材料を広げたり、整えたりするのはとても得意です。

私は、仕事を次のように分けています。

人がやる AIに任せる
考える 誰に何を届けるか、商品の核、伝えたい主張 考えを広げるための質問、見落としの指摘
材料 自分の体験、お客様の声、実際の数字 材料の整理、要約、並べ替え
書く 最後の判断と仕上げ 叩き台、言い換え、長さの調整、形式の変換
確かめる 事実の確認、自分の言葉になっているか 誤字や分かりにくい表現の洗い出し

AIは「アシスタント」であって、「経営者」ではありません。「なんかいい感じのブログ記事を書いておいて」では、どこかで見たような文章しか返ってきません。これは、人の部下に仕事を頼むときと同じですよね。

AIの回答をそのまま公開すると、事実の誤りや、他の人の文章に似てしまう問題も起きます。使うときの注意点は、生成AIをビジネスで使うときに守りたい注意点にまとめています。

AIを使いこなす3つの手順

では、明日からどう使えばいいのでしょうか。次の3つの手順で進めてみてください。

  1. 自分の時間を奪っている「書く作業」を1つ選ぶ:毎週くり返している作業がおすすめです
  2. AIに渡す材料をそろえる:誰に向けたものか、何を伝えたいか、自分の体験や過去の文章を用意する
  3. 叩き台を直して、直し方を覚えさせる:どこを直したかを伝えると、次から精度が上がっていきます

特に2つ目が、結果を大きく分けます。AIの回答が物足りないときは、多くの場合、AIではなく渡している材料が足りません。材料の渡し方は、AIに渡すべき10の材料とマザープロンプトの作り方で詳しく解説しています。

また、以前少し触ってみて「あまり使えない」と感じてやめてしまった方もいるかもしれません。AIの性能は、ここ数年で大きく上がっています。頼み方の基本を押さえて、今のAIをもう一度試してみてください。基本の頼み方は、期待どおりの答えを引き出すプロンプトの基礎が参考になります。

空いた時間を、どこに使うか

AIで書く作業が速くなると、商品を早く届けられるようになります。準備が早く終われば、それだけ早くお客様に案内でき、売上が入るのも早くなります。

ただ、私がいちばん良かったと感じているのは、時間の使い道が変わったことです。作業に追われる時間が減った分、新しい企画を考えたり、お客様と向き合ったりする時間を取れるようになりました。

AIに任せるのは、作業です。何を届けるかを考えること、お客様の話を聞くこと、最後に「これで良いか」を判断することは、これからも人の仕事です。AIに頼りきって考えるのをやめてしまったら、かえって遠回りになります。AIという助手を使いながら、私たち自身も学び続けることが大切だと考えています。

まとめ

  • オンラインビジネスの忙しさの多くは「書く作業」。ここがビジネス全体の速さを決めている
  • 私は講座の準備が1か月以上から2週間少々に、セールスレターの原稿が1週間以上から実質1時間程度になった
  • AIは材料を広げたり整えたりするのが得意。何を届けるかを決めるのと、最後の判断は人がやる
  • 「書く作業を1つ選ぶ→材料をそろえる→叩き台を直す」の3つの手順で始める
  • 空いた時間は、考えることとお客様と向き合うことに使う

まずは、この1週間であなたがいちばん時間を使った書く作業を1つ書き出してみてください。それが、最初にAIに任せる仕事の候補です。