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売上を2倍にする“締め切り”の魔法。ステップメールに「緊急性」を実装する方法

フルオートマーケティング
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売上を2倍にする“締め切り”の魔法。ステップメールに「緊急性」を実装する方法

あなたは、渾身のオファーをステップメールに設置したものの、読者から「とても魅力的ですね。じっくり検討します」と言われたきり、なかなか購入に至らない…という経験はありませんか?その原因は、あなたの商品に魅力がないからではありません。あなたのオファーに「緊急性」が欠けているからです。

ここでは、そんな読者の『あとでいいや』という”先延ばし癖”を打ち破り、あなたの売上を簡単に2倍以上にしてしまう、極めて強力な心理トリガー「緊急性」の作り方を解説します。

思い出してください。消費税が増税される直前、多くの人がデパートや家電量販店に駆け込みましたよね。人は「今買わないと損をする」という状況に、非常に弱い生き物なのです。この強力な心理を、あなたの自動化の仕組みに組み込みましょう。

なぜ「緊急性」がなければ商品は売れないのか?

人間には、重要であっても、緊急でなければ物事を後回しにしてしまう、という厄介な性質があります。

あなたのオファーが、どれだけ魅力的でも、「いつでも、同じ条件で買える」のだとしたら、読者はどう思うでしょうか?

「素晴らしい商品だ。でも、急ぐ必要はないな。お金に余裕ができたら、また考えよう」

そうやって決断を先延ばしにし、日々の忙しさの中で、あなたの商品のことなど、すっかり忘れてしまうのです。

この「先延ばし」という壁を破壊するために、あなたのオファーには、必ず「締め切り」という名の緊急性をセットにする必要があります。

  • 値上げ前の、特別価格
  • 特典が付属する、キャンペーン期間
  • 期間限定での、販売

「今、この瞬間に行動しなければ、私は損をする!」

読者にそう感じさせることができれば、売れ行きは最大化します。

ステップメールにおける「緊急性」の特殊な課題

しかし、ステップメールでこの緊急性を演出しようとすると、一つ大きな壁にぶつかります。

通常のセールスなら、「7月31日で販売を終了します!」と、固定の日付を告知すれば済みます。しかし、ステップメールの場合、Aさんがオファーを目にするのが月曜日、Bさんが目にするのが火曜日…というように、読者ごとにオファーを受け取るタイミングがバラバラです。

固定の締め切りでは、後から登録した読者にとって、不公平で意味のないものになってしまいます。

解決策:「読者一人ひとり」に合わせた締切を作るツール

この問題を解決するには、「読者一人ひとりに対して、個別の締め切りを自動で設定する」という、特殊な仕掛けが必要になります。

例えば、「あなたがこのオファーを目にしてから、72時間限定の特別価格です」といった具合です。

かつては、こうした仕組みを導入するには、高度なプログラミングの知識が必要でした。しかし、現代には、この「個人別の締め切り(エバーグリーン・デッドライン)」を、専門知識なしで簡単に実現してくれる、便利なツールが存在します。

例えば「Deadline Funnel」といった、有名なツールもあります。これらのツールは、あなたのメール配信システムと連携し、読者一人ひとりに対して、個別のカウントダウンタイマーを表示させることができるのです。

実例:緊急性を導入して、売上が3倍になった話

私自身、かつて「いつでも買える」状態で販売していた、ある教材がありました。成約率は、まあまあといったところ。しかし、ある時、この「個人別の締め切り」を導入し、「このメールを受け取ってから3日間限定」という緊急性を加えたのです。セールスレターの文章は、一言も変えていません。

結果はどうだったか。成約率は、以前の約3倍に跳ね上がりました。

やったことは、ただ「カウントダウンタイマー」を設置しただけです。それほどまでに、「緊急性」というトリガーは、人の行動に絶大な影響を与えるのです。

まとめ

ここまで、ステップメールの売上を飛躍させる「緊急性」の作り方について解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • 人は、決断を「先延ばし」にする生き物。オファーに「締め切り」という緊急性がなければ、売上は最大化しない。
  • 緊急性とは、「今、行動しないと損をする」という心理状態を作り出し、読者の「あとでいいや」を破壊する、強力なトリガーである。
  • ステップメールでは、読者ごとにオファーのタイミングが異なるため、「個人別の締め切り」を設定できる特殊なツールが必要になる。
  • この「個人別の緊急性」を実装することは、あなたの自動化された売上を、最も簡単かつ劇的に増加させる、最強のテクニックの一つである。

あなたのオファーに、「締め切り」という名の魂を吹き込んでください。それだけで、これまで眠っていた読者の購買意欲が、一気に目を覚ますはずです。