ステップメールのシナリオを組み始めたところで、手が止まってしまう。「これ、毎日送るべきなのかな」「でも毎日送ったら、うっとうしいと思われて解除されないだろうか」。配信のペースについて、はっきりした目安が持てずに迷っている方は多いです。
実は、ステップメールの配信ペースに、ずっと使える一つの正解はありません。読者との関係の深さによって、ちょうどいいペースが変わるからです。
結論から言うと、配信ペースは一定にせず、関係の段階に合わせて変えます。 出会ったばかりの最初の1週間は毎日。関係ができてきたら3〜4日に1通。商品の案内をひと通り終えたら週に1通。そして新しい案内の前だけ、もう一度毎日に戻す。この緩急が基本の形です。
出会ったばかりの相手と、長いつき合いの友人とでは、連絡を取り合う頻度が違いますよね。メールも同じです。この記事では、段階ごとの配信ペースと、その理由、よくある失敗をお伝えします。
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この記事の続きとして、登録してくれた人に届く7通のステップメールを、届ける順番に沿ってAIと下書きする方法をまとめました。
配信ペースは「読者との関係の深さ」で変える
ステップメールは、読者との関係を少しずつ育てていくための手紙です。一度に全部を伝えるものではなく、何通にも分けて、読者の考え方や気持ちを整えていきます。
関係の段階は、大きく4つに分けて考えます。
| 段階 | 読者の状態 | 配信ペースの目安 |
|---|---|---|
| 出会ってから最初の1週間 | あなたのことをまだよく知らない | 毎日1通 |
| 関係が安定してきた時期 | 最初の案内が終わった、または一度購入してくれた | 3〜4日に1通 |
| 長く関係を保つ時期 | 用意した商品の案内をひと通り終えた | 週に1通 |
| 新しい案内の前 | 新しい商品を知ってもらう準備が必要 | もう一度毎日に戻す |
ここで挙げている数字は、あくまで目安です。あなたの商品や読者に合わせて調整してかまいません。大切なのは「ずっと同じペースで送らない」という考え方です。
最初の1週間は、毎日送る
登録してくれた直後の最初の1週間は、毎日1通のペースで送ることをおすすめします。理由は2つあります。
理由1:何度も目にすることで、親しみを持ってもらえる
心理学に「ザイオンス効果(単純接触効果)」という考え方があります。人は、何度も目にしたり接したりしたものに、親しみを感じやすくなる、というものです。
まだあなたのことをほとんど知らない読者にとって、毎日メールが届くことは、毎日あなたと顔を合わせるのと同じです。短い期間で名前を覚えてもらい、「この人のメールは読んでみよう」と思ってもらいやすくなります。
理由2:読者の関心が高いうちに、伝えるべきことを伝え終える
最初の商品を案内するまでには、読者に伝えておきたいことがいくつもあります。どこを目指すのか、なぜ今うまくいっていないのか、どんな方法を選べばいいのか。こうした「教育」の中身は、読者を育てる6つの教育と入れる順番で解説しています。
もし3日おきに送ると、これを伝え終えるまでに3週間近くかかってしまいます。その頃には、登録したときの関心は薄れているかもしれません。読者の関心がいちばん高いのは、登録した直後です。 その時期に伝えることを集中させたほうが、話がつながったまま届きます。
締め切りの日だけは例外にしていい
案内に締め切りがある場合、最終日には「本日が締め切りです」というお知らせを、1日に2〜3通送ってもかまいません。うっかり忘れていた読者にとっては、ありがたい連絡になります。
ただし、これは締め切り当日だけの例外です。普段は1日1通までにしておきましょう。また、締め切りは本当にある理由のものだけにします。締め切りの作り方は、ステップメールに締め切りを入れる方法でまとめています。
毎日送っても嫌われにくい条件
「毎日送ったら解除されるのでは」という心配は、もっともです。ただ、解除されるかどうかを分けるのは、回数よりも中身です。
毎日届いても読まれるメールには、次のような共通点があります。
- 1通ごとに、読者にとって役立つことや気づきが1つある
- 前のメールの続きになっていて、次のメールを楽しみにできる
- 毎回売り込みをしていない
- 1通が長すぎず、短い時間で読める
逆に、中身の薄いメールを毎日送ると、読者は負担に感じます。毎日送るなら、1通ごとに「読んでよかった」と思える内容をそろえておくことが前提です。
なお、ここでの話は、登録した人に順番に届くステップメールの配信ペースです。日々書いて送るメルマガの配信時間や頻度の考え方は、メルマガの配信時間と配信頻度で別に解説しています。
関係ができたら、ペースを落として続ける
3〜4日に1通:関係が安定してきた時期
最初の商品の案内が終わったあとや、一度あなたの商品を購入してくれたお客様には、配信のペースを少し落としても大丈夫です。
すでにある程度の信頼関係ができているので、1日や2日メールが届かなくても、あなたのことを忘れてしまうことはありません。この時期は3〜4日に1通くらいのペースで、役立つ情報を届けながら関係を保ちます。
週に1通:長く関係を保つ時期
用意した商品の案内をひと通り終えたあとも、すぐに関係を終わらせてしまうのはもったいないことです。将来、あなたが新しい商品を作ったときに、また案内できるかもしれないからです。
この段階では、週に1通くらいのゆるやかなペースで情報を届け続けます。読者に負担をかけずに、あなたのことを思い出してもらえる距離を保つイメージです。
新しい案内の前だけ、もう一度毎日に戻す
長く関係を保っている読者に、新しい商品を案内するときは、その前の準備期間だけ、もう一度毎日のペースに戻します。
理由は、最初の1週間と同じです。週に1通のペースのまま、新しい商品のための教育をしようとすると、1通目で伝えたことを、4通目が届く頃には忘れられてしまいます。伝えたいことがつながったまま届くように、準備の期間だけ間隔を詰めるのです。
案内が終わったら、またゆるやかなペースに戻します。このように、ずっと同じペースで送るのではなく、緩急をつけていくのが配信ペースの考え方です。
配信スケジュールを組む手順
実際にスケジュールを組むときは、次の順番で進めると迷いません。
- 登録から最初の案内までに伝えたいことを書き出し、1日1通で並べる
- 最初の案内が終わったあとのメールを、3〜4日おきに並べる
- 用意した商品の案内が終わったあとのメールを、週に1通で並べる
- 新しい商品を案内するときは、その前の準備期間だけ毎日のメールを差し込む
カレンダーや表に書き出して、どの時期にどのペースで送るのかを目で見えるようにしておくと、あとから直すときも分かりやすくなります。
配信ペースでよくある失敗
最後に、配信ペースを決めるときにつまずきやすいところをまとめます。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 解除が怖くて、最初から週に1通にする | 最初の1週間は毎日にして、伝えることを伝え終える |
| 毎日送るが、中身が薄い | 1通ごとに役立つことを1つ入れる |
| ずっと同じペースで送り続ける | 関係の段階に合わせて間隔を変える |
| 案内を終えたら配信をやめてしまう | 週に1通のペースで関係を保つ |
| 新しい案内も、ゆるやかなペースのまま始める | 準備の期間だけ毎日に戻す |
特に多いのが、最初の失敗です。解除されることを恐れて間隔を空けると、読者の関心が高い時期を逃してしまいます。解除されるのは、多くの場合、回数ではなく内容が合わなかったときです。合わない人が解除するのは、悪いことではありません。
まとめ
- ステップメールの配信ペースは一定にせず、読者との関係の深さで変える
- 最初の1週間は毎日。親しみを持ってもらい、関心が高いうちに伝えることを伝え終える
- 関係ができたら3〜4日に1通、案内をひと通り終えたら週に1通で関係を保つ
- 新しい案内の前だけ、もう一度毎日に戻す
- 毎日送るなら、1通ごとに役立つことを入れる
まずは、今のステップメールの配信日を一覧にして、最初の1週間が毎日になっているかを確かめてみてください。間隔が空いているところがあれば、そこから詰めていきましょう。
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