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【非購入者戦略】9割の“買わない読者”から、どうやって収益を上げるか?

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【非購入者戦略】9割の“買わない読者”から、どうやって収益を上げるか?

あなたは、渾身のフロントエンド商品をオファーした結果、仮に成約率が10%だったとします。これは素晴らしい成果です。しかし、その一方で、「残りの90%の読者は、もう私から何も買ってくれないのだろうか…」と、大きな機会損失を感じてはいませんか?

その90%は、決して「見込みのないリスト」ではありません。彼らは、あなたの次の一手次第で、優良顧客へと変わる可能性を秘めた、巨大な”宝の山”なのです。ここでは、フロントエンドを買わなかった読者から、さらなる収益を生み出すための5つの有効なアプローチを解説します。

一度きりのオファーで諦めてしまうのは、あまりにもったいない。お客様一人ひとりの状況を想像し、それぞれに合った「次の扉」を用意してあげること。そのきめ細やかな配慮が、あなたのビジネスを、より強固で収益性の高いものへと進化させます。

フロントエンドのオファー期間が終わった後も、購入者ステップメールに移行せず、メインのステップメールに残り続けている読者たち。彼らに対して有効な、5つの「次の一手」をご紹介します。

アプローチ1:ダウンセルを仕掛ける

「買わない理由」で最も多いのが、やはり「価格」です。商品は欲しいけれど、金銭的に手が出せない。そんな読者のために、より価格の安い、少しグレードを下げた商品を提案するのが「ダウンセル」です。

3万円の教材は無理でも、5,000円の入門編なら買えるかもしれません。たとえ安い商品でも、一度購入してもらえれば、彼らは価値ある「購入者リスト」の一員です。その商品であなたの価値を体験してもらえれば、将来的には、より高額な商品を買ってくれるリピーターへと育つ可能性があります。

アプローチ2:性格の異なる商品をオファーする

読者が買わなかったのは、価格ではなく、商品の「ベネフィット」に興味がなかったからかもしれません。

例えば、あなたが「ドライバーの飛距離を伸ばす」というゴルフ教材をオファーしたとします。しかし、読者の中には、「飛距離より、パッティングに悩んでいる」という人もいるはずです。そんな彼らに、「パッティング集中講座」という別の商品をオファーすれば、今度は喜んで購入してくれるかもしれません。

読者の大きな目的(ゴルフが上手くなりたい)は同じでも、具体的な悩みは様々です。別の切り口の商品を提案することで、新たな顧客を獲得しましょう。

アプローチ3:同じフロントエンドを「再オファー」する

別の商品を用意するのが難しい場合、同じ商品を、見せ方を変えてもう一度提案するのも有効な手段です。

  • 再教育を行う: 以前の教育が弱かったのかもしれません。別の事例や、異なる切り口で、商品の必要性をもう一度丁寧に伝えてみましょう。
  • 別のベネフィットに焦点をあてる: 以前は「お金が稼げる」という点を強調したなら、今度は「自由な時間が増える」という点に焦点を当ててみる、といった具合です。
  • 参加条件を変える: 「SNSで私のメルマガを紹介してくれたら半額にします」など、お金以外の方法で参加できる条件を提示してみるのも一つの手です。
  • 時間を置いてみる: 1ヶ月後、2ヶ月後には、読者の状況や考え方が変わっているかもしれません。その間、価値提供を続けることで、あなたへの信頼が増し、次のオファーが響く可能性が高まります。

アプローチ4:無料商品をオファーする

ここまでのアプローチが全く響かない層。彼らは、あなたに「お金を払う」という意思が、現時点では非常に薄い読者かもしれません。

そんな彼らから収益を上げる方法、それが「無料オファー」のアフィリエイトです。

世の中には、メールアドレスを1件登録してもらうだけで、数百円〜1,000円以上の報酬がもらえるアフィリエイト案件があります。読者はお金を払う必要がないので、登録のハードルは非常に低いです。

あなたにお金を払う気がない読者でも、価値あるものを無料で手に入れられるなら、と登録してくれる可能性があります。この「無料属性」の読者には、こうした無料オファーを定期的に紹介することで、収益化を図りましょう。

アプローチ5(最重要):リストを自動で「仕分ける」

これらのアプローチを実践する上で、MyASP(マイスピー)などの高機能なメール配信システムを使い、読者を自動で仕分けることが重要です。

例えば、メインステップメールの最終通が配信され終わった読者(=一度も商品を買わなかった人)を、自動的に「無料オファー紹介用」の別のステップメールシナリオに移動させる、といった設定が可能です。

これにより、「価値の高い購入者」と「無料属性の読者」を明確に分け、それぞれに最適なアプローチを、完全自動で行うことができるのです。

【警告】無料オファーは「購入者」に送るな

あなたの貴重な購入者リストに、むやみに他社の無料オファーを紹介するのは避けてください。それは、あなたが育てたお客様を、他人に紹介する行為です。お客様がそちらのファンになってしまい、あなたから離れてしまうリスクがあります。無料オファーの紹介は、あなたの有料商品に反応しなかった層だけに限定しましょう。

まとめ

ここまで、フロントエンド商品を購入しなかった、大多数の読者から収益を上げるための5つのアプローチについて解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • フロントエンドを買わなかった9割の読者は、諦めるべき対象ではなく、アプローチ次第で収益源となる「宝の山」である。
  • 価格が理由なら「ダウンセル」、ベネフィットが理由なら「別商品のオファー」、タイミングが理由なら「再オファー」を試みる。
  • それでも購入しない「無料属性」の読者に対しては、無理に商品を売ろうとせず、「無料オファー」のアフィリエイトで収益化を図る。
  • これらのアプローチを成功させる鍵は、メール配信システムを使い、「購入者」と「未購入者」を明確にセグメント(分離)し、管理すること。

すべてのお客様を、決して見捨てない。その丁寧な姿勢が、あなたのリスト全体の価値を、そして最終的な収益を、最大化させるのです。