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集客を頑張っても売上が増えないのは、穴の場所を知らないからです|購買の流れを5つに分けて、4つの数字で弱点を見つける分析術

rev-4065 フルオートマーケティング
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この記事は仕組み化・自動化 完全ガイドの第6章 数字を見て改善する「6-3 お客様が抜ける穴を見つける」です(全40記事)

売上を増やしたいとき、まず「もっと集客しよう」と考える方は多いですよね。広告を増やす、SNSの投稿を増やす、ブログの記事を増やす。あるいは「セールスレターが悪いのかもしれない」と、販売ページを丸ごと書き直す方もいます。

でも、頑張って手を打っても、思うように売上が変わらない。こういうことはよく起こります。

結論から言うと、売上が増えない原因は、集客の量ではないことが多いです。お客様が商品を買うまでの流れのどこかに「穴」があり、そこから人が抜けていっている。その穴の場所が分からないまま手を打つので、努力が売上につながらないのです。

この記事では、お客様が商品を買うまでの流れを5つの段階に分け、4つの数字で穴の場所を見つける方法をお伝えします。どこを直すべきかが分かれば、次に打つ手はぐっと少なく、確かなものになります。

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売上が増えないのは、穴の空いたバケツに水を注いでいるから

売上の仕組みは、1本の長いパイプのようなものです。入口からお客様が入り、いくつかの段階を通って、最後に商品を買ってくれます。

このパイプのどこかに穴があると、お客様はそこから抜けていきます。最後までたどり着く人は、ほんのわずかになってしまいます。

穴の場所が分からないまま改善を始めると、次のようなことが起きます。

  • 「集客が足りない」と考えて、穴の空いたバケツに水を注ぎ続ける
  • 「セールスレターが悪い」と考えて、穴とは関係のない場所をきれいに直す
  • あれこれ同時に変えて、何が効いたのか分からなくなる

どれも、頑張っていないわけではありません。むしろ頑張っています。ただ、手を打つ場所がずれているのです。売上が伸びない原因は、努力の量ではなく、改善する場所の選び方にあります。

だからこそ、改善の前に「どこで漏れているのか」を調べる。これが分析の出発点です。

お客様が買うまでの流れを5つの段階に分ける

穴を探すために、まずお客様が商品を買うまでの流れを分けて考えます。ランディングページとステップメールで売る仕組みなら、次の5つの段階になります。

  1. ランディングページにアクセスする
  2. ステップメールに登録する
  3. ステップメールを読む
  4. 商品の販売ページにアクセスする
  5. 商品を購入する

仕組みを作る側の仕事は、1から5まで、途中で抜ける人をできるだけ減らし、なめらかに流れるパイプを作ることです。

ここで大事なのは、段階ごとに「役割を持っているパーツ」が違う、という点です。LPへのアクセスを作るのは集客、登録を作るのはLP、販売ページへ進んでもらうのはステップメール、購入を決めるのはオファーとセールスレターです。

段階に分けて考えると、「売れない」という大きな悩みが、「どのパーツがうまく働いていないのか」という具体的な問いに変わります。仕組み全体の組み立て方は、フルオートマーケティング構築の5ステップで解説しています。

穴の場所を教えてくれる4つの数字

インターネットで売る仕組みの良いところは、この流れを数字で追いかけられることです。見る数字は、次の4つです。

見る数字 何の成果を表すか 数字が低いときに疑う場所
1. LPの訪問者数 集客 集客の方法・量
2. ステップメールの登録者数 LPの魅力 キャッチコピー、登録特典、LPの構成
3. 販売ページの訪問者数 ステップメールの力 件名、内容、案内の順番
4. 商品の購入者数 オファーの魅力 商品内容、価格、特典、セールスレター

4つの数字がそろうと、段階と段階のあいだで、何人が抜けているかが見えてきます。

  • 訪問者のうち、何割が登録したか(LPの登録率)
  • 登録者のうち、何割が販売ページに来たか
  • 販売ページに来た人のうち、何割が買ったか(成約率)

この中で、ほかと比べて極端に抜けている場所。そこが、今いちばん大きな穴です。

数字は大きく見るだけで十分です。細かい指標をたくさん追うより、まずこの4つを毎月そろえて見るほうが、穴の場所ははっきりします。ほかにどんな数字を追うとよいかは、計測すべき8つの重要指標でまとめています。

数字の取り方と、記録のしかた

「数字を見ましょう」と言っても、取り方があいまいだと比べられません。最初に次の3つを決めておきます。

1. 期間をそろえる

「今月」「先月」のように、同じ長さの期間で数えます。ある段階は1週間、別の段階は1か月で数えると、割合がおかしくなります。

2. 数える場所を決める

LPの訪問者数はアクセス解析、登録者数はメール配信システム、販売ページの訪問者数は販売ページのアクセス解析、購入者数は決済の記録、というように、どこから数字を取るかを決めておきます。毎回違う場所から取ると、比べる意味がなくなります。

3. 表に1行ずつ書き足す

期間ごとに4つの数字を1行に書き、横に段階ごとの割合を並べます。表計算ソフトでも手書きのノートでもかまいません。大切なのは、同じ形で書き続けることです。

1か月分だけでは、たまたまの上下と本当の変化の区別がつきません。何か月か並べると、「いつも同じ場所で抜けている」ことが見えてきます。そこが、手を入れるべき場所です。

数字が読めると、改善の効果を先に見積もれる

段階に分けて数字を取れるようになると、もう一つ良いことがあります。改善したときに売上がどれくらい変わるかを、手を打つ前に見積もれるようになるのです。

たとえば、LPの登録率が今20%で、これをA/Bテストで30%に上げられたとします。ほかの段階の割合が変わらなければ、登録者が1.5倍になるので、最後の売上もおよそ1.5倍になる計算です。

こうした見積もりができると、次のような判断がしやすくなります。

  • どの段階を直すと、売上への影響がいちばん大きいか
  • 集客を増やすのと、LPを直すのと、どちらが先か
  • 改善にかける時間やお金に見合うか

改善が「やってみないと分からない賭け」から、「根拠のある手堅い作業」に変わります。どの段階から手をつけるかの優先順位の決め方は、改善すべきは一番弱い場所で計算の例と合わせて解説しています。

よくある読み違い

数字を見始めた方がつまずきやすい点も、あわせてお伝えしておきます。

母数が少ないうちに結論を出す

訪問者が数十人しかいない段階で、「登録率が低い」「成約率が高い」と判断するのは早すぎます。1人の違いで割合が大きく動くからです。数が少ないうちは、極端に悪い場所がないかを見る程度にとどめます。

一度に何か所も変える

穴が見つかると、ついあれもこれも直したくなります。でも、同時に変えると、何が効いたのか分かりません。1回の改善で変えるのは1か所にします。

集客の数字だけを見て安心する

アクセスが増えると、うれしくなりますよね。でも、途中の段階で抜けていれば、売上は増えません。入口の数字と出口の数字を、必ずセットで見るようにします。

数字の低さを「自分のせい」にする

数字はあなたの才能を評価するものではありません。仕組みのどのパーツを直せばいいかを教えてくれる、健康診断の結果のようなものです。落ち込む材料ではなく、次の一手を決める材料として使ってください。

まとめ

  • 売上が増えない原因は、集客の量ではなく「どこで抜けているか」が分かっていないことが多い
  • お客様が買うまでの流れを「LP訪問→登録→メールを読む→販売ページ→購入」の5段階に分ける
  • LP訪問者数・登録者数・販売ページ訪問者数・購入者数の4つの数字で、段階ごとの抜け方を見る
  • 期間と数える場所をそろえ、同じ表に書き続けると、いつも抜けている場所が見えてくる
  • 数字があれば、改善の効果を先に見積もれる。1回に直すのは1か所だけ

まずは先月1か月分の4つの数字を、1行の表に書き出してみてください。どこでいちばん人が減っているかが、あなたの仕組みの最初の改善ポイントです。

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