Codexを入れてみたけれど、何に使えばいいか分からない。そんなことはありませんか? Claude CodeもCodexも、文章を書けて、ファイルも作れます。だから、どちらに頼めばいいのか迷ってしまいますよね。
結論から言うと、私は文章と組み立てはClaude Code、画像はCodexに任せています。得意なことで分けると、迷いがなくなります。
この記事では、プログラムを書けない私が、2つのAIをどう使い分け、どうつないでいるかを、つまずいた所も含めて書きます。動画でも同じ内容を解説しています。
Codexとは、ChatGPTのプランに含まれている、作業を任せるAI
Codexは、ChatGPTのプランに含まれている、作業を任せるAIです。無料のプランから使えます(2026年11月時点の公式の料金ページで確認)。画像を作る機能も、最初から入っています。
画像を頼むときに、特別な書き方はいりません。普通の言葉で、どんな画像がほしいかを説明します。ただし、作った画像は、使える量の上限に数えられます。ここは覚えておいてください。
私がCodexで作っているもの
| 作るもの | 使う場所 |
|---|---|
| YouTubeのサムネ | 動画の一覧で目に留めてもらう |
| ブログの見出し画像 | 記事の一覧とSNSで表示される |
| 電子書籍の表紙と図 | 無料でお渡しする電子書籍 |
YouTubeの動画のサムネも、Codexで作っています。
文章とスライドは、Claude Codeで作る
反対に、文章とスライドは、Claude Codeで作ります。台本、記事、メールの文章はもちろん、スライドもClaude Codeです。
スライドは、絵として描かせるのではなく、ウェブページの形で組んで、写真のように撮っています。だから、文字が崩れません。作り方はClaude Codeで講座のスライドを作る手順にくわしく書いています。
分け方の目安は、画像の中の文字の量
なぜ、スライドを画像で作らないのか。画像の中の文字は、崩れることがあるからです。
| 文字の量 | 作り方 |
|---|---|
| 少ない(サムネ、見出し画像) | Codexで画像として作る |
| 多い(スライド、図解の説明) | Claude Codeで組んで撮る |
文字が少なく、見た目の印象が大事なものは画像で作ります。文字が多く、正確さが大事なものは、Claude Codeで組みます。
2つをつなぐ仕組み
ここからが、私の使い方の中心です。2つのAIを、別々に使うのではなく、つないで使っています。
- Claude Codeが、画像の依頼文を書く
- 依頼文を、決まったフォルダに置く
- Codexが、20分おきにそのフォルダを見に行く
- 依頼文があれば、画像を作って、決まった場所に保存する
私は依頼文を置くだけです。あとは待っていれば、画像がそろいます。
依頼文に書く4つのこと
| 書くこと | 例 |
|---|---|
| 保存する場所 | このフォルダのこのファイル名で保存する |
| 画像の大きさ | 横長の16対9 |
| 入れる文字 | 3段に分けて、これ以外の文字は入れない |
| 見た目の見本 | 参考にする画像の場所 |
この4つがそろうと、思った通りの画像が返ってきます。サムネに人物を入れるときは、参考の画像を渡して「この人物と同じ顔・髪型にしてください」と書きます。こうすると、毎回同じ人物で描いてもらえます。
実際の依頼文の形
私がサムネを頼むときの依頼文は、だいたい次の形です。中身は回ごとに変えます。
YouTubeのサムネイル画像を1つ作り、指定の場所にPNGで保存してください。
■ 保存先(ここ以外に置かないでください)
(フォルダの場所とファイル名)■ 大きさ
横1280×縦720ピクセル(16対9)■ 文字は3段。これ以外の文字は入れない
① 左上の小さな札
② 画面の主役になる大きな文字(2行)
③ 帯で囲む一言■ 見た目の見本
(参考にする画像の場所)■ 人物
参考の画像と同じ顔・髪型・服装にする。画面の3割までにとどめる
ポイントは、入れる文字を全部書き切ることと、それ以外の文字を入れないと書くことです。書いていない文字を足されることがあるからです。
依頼文の書き方そのものは、AIから期待通りの答えを引き出すプロンプトの基礎と同じ考え方です。
ブログの見出し画像は、決まりを先に作る
ブログ記事の見出し画像も、同じ仕組みで作っています。見出し画像は記事の数だけ必要になるので、毎回悩まないように、決まりを先に作りました。
- 大きな文字は2行、その下に説明を1行
- 人物は入れない
- サービス名やロゴは入れない
- 背景は、明るい机の上の場面(文字は入れない)
決まりがあると、依頼文に書くのは「2行の文字・説明・場面」の3つだけになります。記事ごとに変わる所だけを書けばいいので、Claude Codeに依頼文を書かせるのも簡単です。並べたときに見た目がそろうので、ブログの一覧もすっきりします。
Codexにも「スキル」がある
Codexにも、Claude Codeと同じように「スキル」という仕組みがあります。公式の説明では、特定の作業の手順と、そのための資料をひとまとめにしたものです。
同じ形の画像を何度も頼むなら、依頼文の型をスキルにしておくと、毎回の書き直しが減ります。私の場合は、依頼文を書く側のClaude Codeに型を持たせているので、Codexには毎回できあがった依頼文を渡しています。
Codexを始めるときの3ステップ
これから使う人は、次の順番で始めると迷いません。
- 1つの画像を、普通の言葉で頼む:保存する場所と、入れる文字だけは書いておく
- できた画像を目で見て、依頼文を直す:足りなかった指示を足す
- うまくいった依頼文を、型として残す:次からは中身だけ入れ替える
いきなり仕組みを作る必要はありません。手で何回か頼んで、うまくいった依頼文が型になってから、Claude Codeとつなぐ仕組みにすれば十分です。
私がつまずいた4つのこと
1. まとめて頼むと、画像が入れ違う
何冊分もの表紙を、まとめて同時に頼んだことがあります。すると、ある本の表紙が、別の本の場所に入りました。
直し方は、1つずつ順番に頼むことです。1つできたら、次を頼みます。時間はかかりますが、入れ違いはなくなりました。
2. 保存先がずれると、何度も作り直される
保存先が、依頼の名前とずれていたことがあります。Codexは、決まった場所に画像がないと、失敗したと判断します。そのせいで、同じサムネを何度も作り直していました。
直し方は、依頼の名前と保存先の名前をそろえることです。依頼文に「ここ以外に置かないでください」と書くようにしてから、作り直しは起きていません。
3. 使える量の上限で、画像が作られない日がある
使える量の上限に達して、画像が作られない日がありました。その間、サムネのない動画は、上がらないままでした。
上限は、来るものだと思っておきます。急ぎの画像は、前の日のうちに頼んでおきます。
もう1つ気をつけたいのは、上限に達したことに気づきにくい点です。私のときは、画面に分かりやすいエラーが出ず、記録の中にだけ理由が書かれていました。画像が届かないときは、まず上限を疑う。そう決めておくと、原因探しに時間を取られません。上限が戻る時刻も、記録しておくと次に役立ちます。
4. 頼んでいない文字を入れることがある
電子書籍の表紙を作ったとき、1冊だけ、頼んでいない題名を入れられたことがあります。だから、できた画像は必ず目で見ます。特に、文字が正しいかを確かめます。
任せる所と、自分でやる所
| 任せる所(AI) | 自分でやる所 |
|---|---|
| 依頼文を書く | どの案を使うか決める |
| 画像を作る | 文字が正しいか確かめる |
| 決まった場所に置く | 公開するかどうか決める |
作業はAIに任せても、最後に目で見て決めるのは自分です。ここを手放さなければ、任せる範囲を広げても安心です。AIや自動化を仕事全体の中でどう使うかは、AI・自動化の完全ガイドにまとめています。
よくある質問
CodexとClaude Code、どちらか1つだけでもいいですか?
まずは1つで構いません。文章が中心ならClaude Code、画像が中心ならCodexから始めます。両方を使うようになったら、得意なことで分けると迷いがなくなります。
大事なのは、同じ作業を2つのAIに交互に頼まないことです。今日はこちら、明日はあちら、と頼む相手が変わると、仕上がりの基準もぶれます。作業ごとに頼む相手を決めておくと、出来の良し悪しも比べやすくなります。
Claude Codeで画像は作れないのですか?
Claude Code自体には、画像を描く機能がありません。だから私は、画像はCodexに任せています。そのかわり、Claude Codeは依頼文を書いたり、できた画像を決まった場所に置いたり、記事に設定したりする所を受け持ちます。描くのはCodex、段取りはClaude Code、という分担です。
画像はそのまま使えますか?
そのままは使いません。必ず目で見て、文字が正しいか、人物が別人になっていないかを確かめます。気になる所があれば、依頼文を直して作り直します。
画像を作るのに時間はかかりますか?
私の仕組みでは、Codexが20分おきに依頼を拾うので、置いてから画像がそろうまで少し待ちます。だから、急ぎの画像は前の日のうちに頼んでおきます。
まとめ
- 文章と組み立てはClaude Code、画像はCodexに任せる
- 文字が多いものはClaude Codeで組み、文字が少ないものは画像で作る
- 2つは依頼文でつなぐ(保存先・大きさ・入れる文字・見た目の見本)
- 画像は1つずつ順番に頼み、急ぎのものは前の日に頼む
- できた画像は、必ず目で見て、文字を確かめる
まずは、作りたい画像を1つ決めて、Codexに普通の言葉で頼んでみてください。最初の1つができれば、使い分けの感覚がつかめます。



