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毎週同じ指示を書く人ほど、AIの出来上がりがぶれます|Claude Codeのスキルで作業を「一言の指示」にする作り方

claude-code-skills-one-word 実録
この記事は約7分で読めます。

毎週同じ指示を、長々と書いていませんか? 前回うまくいった指示を探して貼り直し、少し言い方を変えたら、出来上がりが変わってしまう。そんな経験があると思います。

結論から言うと、2回以上書いた指示は、スキルにします。 一度作っておけば、次からは一言で、同じ流れが動きます。

この記事では、プログラムを書けない私が、Claude Codeのスキルをどう作って毎日使っているかを、つまずいた所も含めて書きます。動画でも同じ内容を解説しています。

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毎回指示すると、3つのことが起きます

毎週の作業を、その都度指示して進めると、次の3つが起きやすくなります。

起きること 何が困るか
長い指示を貼り直す 前回の指示を探す手間が毎回かかる
言い方が前回と違う 出来上がりがぶれる
大事な手順を書き忘れる 確かめるはずの所が抜ける

どれも、AIの性能の問題ではありません。同じ作業なのに、毎回ちがう指示を出していることが原因です。

指示の出し方そのものの基本は、AIから期待通りの答えを引き出すプロンプトの基礎に書いています。スキルは、その指示を毎回書かずに済むようにする仕組みです。

スキルは「いつ・何を・どう確かめるか」を書いた手順書

スキルと聞くと難しく感じるかもしれません。でも中身は、次の3つを書いた手順書です。

  1. いつ使うか
  2. 何をするか
  3. どう確かめるか

Claude Codeは、言われた言葉に合う手順書を探します。そして、その通りに進めます。

私は40個以上のスキルを使っています

私はプログラムを書けません。それでも、スキルを40個以上作って、毎日使っています。スライド、ステップメール、セールスレター、電子書籍、動画。YouTubeの動画も、スキルで作っています。

たとえば、ステップメールのスキルです。「ステップメールを作って」と一言送るだけで、まず私に質問をして、材料を集めます。そのあと、メールとLINEの原稿を書き、最後に検品までします。

スライドをClaude Codeで作る流れは、Claude Codeで講座のスライドを作る手順にくわしく書いています。あの手順も、今は一言で動くスキルになっています。

スキルの作り方は3つだけ

ここから作り方です。書くことは、さきほどの3つに対応しています。

作り方1:いつ使うか=引き金の言葉を書く

1つ目は、いつ使うかを書くことです。

「ステップメールを作って」「メルマガの自動配信を作りたい」のように、自分が実際に言いそうな言葉を並べておきます。これが引き金になります。

引き金の言葉が少ないと、せっかく作ったスキルが動きません。思いつく言い方を、多めに書いておくのがコツです。

作り方2:何をするか=手順を番号で書く

2つ目は、何をするかです。手順を、番号つきで順番に書きます。

  1. 材料を聞く
  2. 下書きを作る
  3. 自分に確かめる
  4. 仕上げる

ここで大事なのは、自分に確かめてほしい所も書いておくことです。たとえば、画像を作る前に、置き場所の案を見せてもらう。こういう所を書いておくと、作ってからのやり直しが減ります。

作り方3:どう確かめるか=機械で確かめる所を決める

3つ目は、どう確かめるかです。

ステップメールなら、締め切りの日付が通ごとに合っているか。根拠のない数字が入っていないか。言い過ぎがないか。ここは毎回、機械に確かめさせます。人の目だと、見落とすからです。

実際のスキルの中身を見てみる

言葉だけだとイメージしにくいので、私のステップメールのスキルの中身を紹介します。1つのフォルダに、次のものが入っています。

入っているもの 役割
手順書(SKILL.md) いつ使うか(引き金の言葉)と、何をするかの手順
書き出しの道具 原稿を、配信ツールに貼れる形に1通ずつ書き出す
検品の道具 締め切りの日付・根拠のない数字・言い過ぎを確かめる
参考の資料 メールの型と書き方、配信ツールへの貼り方のメモ

手順書の最初には、どんなときに使うかを長めに書いています。「ステップメールを作って」「登録後に届くメールのシナリオ」「LINEのステップ配信を作って」のように、私が言いそうな言い方を並べています。反対に、使わないときも書いています。たとえば、登録ページそのものは作らない、という一文です。

道具の部分は、私が書いたものではありません。「締め切りの日付が通ごとに合っているか、機械で確かめたい」と頼んで、Claude Codeに作ってもらいました。私が決めたのは、何を確かめたいかだけです。

スキルにしてもらうときの頼み方

うまくいった会話のあとに、私は次のように頼んでいます。

今の会話で進めた流れを、次から一言で動かせるスキルにしてください。
いつ使うか(私が言いそうな言葉)、手順、確かめ方の3つを書いてください。
画像を作る前など、私に確かめてほしい所は、手順の中に入れてください。
確かめ方のうち、機械で確かめられるものは、確かめる道具も作ってください。

できあがった手順書は、一度読んで確かめます。自分の言い方と違う引き金の言葉があれば、足しておきます。この確認を一度しておくと、次からは一言で同じ流れが動くようになります。

スキルは、いきなり作らない

では、何から作ればいいのでしょうか。私は、スキルをいきなり作りません。

  1. 1回目は、普通に指示して進める
  2. 2回目に同じ指示を書いたら、そこが作りどき
  3. うまくいった会話を見せて、Claude Codeにスキルにしてもらう

1回目から手順書を作ろうとすると、まだ分かっていないことまで書くことになります。一度うまくいった流れがあれば、それをそのまま手順書にできます。

2回目に同じ指示を書いた、というのは「この作業はまた来る」という合図です。3回目、4回目と同じ指示を書き続けるより、2回目の時点でスキルにしておく方が、毎週の手間は確実に減ります。完璧な手順書を目指さず、まずは今の流れをそのまま残すことから始めてください。

スキルにする作業の目安

どんな作業をスキルにするかの目安は、3つです。

  • 毎週やる作業
  • 手順が決まっている作業
  • 確かめ方がある作業

逆に、スキルにしないこともあります。誰に届けるか。どの案を選ぶか。ここは毎回、自分で決めます。スキルが案を出し、選ぶのは自分です。

私がつまずいた2つのこと

引き金の言葉が重なると、別のスキルが動く

「スライドを作って」と言ったら、別のスライドのスキルが動いてしまったことがあります。私はスライドのスキルを、いくつも持っています。引き金の言葉が、重なっていたんです。

直し方は、例外の言葉を書いておくことです。「HTMLで」「台本付きで」と言われたら、こちらのスキルを使う。こう書いておくと、言い方ひとつで使い分けられます。

書き方 起きること
「スライド」だけを引き金にする 別のスキルと重なる
例外の言葉も書いておく 「HTMLで」「台本付き」で使い分けられる

同じ直しを、スキルごとにしていた

もう1つは、直し方です。動画の読み間違いを直すとき、同じ直しを、スキルごとにしていました。これだと、どこかで直し漏れが出ます。

そこで、読み方の辞書を1つにまとめて、18個のスキルで共有するようにしました。1か所直せば、全部に効きます。

スキルは、使うたびに育てる

スキルは、作って終わりではありません。使うたびに、失敗が見つかります。見つかったら、その場でスキルに書き足します。こうして、同じ失敗を二度としなくなります。

AIや自動化を、仕事全体の中でどう位置づけるかは、AI・自動化の完全ガイドにまとめています。

よくある質問

プログラムが書けなくても作れますか?

作れます。スキルの中身は、文章で書いた手順書です。私もプログラムは書けません。うまくいった会話をClaude Codeに見せて、「これをスキルにして」と頼めば、形にしてくれます。

最初の1つは何がいいですか?

今週、2回書いた指示です。毎週のブログ記事、メールの下書き、資料の形を整える作業など、くり返している作業から始めると、すぐに効き目が分かります。

スキルが動かないときは、どうすればいいですか?

まず、自分がいつも使う言い方が、引き金の言葉に入っているかを確かめます。入っていなければ足します。それでも迷うときは、スキルの名前を指定して呼び出せば、確実にそのスキルが動きます。

動いたのに出来上がりが違うときは、手順の書き方を見直します。「何となくこうしてほしい」と思っていたことが、手順書に書かれていないことがほとんどです。気づいたことを1行足すだけで、次から同じことは起きません。

作ったスキルは、人に渡せますか?

渡せます。スキルは1つのフォルダなので、フォルダごと渡せば、相手のClaude Codeでも同じ流れが動きます。私も、講座の受講生向けに、スキルを配布用の形にして渡しています。

渡すときは、自分だけの情報(名前、連絡先、商品の数字など)を抜いて、空の型にしておきます。中身は相手が自分の商品で埋めればいいので、作り方だけが受け継がれます。

スキルを作ると、AIに任せきりになりませんか?

なりません。任せるのは、下書き、組み立て、確かめる作業です。誰に届けるか、どれを選ぶかは、自分で決めます。手順書の中に「自分に確かめる」所を書いておけば、大事な判断は自分の手元に残ります。

まとめ

  • 毎回指示すると、指示の貼り直し・出来上がりのぶれ・手順の書き忘れが起きる
  • 2回以上書いた指示は、スキルにする
  • スキルに書くのは、いつ使うか・何をするか・どう確かめるか
  • 引き金の言葉が重なるときは、例外の言葉を書いておく
  • 直しは1か所にまとめて、使うたびにスキルを育てる

まずは、今週2回書いた指示を、1つ書き出すところから始めてみてください。それが、あなたの最初のスキルになります。

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