「新時代のビジネススキル」が手に入る無料講義はコチラ

ブログをAIで量産する人ほど、他人の言葉が混ざります|このブログをClaude Codeで作り直した記録

blog-rebuild-claude-code 実録
この記事は約7分で読めます。

AIを使えば、ブログの記事はいくらでも速く書けます。でも、速く書けることと、自分の言葉で書けていることは別の話です。学んだ講座のノートや、読んだ本のメモをAIに渡して「記事にして」と頼むと、他人の体験や言い回しが、そのまま自分の記事に混ざってしまいます。

結論から言うと、AIで記事を作るときに一番大事なのは、量より先に「何を使ってよくて、何を使ってはいけないか」の決まりを作ることです。私の場合、学んだ講座のノートから記事を作るときは、考え方だけを取り出し、講師の体験・数字・固有名詞は使わない、と決めています。

この記事は、このブログ「INFREEST」を Claude Code で作り直した記録です。コンセプト決め、トップとメニュー、完全ガイド、公開中の記事の書き直し、アイキャッチの作り直し、そして見えない所にあった罠まで、うまくいかなかったことも含めて書きます。

まずコンセプトを決めた:「労働収入から抜け出す記録を全て公開」

作り直しを始めて最初にやったのは、記事を書くことではなく、ブログの軸を決めることでした。決めたコンセプトは「労働収入から抜け出す記録を全て公開」です。

私自身、まだ労働収入から抜け出す途中にいます。目指しているのは、自分が動かなくても入る売上を全体の8割に、週の作業時間を10時間以下にすることです。そこへ向かう途中の記録と、そこで使っているノウハウを、両方このブログに置いていきます。今の数字は、ある程度進んでから、スタート地点と合わせて公開するつもりです。

見た目も、Claude Code に見本を作ってもらいながら決めました。ここでは、私の好みと違うものを何度も見送っています。

  • 色:白と黒を主にして、青はグラデーションで差し色だけ。紺一色は「イメージが違う」と見送り。赤の差し色の案も見たうえで青に決めた
  • 1画面目:朝の浜辺の写真を敷いた。黒を重ねると暗すぎたので、写真は明るいまま、左側を白くぼかして黒い文字を載せた
  • 人物:本人の写真ではなく、アニメ調のイラストにした。名前は前に出さない
  • 最初の見本:生成りの色に明朝体の落ち着いた案は、好みではなかった

AIは見本をすぐに何案も出してくれます。でも、どれを選ぶかは自分で決めるしかありません。見本を見て「違う」と言える基準を、自分の中に持っておくことが、AIで作るときほど大事になると感じています。

トップ・メニュー・完全ガイド:親記事にまとめる方式

次に、読者が迷わない入口を作りました。

トップページには、売れる仕組みを作る順番として、商品づくり・集客導線・チャレンジ企画・仕組み化と自動化、の4つの入口を置きました。メニューは、新しく分類を作るのではなく、もともとあるカテゴリーを組み合わせて作っています。「はじめての方へ」「完全ガイド」「記事を探す」「お客様の声」「お問い合わせ」と並び、スマホでは右上のボタンで開く縦のメニューにしました。

一番大きかったのは、「完全ガイド」という親記事の方式です。1つのテーマを1ページにまとめ、章ごとに見出しと短い要約、個別の記事への案内を並べます。個別の記事の冒頭には「ガイドの第何章か」、最後には「前の記事・次の記事・ガイドの目次に戻る」を入れました。

最初のガイドはチャレンジ企画で、35本の記事を9つの章にまとめました。そのあと、商品づくり・集客導線・仕組み化と自動化のガイドも作っています。ガイドには公開済みの記事だけを載せて、番号を振り直す方式にしたので、予約した記事が出そろったら、もう一度作り直せば自動で足されます。

細かい所も整えました。読者からの連絡の窓口は、問い合わせのフォームとLINE・メルマガにまとめ、記事のコメント欄は閉じました。使っていない拡張機能も整理して、残したのは4つだけです。「はじめての方へ」「このブログについて」「プロフィール」のページも、新しいコンセプトに合わせて書き直しています。

もう一つ学んだのは、公開の順番です。まだ公開していない記事へのリンクは、開くと「ページが見つかりません」になります。だから、つながりのある記事は、まとめて同じ朝に公開するようにしました。記事どうしのつなぎ方の考え方は、記事どうしをつなぐ「つながりの設計」5つの手順にも書いています。

公開中の記事400本超を書き直して、差し替えた

このブログには、公開中の記事が437本ありました。多くは何年も前に書いたもので、終わったサービスや古い情報、もう使っていない登録の案内が残っていました。

そこで、プロフィールとお客様の声の記事を除いた408本を、Claude Code で書き直しました。いきなり差し替えるのではなく、まず「修正案」として別の下書きに保存し、確かめてから元の記事に反映しています。書き直しで守った決まりは、次のとおりです。

  1. URLと公開日、カテゴリーは変えない
  2. 古い情報は、事実を足さずに削るか、一般的な言い方にする
  3. 元の記事にある私の実績の数字は、削らず言い方だけ直す
  4. 実績に「その結果になったのは〜だから」という理由を、新しく作らない
  5. 私の体験の細かい所を、AIが付け足さない
  6. 古い動画は入れない

4番目は、特に気をつけた所です。AIは文章を自然にするために、実績に理由をつけたがります。でも、それが私の実際の理由と違えば、読者に嘘を書くことになります。確かめが必要な数字や人物は、記事ごとに一覧にまとめて、私が確認しました。差し替える前の元の記事は、すべて控えを残してあります。

アメブロでの集客について書いた古い記事も、非公開にはせず書き直しました。今も読まれているからです。

学んだ講座のノートから記事を作るときの決まり

私は、他の方の講座を買って学んできました。そのノートから「これは読者の役に立つ」と思うことを記事にするときに、一番気をつけているのがこの決まりです。

  • 取り出してよいのは、考え方・手順・判断の基準だけ
  • 文章・言い回し・たとえ話は使わず、一から自分の言葉で書く
  • 講師の体験・実績・数字・固有名詞は、一切書かない
  • 道具の銘柄は書かず、「メール配信の道具」「決済の仕組み」のように役割で書く
  • 例を出すときは「たとえば、〇〇な人がいたとします」と、作り話だと分かる形にする

これを守らないと、他人の体験を自分の体験として書くことになります。講座の作り手への敬意としても、読者への誠実さとしても、ここは崩せません。体験を書くなら自分のものだけ、というのは、一般論を「自分の体験」に書き換える3つの手順の考え方とも同じです。

AIは、決まりを守ったつもりで破る

決まりを書いておいても、AIはときどき破ります。あるシリーズでは「私の体験は入れず、例で書く」と決めていたのに、記事を書く役のAIが、記憶にある私の実績を記事に入れてきたことがありました。それ以来、指示文で「本人の実績・体験は書かない」と強めに書いたうえで、仕上がった記事を言葉で検索して確かめています。

記事を書く役のAIを何体か並べて動かしたときには、2体が同じ主題の記事を書き、お互いに「かぶったから」と自分の方を消して、2本とも消えたこともありました。今は「かぶったら、先に作った方を残す」と決めています。

明日からできること

講座のノートから記事を作るなら、書く前に次の3つを紙に書いてから、AIに渡してください。

  1. このノートから取り出す「考え方」は何か(1〜3行)
  2. 使わないもの(講師の体験・数字・名前・言い回し)
  3. 自分の体験として書けることがあるか。なければ例で書く

アイキャッチは2回却下し、見えない所に罠があった

記事の一覧に並ぶアイキャッチ画像も、作り直しました。Codex に1枚ずつ作ってもらいます。

最初の型は、青い放射状の背景に太い文字を載せたものでした。でも並べてみると「同じようなものばかり」で却下。次に、写真のような奥行きのある背景に題名を載せる型に変えました。好みは夜のオフィスの1枚でしたが、暗いものばかりは避けたいので、明るめ2つ・暗め1つ・中間1つの割合にしています。かわいい雰囲気より、かっこいい方向です。

次に、カテゴリーごとに画像を作ったとき、灯台・風車・棚田・ケーキのような、ビジネスとも記事とも関係のない風景がたくさん出てきました。これも指摘を受けて、今はオフィス・会議・セミナー・作業机・画面など仕事の場面で、記事の中身をそのまま表す物を描くようにしています。たとえ話の風景は使いません。左上のカテゴリー名の札も、ブログの側が同じラベルを重ねて表示するので、二重になって外しました。

見えない所の罠も2つありました。1つは、アクセスを測るタグが、実は入っていなかったことです。AIが、よく似た別の記述をタグだと思い込んでいました。今は、タグの本体と測定用のIDの両方があるかで確かめています。もう1つは、記事にカテゴリーを足すと、記事の上に出るラベルが変わることです。カテゴリーは名前の順に扱われるので、後から足した方が先頭になってしまうことがあります。足す前に、見た目が変わらないかを確かめるようにしました。

「入っているはず」を確かめずに信じた失敗は、AIの「できました」を成果物で確かめる5つの習慣にもまとめています。

まとめ

  • AIで記事を量産する前に、「使ってよいもの・使わないもの」の決まりを作る
  • コンセプトと見た目は、AIの見本を見て自分の基準で選ぶ
  • 1テーマを親記事(完全ガイド)にまとめ、個別の記事から行き来できるようにする
  • 書き直しでは、URLと公開日を変えず、実績の理由を作らない
  • 講座のノートからは考え方だけを取り出し、講師の体験・数字・固有名詞は使わない

次の一歩として、あなたが今書こうとしている記事の元になるノートを1つ選び、「取り出す考え方」と「使わないもの」を書き分けてみてください。私が Claude Code と Codex で商品づくりを仕組みにしてきた全体の流れは、非エンジニアの私がClaude CodeとCodexで商品づくりを仕組みにした記録にまとめています。