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1回目で結果が出なくても作り直さないでください|改善を3つに絞る2回目・3回目の開き方

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この記事はチャレンジ企画 完全ガイドの第9章 振り返りと次の開催「9-2 改善を3つに絞って2回目を開く」です(全35記事)

1回目のチャレンジ企画が終わった。思ったより人が集まらなかった。面談もあまり入らなかった。

そうなると、「やっぱり自分には向いていないのかも」「この企画は反応がないのかも」と感じてしまいますよね。そして次に浮かぶのが、「全部作り直さなきゃ」という気持ちです。募集文も、台本も、スライドも、宿題も、面談の台本も。

でも、全部を直そうとすると、2回目の開催はどんどん先に延びていきます。準備に時間がかかり、気づけば開催しないまま、ということも起きます。

結論から言うと、1回目で結果が出なくても、作り直す必要はありません。1回目はテストです。数字と参加者の反応を見て、一番詰まっていたところから、直すことを3つに絞ります。そして、先に次の開催日を決めます。

この記事では、改善を3つに絞る考え方、改善する9つの対象と優先順位、2回目・3回目の開催計画で決める10項目、スケジュールの例をまとめました。

1回目は「テスト」だと考える

1回目の開催は、完成版ではありません。実際に出してみて、はじめて分かることがたくさんあります。

  • どんな人が反応したのか
  • どの募集文が読まれたのか
  • どこで参加者がつまずいたのか
  • どのワークが書きにくかったのか
  • どの説明で反応が良かったのか
  • どこで面談につながったのか

これらは、開催してみないと手に入らない情報です。1回目の結果は失敗ではなく、2回目を良くするための材料です。

改善は「全部を作り直すこと」ではない

改善というと、悪かったところを全部直すイメージがあるかもしれません。でも、改善の目的は完璧な企画を作ることではなく、次の開催で前回より少し良くすることです。

反応が良かったところは残す。反応が弱かったところだけを直す。全部を作り直そうとした瞬間に、また準備で止まってしまいます。

チャレンジ企画全体の流れは、チャレンジ企画の完全ガイドで確認できます。

直す場所は、数字が一番落ちたところ

どこを直すかは、感覚ではなく数字で決めます。改善の対象は、大きく次の9つです。

  1. 募集文
  2. SNS投稿・LINE配信
  3. Day1の台本
  4. Day2の台本
  5. Day3の台本
  6. 宿題・ワークシート
  7. アンケート
  8. 個別面談の台本
  9. オファーの内容

この9つを全部見直すのではなく、数字が大きく落ちている場所に合わせて選びます。

数字の状態 優先して直す場所
申し込みが少ない 募集文、SNS投稿、LINE配信
Zoom参加率が低い リマインド、期待を高める投稿、オープンチャット運営
宿題提出率が低い 宿題・ワークシート、提出を促す投稿
アンケート回答率が低い Day3の締め方、アンケートの案内
面談申込率が低い Day3の台本、アンケート、面談の案内
面談実施率が低い 予約完了メッセージ、面談リマインド
成約率が低い 面談の台本、オファー、クロージング

数字の見方は、申込から成約までの9つの数字の見方で詳しく解説しています。

よくある直し方の例

たとえば、申し込みが少ないとき。よくある原因は、対象者が広すぎることです。「売上を上げたい人へ」よりも、どんな状況で止まっている人なのかまで書いたほうが、読む人は自分のことだと感じやすくなります。

Day2の参加が減ったときは、Day1で情報を詰め込みすぎていないか、最後に「明日は何をするのか」を伝えられていたかを見ます。宿題が出てこないときは、「あなたの課題を書いてください」のような広い問いを、「一番止まっていると感じることを1つ書いてください」のように具体的にし、記入例を足します。

面談はあるのに成約しないときは、価格だけが原因とは限りません。課題の整理が浅かった、商品と課題のつながりが伝わっていなかった、提案の前に合意が取れていなかった、といった可能性も見てください。

良かったところと、参加者の質問も材料にする

改善では、悪かったところばかりに目が向きがちです。でも、コメントが増えた具体例、よく書けていたワーク、反応があった一文、面談で相手が深く話してくれた質問。こうした部分は、次も残します。

参加者の質問も材料になります。毎回「商品がまだ完成していなくても参加できますか」と聞かれるなら、次回は募集文やDay1で先に答えておけばいいのです。

改善を3つに絞る

次の開催までに直すことは、3つ程度に絞るのがおすすめです。改善の項目が多すぎると、実行しきれなくなるからです。

たとえば、こんな3つです。

  1. 募集文の冒頭を具体的にする
  2. Day1の宿題を軽くして、記入例を足す
  3. Day3で個別面談の目的を丁寧に伝える

これくらいで十分です。一番詰まっているところを直せば、数字は変わります。

「何を、どう直すか」まで書く

改善のポイントは、実行できるところまで具体的にします。「募集文を改善する」では、何をすればいいか分かりません。

ぼんやりした改善 実行できる改善
募集文を改善する 募集文の冒頭に、見込み客がふだん感じている悩みを3つ入れる
宿題を改善する Day1の宿題を7問から3問に減らし、記入例を足す
面談の案内を良くする Day3の台本に、面談の目的と向いている人の説明を足す

AIに改善案を出してもらうと、たくさんの案が出てきます。でも、全部をやる必要はありません。出てきた案の中から、一番詰まっている場所に効くものを3つ選びます。AIへの頼み方は開催後の振り返りに使う改善プロンプトの作り方で解説しています。

2回目・3回目の開催計画で決める10項目

直す3つが決まったら、次の開催計画を立てます。決めるのは、次の10項目です。

  1. 次回の開催日
  2. 募集期間:いつ始めて、いつ締め切り、何回告知するか
  3. 改善するポイント:3つ程度
  4. 残すポイント:反応が良かった投稿、具体例、ワーク、Day3の一言など
  5. 募集導線:どの媒体で、何日前から、何回案内するか
  6. 開催導線:申し込み後の自動返信から、オープンチャット、リマインド、Zoomリンクの案内まで
  7. 宿題・アンケート導線:提出方法、期限、提出を促す文面、アンケートの案内
  8. 個別面談の枠:日時、枠の数、日程調整リンク、リマインド、面談後のフォロー
  9. 目標の数字
  10. 振り返りの日

一番先に決めるのは、次の開催日

この中で一番大事なのが、1つ目の開催日です。「準備ができたら開催しよう」と思っていると、いつまでも開けません。日付が決まるから、改善の作業が進みます。

最初のうちは、1回目からあまり期間を空けないほうがおすすめです。できれば1か月以内、遅くても数か月以内。1回目の記憶が新しいうちのほうが、直すところがはっきり見えています。先に日程を決める考え方は、先に日程を決める実践スケジュールでも書いています。

目標は「前回より少し上」

目標の数字は、最初から高くしなくて大丈夫です。たとえば、1回目のアンケート回答が3件だったなら、2回目は5件を目指す。面談申込が1件だったなら、2件を目指す。このくらいの小さな改善で十分です。

振り返りの日は、Day3が終わってから1週間以内がおすすめです。参加者の反応や当日の感覚を覚えているうちに振り返ったほうが、改善点を出しやすくなります。

2回目までのスケジュール例

1か月後に2回目を開く場合の流れを、例として並べておきます。

時期 やること
開催4週間前 1回目の数字を振り返り、改善ポイントを3つ決める
開催3週間前 改善するコンテンツを、優先度の高いものから直す
開催2週間前 申込フォーム、オープンチャット、SNS・メルマガ・LINEの配信を準備する
開催10日前〜7日前 募集を始める。悩み、問題提起、ノウハウ、ストーリーなど角度を変えて投稿する
開催3日前〜前日 締切前の案内。よくある不安への答えと、申込方法を伝える
開催当日〜Day3 開催しながら、反応、コメント、宿題、質問を記録する
Day3後 アンケートを案内し、面談希望の人にすぐ日程を送る
開催後1週間以内 数字を振り返り、次回の改善点を決める

面談の枠は、Day3が終わってから探すのではなく、開催前に用意しておきます。Day3の翌日から3日以内くらいに枠があると、流れが途切れません。

何を直して、どうなったかを記録する

2回目・3回目では、「何を直したか」と「その結果」をセットで記録します。たとえば「Day1の宿題を減らした→提出が増えた→続ける」「Day3で面談の目的を丁寧に伝えた→面談申込が増えた→続ける」という形です。

直したのに数字が変わらなかったとしても、失敗ではありません。「その改善は効き目が薄かった」と分かっただけです。次は別のところを試せばいいのです。

3回目あたりから、自分の型ができてくる

1回目は、初めて作るので大変です。2回目は、直しながら開くので、まだ調整が続きます。そして3回目あたりから、反応が取れる募集文、使いやすい台本、出してもらいやすい宿題、面談につながるDay3が、少しずつ見えてきます。

参加者も時期も毎回違うので、まったく同じにはなりません。それでも回を重ねると、自分なりの型ができます。型ができると、チャレンジ企画は毎回ゼロから作るものではなくなり、直しながら何度も開ける仕組みになっていきます。

最後に、2回目・3回目で避けたいことをまとめておきます。

  • 期間を空けすぎる
  • 全部を作り直す
  • 改善点を増やしすぎる
  • 前回と数字を比べない
  • 成約の数だけを見て判断する

まとめ

  • 1回目はテスト。結果が出なくても、全部を作り直さない
  • 直す場所は、数字が一番落ちているところ。良かったところは残す
  • 次の開催までに直すことは3つ程度に絞り、「何を、どう直すか」まで具体的に書く
  • 開催計画では、開催日・募集期間・改善点・残す点・導線・面談枠・目標・振り返り日など10項目を決める
  • 目標は前回より少し上でいい。何を直してどうなったかを記録すると、3回目あたりから型ができてくる

次の一歩として、まずはカレンダーに2回目の開催日を書き込んでください。日付が決まれば、直す3つも自然に決まっていきます。