ランディングページ(LP)の作り方を学んでいくと、覚えることがどんどん増えていきますよね。キャッチコピー、箇条書き、登録特典、フォーム、画像、サンキューページ、登録率、A/Bテスト。
一つひとつは分かったつもりでも、いざ自分のLPを作ろうとすると、「何から手をつければいいのか」「どれができていて、どれが抜けているのか」が分からなくなってしまう。こういう方は多いです。
結論から言うと、LPの成果を上げるのに必要なのは、知識を増やすことではなく、知識を「工程の順番」に並べて点検することです。どの工程で抜けがあるかが分かれば、直す場所は1つか2つに絞れます。
この記事では、LPに必要な知識を6つの工程にまとめたチェックリストと、症状から点検する順番、そしてチェックリストを使うときの注意点をお伝えします。自分のLPの横に置いて、何度でも見返してください。
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LPは「思いつき」ではなく、パーツの組み合わせで作る
優れたLPは、センスやひらめきで作られているわけではありません。読者に登録してもらうという1つの目的のために、決まったパーツが順番に組み合わされています。
だから、うまくいかないときも「センスがない」と考える必要はありません。どのパーツが抜けているか、どのパーツが弱いかを探せばいいのです。
LPに必要なパーツは、次の6つの工程に分けられます。
- 設計:全体の土台となる考え方
- 言葉:キャッチコピーと箇条書き
- 特典:登録する理由になるもの
- 登録:画像、フォーム、安心の一文
- 登録後:メールの価値の予告、サンキューページ
- 改善:登録率の計測とテスト
ここからは、工程ごとに確かめる問いを並べていきます。LPの全体の構成を先に知りたい方は、高成約率ランディングページの基本構成から読むと、この記事が理解しやすくなります。
工程1〜2:設計と言葉を点検する
工程1:設計
まずはLP全体の土台です。ここがずれていると、後の工程をいくら磨いても成果は出にくくなります。
| 確かめる問い | 見るポイント |
|---|---|
| 4つの要素がそろっているか | 読者の「興味」を引き、「メリット」を示し、届けたい相手の「属性」に呼びかけ、「分かりやすさ」を保っているか |
| 出口は1つになっているか | 登録と関係のないリンクやメニューを外し、登録ボタンへの一本道(1カラム)になっているか |
LPの目的は、登録してもらうことだけです。ほかの記事への案内や、SNSへのリンクを置きたくなる気持ちは分かりますが、読者の注意が分かれると、登録まで進む人は減ってしまいます。
工程2:言葉
次は、読者の気持ちを動かす文章です。
| 確かめる問い | 見るポイント |
|---|---|
| キャッチコピーに一番時間をかけたか | 「無料」「限定」「意外性」「具体性」などの部品を組み合わせて、読み進めたくなる見出しになっているか |
| 困ったときに型を使ったか | 反応が取れているキャッチコピーの型を参考にしたか |
| 箇条書きでメリットを並べたか | 1つひとつが短い見出しのように、読者の欲求に触れる言葉になっているか |
キャッチコピーは、LPの成果を大きく左右します。読者は最初の数行で、読み進めるかどうかを決めます。 本文の細かな言い回しを直す前に、まず見出しを見直してください。
工程3〜4:特典と登録のしやすさを点検する
工程3:特典
登録特典は、読者が登録を決める一番の理由です。
| 確かめる問い | 見るポイント |
|---|---|
| 特典の質は十分か | 「無料だからこの程度」になっていないか。あなたの価値を伝える最初の試食になっているか |
| 特典の価値は伝わっているか | 手に入れると何が分かり、何ができるようになるかを、有料商品を紹介するつもりで書いているか |
特典の中身が良くても、LPでその価値が伝わっていなければ、登録にはつながりません。中身と伝え方、両方を点検します。
工程4:登録
読者が迷わず、ストレスなく登録できるかどうかの点検です。
| 確かめる問い | 見るポイント |
|---|---|
| 画像を使っているか | 文字だけにならず、内容に合った画像を、著作権を守って置いているか |
| フォームはシンプルか | 入力項目は必要最小限か。ボタンは大きく、目立つ色で、押したあとに何が起きるか分かる言葉になっているか |
| 安心の一文があるか | フォームの近くに、個人情報を大切に扱うことを書いているか |
どれも小さなことですが、1つ欠けるだけで、登録の手前で離れる人が出ます。登録する直前の読者は、小さな不安や面倒さで手を止めるからです。
工程5〜6:登録後と改善を点検する
工程5:登録後
登録してもらって終わりではありません。登録後に読者をつなぎとめるための点検です。
| 確かめる問い | 見るポイント |
|---|---|
| メールの価値を伝えているか | 特典だけでなく、その後に届くメールにも価値があることをLPで予告しているか。普段使うアドレスで登録してもらえる工夫をしているか |
| サンキューページを活かしているか | 迷惑メールフォルダの確認をお願いしているか。次の一歩(ほかの連絡手段への登録など)を案内しているか |
特典だけを強く打ち出すと、特典を受け取ったあと、メールが読まれなくなることがあります。LPの段階から「このあと届くメールも役に立つ」と伝えておくと、登録後の読まれ方が変わります。
工程6:改善
LPは作って終わりではなく、数字を見ながら育てていくものです。
| 確かめる問い | 見るポイント |
|---|---|
| 登録率を計測しているか | 登録率=登録者数÷訪問者数×100 で、今の成績を把握しているか。まずは20〜30%を目安にしているか |
| A/Bテストの準備はあるか | キャッチコピーや画像などを1か所だけ変えたパターンを作り、どちらが良いかを比べているか |
登録率の計算と、数字を見るときの注意点は、登録率(CVR)の計算と目安で詳しく解説しています。
症状から点検する順番
6つの工程を毎回すべて見直すのは大変です。今のLPの症状に合わせて、見る工程を絞ります。
| 症状 | 先に点検する工程 |
|---|---|
| LPを最後まで読まれていない | 工程2(キャッチコピー)→ 工程1(出口は1つか) |
| 読まれているのに登録されない | 工程3(特典の伝え方)→ 工程4(フォーム、安心の一文) |
| 登録されるが、メールが読まれない | 工程5(メールの価値の予告、サンキューページ) |
| 数字が分からず、何を直すか決められない | 工程6(登録率の計測)から始める |
どの症状なのかが分からないときは、まず工程6から始めて、数字を取れる状態にしてください。数字があれば、どこで読者が離れているかが見えてきます。
チェックリストを使うときの3つの注意
最後に、チェックリストを使うときにつまずきやすい点をお伝えします。
1. 全部を一度に直そうとしない
抜けている項目がたくさん見つかると、全部直したくなります。でも、一度に変えると、どの変更が効いたのか分かりません。症状に合う工程から、1つずつ直していきます。
2. 項目にチェックが付くことを目的にしない
「箇条書きがある」「画像がある」とチェックが付いても、中身が読者に合っていなければ意味がありません。チェックリストは抜けを見つけるための道具です。最後は登録率という数字で確かめます。
3. 完成してから公開しようとしない
全項目を完璧にしてから公開しようとすると、いつまでも公開できません。基本の形ができたら公開し、数字を見ながら直していくほうが、結果的に早く良いLPになります。
まとめ
- LPの成果を上げるには、知識を増やすより、知識を工程の順番に並べて点検する
- 工程は「設計・言葉・特典・登録・登録後・改善」の6つ
- キャッチコピーは成果を大きく左右する。本文より先に見出しを見直す
- すべてを毎回見直さず、症状に合う工程から1つずつ直す
- 基本の形ができたら公開し、登録率を見ながら育てる
まずは今のLPの症状が、上の表のどれに当てはまるかを考えてみてください。そこが、最初に点検する工程です。
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