専門分野を決めて、お手本になる海外の教材を見つけて、中身も学んできた。でも、一つひとつの作業がどうつながって、最後にどう収益になるのかが見えない。そんな状態で手が止まっている方は多いです。
部分ごとの作業に集中していると、今どこにいて、次に何をすればいいのかが分からなくなりがちです。地図を持たずに山を登っているような状態です。
結論から言うと、商品開発から収益化までは、6つのステップでつながっています。そして、その途中で多くの人が見落とすのが「ローカライズ」、つまり海外で学んだことを、日本の読者に伝わる形に置き換える一手間です。
この記事では、シリーズでお伝えしてきた内容を一枚の地図としてまとめ直し、ローカライズの考え方と、ステップごとにつまずきやすいところをお伝えします。
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この記事の続きとして、お客様の「今」と「理想」から約束を決め、章立て・台本・教材までをAIと作る手順をまとめました。
ゼロから収益化までの6ステップを一枚の地図にする
まずは、全体の道のりを確認しましょう。商品開発から収益化までは、次の6つのステップで進みます。
| ステップ | やること | このステップのゴール |
|---|---|---|
| 1. 専門キーワードの決定 | いくつかのテーマ候補から調べ始め、自分が取り組む分野を一つに絞る | 「何の専門家か」を一言で言える |
| 2. ベンチマークの発見 | 本の通販サイト、オンライン講座のサイト、検索、広告の一覧などで、そのキーワードの商品を探す | お手本にする教材が決まっている |
| 3. データ化と翻訳 | 見つけた本・音声・動画を文字にして、日本語で読める状態にする | 中身を自分で理解できている |
| 4. コンテンツのパッケージ化 | 学んだ内容に「読者が得られること」と「行動の手順」を加え、1本の読み物にする | 人に渡せる形のコンテンツがある |
| 5. 情報発信と読者づくり | 作ったコンテンツをブログや動画で定期的に発信する | あなたの発信を楽しみにしてくれる人がいる |
| 6. ローンチと収益化 | 読者が集まったら、セミナーなどを通じて商品を案内する | 最初の売上が生まれる |
こうして並べると、1から4は「商品の中身を作る」段階、5と6は「届けて売る」段階だと分かります。どこかで止まっている方は、自分が今どの段階にいるのかを、この表で確かめてみてください。
専門キーワードの決め方や、ベンチマークを一つに絞る考え方は、ベンチマークを決定し、一点集中する技術で詳しく解説しています。
翻訳したままでは、読者には届かない
6つのステップの中で、多くの人が見落としている一手間があります。それが「ローカライズ」です。ローカライズとは、海外の内容を、日本の読者に合わせて置き換えることです。
海外の教材には、その国の人なら誰でも知っている会社名や店名、出来事がよく出てきます。たとえば、アメリカの大手スーパーの名前を出して「この店ではこんな成果が出た」と書かれていても、日本の読者にはピンときません。
そこで、日本の読者が思い浮かべられる例に置き換えます。
- 海外の大手スーパーの例 → 日本の読者がよく知っている大手スーパーの例に
- 海外のコンビニやチェーン店の仕組みの例 → 日本のコンビニで同じ仕組みが使われている例に
- 海外の制度や習慣を前提にした説明 → 日本の制度や習慣で考えるとどうなるかに
この一手間があるかどうかで、読者の分かりやすさは大きく変わります。 同じ内容でも、自分の身近な例で説明されると、読者は「なるほど」と納得しやすくなります。
ローカライズは「訳す」ではなく「組み直す」
ローカライズには、もう一つ大事な意味があります。それは、翻訳した文章をそのまま使わないことです。
海外の教材から学んでよいのは、考え方や手順、判断の基準です。文章そのものや、作者の体験談、作者だけの事例をそのまま日本語にして自分のコンテンツとして出すのは、ローカライズではありません。作った人の権利を傷つけることにもなります。
私がおすすめしているのは、次の順番で組み直すことです。
- 学んだ内容を読んで、「要するに何を言っているのか」を一文にまとめる
- その考え方が、日本の読者のどんな悩みに役立つかを考える
- 日本の読者に身近な例を、自分で探して当てはめる
- 自分の言葉で、読者が得られることと行動の手順を書く
こうして組み直したコンテンツは、もう翻訳ではありません。海外の知識を、日本の読者に一番分かりやすく届けるあなたのコンテンツです。
訳した内容を読み物に仕立て直す具体的な方法は、翻訳コンテンツを「売れる製品」に変えるリライト術でまとめています。
1本1,000〜2,000字の発信を積み重ねて、読者を育てる
ローカライズしたコンテンツができたら、ステップ5の情報発信に進みます。目安は、1本あたり1,000〜2,000字程度、動画なら5〜15分程度です。これを、ブログや動画で定期的に発信していきます。
1本1本は小さな発信ですが、続けていくと、あなたの発信を読みに来てくれる人が少しずつ増えていきます。この人たちが、あとで商品を案内するときに話を聞いてくれる、ビジネスの土台になります。
発信を続けるときは、次の3つを意識してください。
- 1本の発信で扱うテーマは一つに絞る
- 読んだ人が「次に何をすればいいか」を最後に書く
- 同じ曜日・同じ間隔で出して、読者が習慣として読めるようにする
大切なのは、たくさんの人を集めることより、読んでくれる人との関係を深めることです。 私自身、メルマガの読者が約100人の時に月収100万円になったことがあります。読者の数が少なくても、読んでくれる人がいれば、次のステップに進めます。
読者が集まったら、ローンチで収益化する
ある程度読者が集まったら、ステップ6のローンチです。「今度、このテーマでセミナーを開きます」と案内し、最初の商品を届けます。
セミナーを開くと、その内容はそのまま次の商品の材料になります。録画を動画の教材にしたり、もっと深く関わりたい人向けに個別のサポートを用意したりと、商品を広げていくことができます。
最初のローンチは、大人数を集めなくても大丈夫です。少人数から始めて、参加してくれた人の反応を見ながら、内容と案内の仕方を直していけば十分です。少人数から売上を作る3日間の流れは、チャレンジ企画の完全ガイドで解説しています。
ステップごとにつまずきやすいところ
最後に、6つのステップでよくあるつまずきをまとめておきます。
| ステップ | よくあるつまずき | どう直すか |
|---|---|---|
| 1. 専門キーワード | 候補を決めきれず、調べ続けてしまう | 期限を決めて一つに絞る。あとで広げればいい |
| 2. ベンチマーク | お手本を何冊も集めて、どれも読み切れない | 一つに絞り、まず最後まで学ぶ |
| 3. データ化と翻訳 | 全部を完璧に訳そうとして止まる | 要点がつかめれば十分と考える |
| 4. パッケージ化 | 訳した文章をそのまま並べてしまう | ローカライズして、自分の言葉で組み直す |
| 5. 情報発信 | 反応が少なくてやめてしまう | 発信の間隔を決め、最初の数か月は続けることを目標にする |
| 6. ローンチ | 読者が十分に集まるまで待ち続ける | 少人数でも一度開いてみる |
どのステップでも共通しているのは、完璧を目指して止まってしまうことです。6つのステップは、一度で完成させるものではありません。一周してみて、足りないところを直しながら、二周目、三周目と回していくものです。
まとめ
- 商品開発から収益化までは、専門キーワード→ベンチマーク→データ化→パッケージ化→発信→ローンチの6ステップでつながっている
- 海外の内容は、日本の読者が思い浮かべられる例に置き換える「ローカライズ」をする
- ローカライズは訳すことではなく、考え方を自分の言葉で組み直すこと
- 1本1,000〜2,000字の発信を積み重ね、読んでくれる人との関係を深める
- 最初のローンチは少人数でいい。一周回してから直していく
まずは、上の6ステップの表を見て、自分が今どのステップにいるのかに印をつけてみてください。次にやることは、そのステップの「ゴール」の欄に書いてあります。
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