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お手本の候補を集め続けるほど、何も身につきません|ベンチマークを1つに決めて、半年〜1年かけて学び切る一点集中の技術

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この記事は約6分で読めます。

リサーチを重ねて、お手本(ベンチマーク)の候補が20個、30個と集まった。どれも良さそうに見える。でも、「この中から1つなんて選べない」「本当にこれを信じて進んでいいのだろうか」と、最後の決断ができずにいませんか。

実は、多くの方がこの段階で止まってしまいます。そして、候補を集めることそのものが目的になり、いつまでも学び始められない「ノウハウコレクター」の状態になってしまいます。

結論から言うと、お手本は1つに決めて、そこに一点集中するのが一番の近道です。そして、決めたお手本は、少なくとも3か月、ふつうは半年から1年かけて、学び切るつもりで向き合います。

この記事では、候補の中から1つを選ぶランキングの作り方と、決めたお手本を学び切る理由、その進め方を解説します。情報を集める段階を卒業して、自分のビジネスを作る「実践者」になるための記事です。

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ここまでのリサーチを振り返る

最終的な決定の前に、ここまでの流れを簡単に振り返っておきます。

  1. 専門キーワードを決める:いくつかのキーワード候補から始め、評価の高い本を5〜10冊読み、出てきた専門用語や分からない言葉を調べながら、自分が一番ピンとくるキーワードを1つに決めました
  2. お手本の候補を集める:決めたキーワードをもとに、商品が売られている流通経路を逆にたどりました。海外の書籍の著者、オンライン講座のプラットフォーム、検索で見つかる教材やセミナー、SNSの広告などから、国内外の商品を調べました

その結果、手元には20〜30個のお手本の候補が並んでいるはずです。候補の集め方は、Amazon著者検索で海外の高額商品を見つけるベンチマークリサーチなどで解説しています。

ここからは、その中から1つを選ぶ段階です。

20〜30の候補から1つを選ぶランキングの作り方

選び方は、候補の商品ページをもう一度見比べて、自分だけのランキングを作ることです。

「何を基準に選べばいいのか」と迷うかもしれません。でも、基準は思っているよりシンプルです。

あなたが「一番面白そうだ」「一番わくわくする」と感じるものを選んでください。 目次や内容紹介を見て、直感的に「これを学びたい」と心が動くものが、今のあなたにとって一番のお手本です。

わくわくするかどうかを基準にするのは、このあと半年から1年、向き合い続けることになるからです。興味が持てないものを選ぶと、途中で手が止まってしまいます。

ただ、直感だけで決めるのが不安な方は、次の3つも合わせて確かめてください。

確かめること 見るポイント
自分の専門キーワードと合っているか 決めたテーマの中心を扱っているか
今の自分の段階に合っているか 難しすぎず、簡単すぎないか
予算と時間の中で無理がないか 生活に無理のない範囲で手に入れられ、学ぶ時間を確保できるか

ランキングの1位になったものを、あなたのお手本として決めます。お手本が有料の教材であれば、予算と目的を確かめたうえで手に入れて、学び始めましょう。

なぜ1つに絞るのか

候補がたくさんあると、「いくつかを並行して学んだほうが、早く身につくのでは」と考えたくなります。でも、実際は逆です。

いくつもの教材に同時に手を出すと、それぞれの考え方がぶつかって、何を信じて進めばいいのか分からなくなります。そして、どれも途中までで終わり、結局、何も身につかないまま時間だけが過ぎていきます。

一方で、1つに絞って深く学ぶと、その教材の考え方が、自分の中で一つの軸になります。軸ができれば、あとでほかの情報に触れたときも、「これは自分の軸と比べてどうか」と判断できるようになります。

1つのことに集中する力については、マルチタスクは悪?成功を引き寄せる「一点集中」の法則でも解説しています。

決めたお手本に、半年〜1年かける理由

お手本を決めたら、ここからが本当の学びです。ここで大切なのは、「徹底的に学び切る」という心構えです。

この学びは、一夜漬けの勉強とはまったく違います。1つの教材と向き合う時間は、最低でも3か月、ふつうは半年から1年ほどかかると考えてください。

私自身、学生のころに、ある投資ツールの講義を学んだことがあります。比較的時間のあった学生の時期でさえ、学び切るまでに3〜4か月かかりました。それくらい、1つのことを丁寧に、深く学ぶには時間が必要です。

次から次へと別の教材に手を出していては、何も身につきません。 時間がかかることを先に知っておくと、途中で「まだ身についていない」と焦らずに済みます。

学び切るための進め方

では、半年から1年かけて、どう学んでいけばいいのでしょうか。次の3つの段階で進めると、途中で迷いにくくなります。

1周目:全体をひととおり通す

最初は、教材を最初から最後まで、ひととおり通します。細かいところで止まらず、全体の流れと、何がどこに書いてあるかをつかむことを目的にします。

2周目:手を動かしながら学ぶ

2周目は、手を動かしながら学びます。教材に出てくるワークや手順を、実際に自分でやってみます。分からない言葉は調べ、自分の言葉で説明できるようにしていきます。この段階に一番時間がかかります。

実践:自分のビジネスに当てはめる

最後に、学んだことを自分のビジネスに当てはめます。自分の商品、自分のお客様に置きかえると、教材だけでは分からなかった疑問が出てきます。その疑問を持って、もう一度教材に戻ると、1周目には気づかなかったことが見えてきます。

学ぶときの基本的な順番については、成功者が守る「学習プロセスの原理原則」で詳しく解説しています。

途中で迷ったときの考え方

半年から1年のあいだには、途中で迷うこともあります。別の良さそうな教材を見つけたり、「このやり方で本当に合っているのか」と不安になったりします。

そんなときは、次のように考えてください。

  • 新しい教材が気になったら、候補リストに書き足しておき、今の教材を学び切ってから見直す
  • 「合っているのか」と不安になったら、まだ試していない手順が残っていないかを確かめる
  • どうしても自分の目的と合わないと分かったときだけ、ランキングの2位に切り替える

大事なのは、気分で乗り換えないことです。乗り換えるなら、「なぜ合わないのか」を言葉にできてから。そうすれば、次のお手本選びにもその学びが生きます。

情報を集める側から、実践する側へ

この学びの時間を経て、あなたは情報やノウハウを「知っている人」から、それをもとに価値を生み出せる「できる人」へと変わっていきます。

お手本を学び切り、その中身を自分のものにしたとき、ようやく「自分のマーケティングを組み立てる」という次の段階に進めます。

情報を集める旅は、ここで一区切りです。ここから、あなた自身のビジネスづくりが始まります。

まとめ

  • お手本の候補を集め続けると、ノウハウコレクターの状態になる。1つに決めて一点集中する
  • 選ぶ基準は「一番わくわくするもの」。テーマとの合い方、今の段階、予算と時間の無理のなさも確かめる
  • 決めたお手本は、最低でも3か月、ふつうは半年から1年かけて学び切る
  • 「1周目で全体を通す→2周目で手を動かす→自分のビジネスに当てはめる」の順で進める
  • 途中で迷っても気分で乗り換えない。合わない理由を言葉にできてから切り替える

まずは、手元のお手本の候補を見比べて、「一番わくわくするもの」を上から3つ選び、順位をつけてみてください。

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