気になる講座や販売者を見つけて、申し込む前に名前で検索してみた。すると、検索窓の候補に「詐欺」という言葉が出てきた。驚いてクリックしたものの、結局よく分からないまま不安だけが残った。そんな経験がある方は多いと思います。
反対に、これからコンテンツ販売を始めたい方の中には、「自分の名前で検索されたときに『詐欺』と出てきたら嫌だ」と感じて、一歩を踏み出せない方もいます。
結論から言うと、「名前 詐欺」で出てくる記事の多くは、その商品が良いか悪いかとは関係なく作られています。だから、その記事だけを判断の材料にする必要はありません。大切なのは、検索結果に振り回されず、自分で確かめるための見方を持つことです。
この記事では、なぜ「名前 詐欺」の記事がこれほど多いのか、その仕組みと、読者として自分で見極めるための確認、そして販売する側が気をつけたいことをお伝えします。
なぜ「名前 詐欺」の記事がこんなに多いのか
コンテンツ販売で名前が知られている人をインターネットで検索すると、「〇〇(名前)の〇〇(商品名)は詐欺?」という題名の記事がよく出てきます。
こうした記事が多い理由は、とても単純です。「詐欺」という言葉は、購入を考えている人なら誰でも気になる言葉だからです。
たとえば、有名な家電メーカーの掃除機を買おうとして、商品名を検索窓に入力したとします。そのとき、候補に「〇〇 詐欺」と出てきたら、どう感じるでしょうか。思わずクリックして、調べてしまうはずです。
詐欺の被害には、誰も遭いたくありません。危険を避けようとする気持ちは、人の本能に近いものです。だから「詐欺」という言葉には、多くの人がつい反応してしまいます。
つまり「詐欺」という言葉は、アクセスを呼び込むにはとても都合のいい言葉です。そのため、商品の良し悪しに関係なく、検索からのアクセスを集める目的で使われることがあります。中には、商品を購入すらしていないまま書かれている記事もあります。
コンテンツ販売は、なぜ叩かれやすいのか
インターネットが便利になり、自分の知識や経験を商品にして届けるコンテンツ販売というビジネスが生まれました。その一方で、販売する人は検索結果の中で批判の対象になりやすくなっています。
理由の一つは、コンテンツが目に見えにくい商品だからです。家電や洋服のように手に取って確かめることができないので、買う前の不安が大きくなります。その不安に答える形で「詐欺かどうか」をうたう記事が読まれやすくなります。
購入した人が、実際に使った感想を書いているのなら、それは読者にとって役に立つ情報です。ただ、購入もせずに批判だけを書いている記事もあるのが現状です。
こうした状況は、販売する側にとってうれしいものではありません。世の中に届けるべき優れたノウハウを持っている人が、「自分の名前に『詐欺』と付けられるのが怖い」という理由で、コンテンツ販売をためらってしまう大きな原因にもなっています。
検索結果に振り回されずに、自分で見極める4つの確認
では、気になる講座や商品の名前で検索して「詐欺」という言葉が出てきたとき、どう判断すればいいのでしょうか。私は、次の4つを確かめることをおすすめしています。
- その記事を書いた人は、実際に購入しているか
- その記事は、最後に別の商品へ案内していないか
- 販売者本人が出している情報を確かめたか
- 分からないことを、販売者に直接質問したか
確認1:書いた人が実際に購入しているか
まず、その記事の中に、実際に購入して使った人にしか書けない具体的な内容があるかを見てください。中身の説明がなく、「怪しい」「気をつけて」といった言葉だけが並んでいる場合は、判断の材料としては弱いです。
確認2:最後に別の商品へ案内していないか
記事の最後まで読むと、「この商品より、こちらがおすすめです」と別の商品へ案内していることがあります。すべてが悪いわけではありませんが、その記事が中立な立場で書かれているかどうかを考える材料になります。
確認3:販売者本人が出している情報を確かめたか
販売ページに、販売者の名前や連絡先、返金の条件、商品の中身がどこまで書かれているかを確かめます。法律で求められている表示がきちんとあるかも、判断の手がかりになります。
確認4:分からないことを直接質問したか
気になることがあれば、販売者に直接質問してみてください。質問に対して、誠実に、具体的に答えてくれるかどうかは、第三者の記事を読むよりも確かな判断材料になります。
この4つを確かめたうえで、最後はあなた自身が判断します。検索結果の言葉だけで決めるのではなく、自分で確かめた情報で決めることが、後悔しない選び方につながります。
販売する側が気をつけたいこと
ここからは、これからコンテンツ販売を始めたい方、すでに販売している方に向けたお話です。
自分の名前で検索すると、候補に「詐欺」という言葉がついてくる。考えただけで嫌な気持ちになりますよね。家族や知り合いがそれを見たらと思うと、なおさらです。インターネット上で中傷されることを望んでいる人はいません。
検索結果を完全にコントロールすることはできません。ただ、読者が自分で確かめたときに「この人は大丈夫だ」と判断できる材料を、自分の側で用意しておくことはできます。
| 用意しておくこと | 読者にとっての意味 |
|---|---|
| 商品の中身と、得られることを正直に書く | 買う前の不安が小さくなる |
| できないこと・合わない人も書いておく | 誇張していないと分かる |
| 質問に丁寧に答える窓口を持つ | 直接確かめることができる |
| 実際のお客様の声を載せる | 第三者の感想を確かめられる |
特に大事なのは、2つ目です。良いことだけを書いた案内は、かえって疑われやすくなります。売り込みの強さが信頼を下げてしまう理由は、売り込み臭の強いブログは嫌われるでも書いています。
また、名前や顔を出すことそのものに不安がある方は、完全匿名でコンテンツ販売に取り組む前に知っておきたいことも参考にしてください。
「詐欺」という言葉に、必要以上におびえなくていい
「詐欺」という言葉が怖いのは、読者も販売者も同じです。ただ、その言葉が使われている理由を知っていれば、必要以上におびえずに済みます。
読者の立場なら、検索結果の言葉ではなく、自分で確かめた情報で判断すればいい。販売者の立場なら、誠実に商品を届け、読者が確かめられる材料を用意しておけばいい。どちらも、やることはシンプルです。
お金に関わる話ほど、人の不安や期待に振り回されやすくなります。だからこそ、私は自分で確かめる習慣を大切にしています。お金にまつわる話で考えたことは、仮想通貨詐欺を見て気づいたことに書いています。
まとめ
- 「名前 詐欺」の記事の多くは、商品の良し悪しに関係なく、アクセスを集めるために作られていることがある
- コンテンツは目に見えにくい商品なので、買う前の不安が大きく、批判の記事が読まれやすい
- 読者は「実際に購入しているか」「別の商品へ案内していないか」「販売者の情報」「直接の質問」の4つで確かめる
- 販売者は、正直な説明・合わない人の明記・質問の窓口・お客様の声で、読者が確かめられる材料を用意する
- 検索結果の言葉ではなく、自分で確かめた情報で判断する
まずは、あなたが今気になっている講座や商品について、4つの確認のうち「販売者本人が出している情報」を一度読んでみてください。検索結果とは違う姿が見えてくるはずです。



