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投稿を頑張る人ほど、プロフィールで取りこぼしています|初めて来た人を迷わせない「発信の拠点」の5つの整え方

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この記事は集客導線 完全ガイドの第2章 発信の土台を整える「2-1 初めて来た人を迷わせない拠点」です(全33記事)

毎日のように投稿して、ときどき反応の大きい投稿も出るようになった。それなのに、フォローしてくれる人も、問い合わせもあまり増えない。発信を続けている方から、よく聞く悩みです。

こういうとき、多くの方は「投稿の質をもっと上げないと」と考えます。でも、原因は投稿ではないことがよくあります。投稿を見て興味を持った人は、次に必ずあなたのプロフィールや、発信のトップのページを見に来ます。そこで「この人は何者で、ここで何が得られるのか」が伝わらなければ、その人は静かに去っていきます。

結論から言うと、投稿を増やす前に整えるべきなのは、初めて来た人が最初に見る「拠点」のページです。拠点が整っていれば、同じ投稿の数でも、つながってくれる人が増えます。

この記事では、初めて来た人が拠点で確かめていること、拠点を整える5つの手順、そして自分では気づきにくい見え方の確かめ方を解説します。どの媒体を使っていても共通する考え方なので、細かい設定の手順ではなく、何をどう伝えるかに絞って書きます。

初めて来た人は、数秒で3つを確かめている

あなたの投稿を見て、プロフィールに来てくれた人を想像してみてください。その人は、じっくり読み込むつもりで来ているわけではありません。数秒眺めて、「この人をフォローするか」「他の投稿も見てみるか」を決めています。

その数秒で確かめているのは、次の3つです。

確かめていること 伝わらないと起きること
何についての発信か(テーマ) 一つの投稿が良くても、他に何が出てくるか分からず去る
見続けると何が得られるか(得られるもの) 自分に関係があるか判断できず、後回しにされる
どんな人が発信しているか(人柄と専門性) 信頼してよいか分からず、距離を置かれる

この3つが、拠点を見た瞬間に伝わるかどうか。拠点を整えるというのは、見た目を飾ることではなく、この3つを分かりやすく並べることです。

投稿は「知ってもらう場所」、拠点は「つながるかを決めてもらう場所」。 役割が違うので、整え方も変わります。

私も独立したばかりのころは、何を発信すればいいか分からないまま、ブログやSNSを続けていました。投稿することばかりに気を取られて、来てくれた人が何を見て判断しているかまでは考えられていなかったと思います。

整え方1:顔と名前で「誰か」を伝える

最初に整えるのは、写真と名前です。この2つは、拠点のページだけでなく、あなたの投稿や返信のたびに小さく表示されます。何度も目にするものなので、信頼の土台になります。

写真を選ぶときのポイントは3つです。

  • はっきり見えること:小さく表示されても、何が写っているか分かる明るさとピント
  • シンプルであること:背景に物が多いと、小さく表示されたときに何が何だか分からなくなる
  • 表情が分かること:個人で発信するなら、明るい表情の顔写真が一番安心感を生む

名前は、本名か、仕事で使う名前を一つに決めます。媒体ごとに違う名前を使っていると、別の場所で見かけたときに同じ人だと気づいてもらえません。名前の横に、何の専門家かが分かる短い肩書きを添えておくと、テーマも同時に伝わります。

整え方2:一文で「誰の、何を、どう解決する場所か」を書く

次に整えるのは、自己紹介の文章です。ここでやりがちなのが、経歴や資格を並べることです。経歴は大切ですが、初めて来た人がまず知りたいのは、あなたの経歴より「ここで自分に何が得られるか」です。

自己紹介の最初の一文は、次の型で書いてみてください。

「(誰)の、(どんな悩み)を、(どんなやり方で)解決する発信をしています」

たとえば、「子育て中の方が、夜の30分で副業の発信を続けられるように、書き方と時間の作り方をお伝えしています」のような形です。誰に向けた場所なのかが分かれば、当てはまる人は「自分のことだ」と感じて、読み進めてくれます。

最初から完璧な文章を目指す必要はありません。まずはシンプルに書いて、反応を見ながら言葉を直していけば十分です。経歴や実績は、この一文のあとに、「なぜこの人が教えられるのか」を示す材料として置きます。

誰に向けて発信するかを決める考え方は、WHO設計の11項目と選び方の5基準で詳しく書いています。

整え方3:初めての人に向けた「自己紹介の入口」を置く

3つ目は、初めて来た人に向けた、短い自己紹介の入口を用意することです。多くの媒体には、ページの一番目立つところに、決まった投稿や動画を固定して表示する方法があります。そこに、初めての人向けの自己紹介を置きます。

この自己紹介で伝えるのは、次の3つだけです。

  1. あなたが何者か(短く)
  2. この場所で、誰のどんな悩みを扱っているか
  3. 見続けると、どんないいことがあるか

長さは短めにします。動画なら1分程度、文章ならスマホの一画面に収まるくらいが目安です。凝った作りにする必要はありません。顔を出して、自分の言葉で話したり書いたりするだけで、人柄は十分に伝わります。

ここで大切なのは、初めて来た人のためのものだと割り切ることです。すでにつながっている人向けの近況や、内輪の話は入れません。初めての人が「ここは自分のための場所だ」と感じられるかどうかだけを考えて作ります。

整え方4:過去の発信を、見る順番に並べる

発信を続けていると、投稿の数が増えていきます。これ自体は良いことですが、初めて来た人から見ると、どこから見ればいいのか分からない状態になります。新しい順に並んでいるだけだと、たまたま一番上にあった投稿で判断されてしまいます。

そこで、過去の発信をテーマごとにまとめて、見る順番を示します。

  • 「初めての方はここから」:あなたの考え方の土台が分かる投稿を、読む順に並べる
  • テーマ別のまとめ:扱っているテーマごとに、関連する投稿を一つにまとめる
  • よく読まれているもの:反応の大きかった投稿を集める

特に1つ目が大切です。初めて来た人に「まずこの順番で見てください」と道案内をすると、その人はあなたの発信を順に追いながら、考え方を少しずつ理解していきます。一つの投稿で判断されるより、ずっと深く知ってもらえます。

また、あなたが参考にしている人や、同じテーマで信頼している発信者を紹介しておくのも一つの方法です。どんな考え方の人たちとつながっているかが見えると、あなたの立ち位置が伝わり、安心感にもつながります。

整え方5:次の行き先を一つだけ用意する

最後に整えるのは、拠点から次にどこへ進んでもらうか、です。発信をビジネスにつなげるなら、ここが一番大切なところです。

多くの媒体では、プロフィールに外部へのリンクを置くことができます。ここに、あなたのブログ、メルマガ、LINE、講座の案内など、たくさんのリンクを並べたくなるかもしれません。でも、選択肢が多いと、人は迷って、結局どれも押さずに去っていきます。

次の行き先は、一つに絞ってください。たとえば、「もっと詳しく知りたい方は、こちらから無料の資料を受け取れます」のように、押すと何が得られるかを添えて、一つだけ置きます。SNSは知ってもらう場、メルマガやLINEは関係を深める場、というように役割を分けて、拠点からは深める場へ案内するのが基本です。媒体ごとの役割の分け方は、SNS・メルマガ・LINEの役割の違いで書いています。

問い合わせを受けたい場合は、連絡先も分かる場所に置いておきます。仕事の相談をしたいと思った人が、連絡方法を探して迷うのはもったいないからです。

自分では見えない「初めての人の目」で確かめる

5つを整えたら、最後に必ず確かめてほしいことがあります。それは、初めて来た人から、実際にどう見えているかです。

自分のページは、自分では見慣れているので、分かりにくいところに気づけません。また、媒体によっては、つながっている人と初めての人とで、表示が変わることもあります。

確かめ方は2つあります。

  • ログインしていない状態で開く:ブラウザの、履歴を残さない画面(シークレットモードなど)で自分のページを開いて、初めての人と同じ状態で見る
  • 身近な人に見てもらう:あなたの仕事をよく知らない家族や友人に、数秒だけ見てもらい、「何をしている人に見えたか」を聞く

2つ目は特におすすめです。「〇〇を教えている人だよね」と、あなたが伝えたいことがそのまま返ってくれば合格です。違う答えが返ってきたら、整え方2の一文から見直してみてください。

拠点づくりでやりがちな4つの失敗

  • 経歴や資格を最初に並べる:初めての人が知りたいのは、あなたのすごさより、自分に何が得られるかです。経歴は、一文の説明のあとに置きます
  • テーマを広げすぎる:仕事の話、趣味の話、日々の出来事が同じ比重で並んでいると、何の発信なのかが伝わりません。雑談は人柄を伝えるのに役立ちますが、中心のテーマは一つに決めておきます
  • 一度作って、そのままにする:発信の中身や、案内したい先は少しずつ変わっていきます。数か月に一度は拠点を見直し、古い案内や終わった企画が残っていないかを確かめます
  • 自分の好みだけで作る:デザインや言葉は、自分がかっこいいと思うものより、来てほしい人に伝わるものを選びます。迷ったら、身近な人に見てもらった答えを優先します

拠点は、一度で完成させるものではありません。来てくれた人の反応を見ながら、少しずつ育てていく場所です。

まとめ

  • 投稿を見た人は、次に拠点を見て、つながるかを決めている。拠点では「テーマ」「得られるもの」「人柄と専門性」の3つを伝える
  • 写真と名前で誰かを伝え、自己紹介の最初の一文で「誰の、何を、どう解決するか」を書く
  • 初めての人向けの自己紹介の入口を置き、過去の発信は見る順番に並べる
  • 拠点からの次の行き先は一つに絞り、押すと何が得られるかを添える
  • 最後に、ログインしていない状態や身近な人の目で、初めての人からの見え方を確かめる

まずは、あなたのプロフィールを家族か友人に数秒だけ見せて、「何をしている人に見えた?」と聞いてみてください。その答えが、拠点をどこから直せばいいかを教えてくれます。