「新時代のビジネススキル」が手に入る無料講義はコチラ

買った本を全部読もうとする人ほど、リサーチで止まります|5〜10冊から「読むべき1冊」を選ぶザッピング読書術3ステップ

rev-4150 コンテンツ販売
この記事は約6分で読めます。

専門分野のリサーチのために、関連する本を5冊、10冊と買ってきた。でも、机の上に積み上がった本を前にして、「これを全部読むなんて無理だ。どこから手をつければいいんだろう」と途方に暮れていませんか。

真面目な人ほど、「買った本は一字一句、最後まで読まなければいけない」と思い込んでしまいがちです。そして、1冊目の途中で時間がなくなり、リサーチそのものが止まってしまいます。

結論から言うと、リサーチのための本は、全部を丁寧に読む必要はありません。まず全体をパラパラと眺めて、読む順番を決める。そして、上位の本にだけ時間をかける。これが、限られた時間でリサーチを前に進める方法です。

この記事では、その方法である「ザッピング読書術」の3ステップと、判断に迷ったときの見極め方、仕分けたあとの読み方を解説します。

大前提:すべての本を丁寧に読む必要はない

最初に持ってほしい考え方は、「買った本を、すべて丁寧に読む必要はない」ということです。

理由は、時間には限りがあるからです。今の自分の目的に合わない本を一生懸命に読んでいる間に、もっと役に立つ本に出会う時間が減ってしまいます。

何かをやることは、同時に、何かをやらないと選ぶことでもあります。すべての本に同じだけ時間をかけるのは、一見まじめに見えますが、実は「選ぶこと」を先送りしているとも言えます。

リサーチのための読書で大事なのは、読むことそのものではありません。本来の目的は、その分野の良い情報を見つけて、自分の中に判断の基準を作ることです。読書を目的にせず、リサーチの目的から逆算して読む本を選ぶ。 それが、ここで紹介する読書術の考え方です。

ザッピング読書術の3ステップ

具体的な進め方は、とてもシンプルです。

ステップ1:ザッピングで全体を眺める

まずは手元にある5〜10冊の本を、パラパラと拾い読みしていきます。テレビのチャンネルを次々に変えていくように眺めるので、これを「ザッピング」と呼んでいます。

見るのは、表紙、帯、目次、「はじめに」、気になる見出しや図くらいで十分です。1冊にかける時間は数分でかまいません。この段階で、内容を理解しようとする必要はありません。

ステップ2:直感で3つの山に仕分ける

ザッピングしながら、「なんとなく面白そう」「これはピンとくる」「これは今の自分には合わなそう」という直感で、本を仕分けていきます。

深く考えず、テンポよく「良い」「普通」「合わない」の3つの山に分けていくイメージです。この作業は、書店で立ち読みしながら行うこともできます。

直感で分けていいのか、と不安になるかもしれません。でも、ここで使う直感は、目次や見出しという判断材料を見たうえでの直感です。完全な当てずっぽうとは違います。それに、この段階で少し間違えても、あとで入れ替えればいいだけです。

ステップ3:読みたい順にランキングをつける

最後に、「良い」の山に入った本の中から、「これが一番読みたい(1位)」「次はこれ(2位)」というように、自分だけのランキングを作ります。

このランキングが、これから時間をかけて深く読むべき本の優先順位です。ランキングは、紙に書き出しておくと迷いません。

最初に良い本に触れると、見る目が育つ

この読書術の考え方を、料理にたとえてみます。

おいしくない料理をたくさん食べ続けても、本当においしい料理を見分ける舌は育ちにくいですよね。むしろ、最初にとびきりおいしい料理を食べておくと、「これはもう少しだな」と比べられるようになります。

読書も同じです。最初に、自分にとって質の高い本にしっかり触れておくと、ほかの本を読むときの基準ができます。 その基準があると、次に本を選ぶときも、情報を見るときも、良し悪しを判断しやすくなります。

ただ、ここでいう「質の高い本」は、世間の評価だけで決まるものではありません。同じ本でも、今の自分の段階や目的に合っているかどうかで、役に立ち方は大きく変わります。だからこそ、他人のおすすめより、自分でザッピングして選ぶことに意味があります。

ランキングに迷ったときの見極め方

ザッピングを進める中で、判断に迷う本も出てきます。そんなときは、次の2つの基準で考えてみてください。

迷うケース 考え方
ランキングがつけられない本(しっかり読まないと考えがまとまらないと感じる) 今の自分にとって読む価値がある「当たり」の本である可能性が高い。時間をかけて読む
パラパラめくった瞬間に「ランキング外だ」と感じる本 今の自分には時間を使う必要がない。ほかの本に時間を回す

特に1つ目は、見落としやすいポイントです。すぐに判断できない本は、読み飛ばしたくなります。でも、判断できないということは、その本が自分の考えを揺さぶっているということでもあります。そうした本こそ、腰をすえて読む価値があります。

ザッピング読書でよくある3つの失敗

ザッピング読書を始めた方が、つまずきやすいところも挙げておきます。

  1. ザッピングのつもりが、読み込んでしまう:面白い本に当たると、つい1冊を読み進めてしまいます。すると、ほかの本を眺める時間がなくなり、比べることができません。最初は「全部を眺め終わるまでは深く読まない」と決めておきます
  2. ランキングを作って満足してしまう:順番を決めただけで、実際には1位の本を読まないまま、新しい本を探しに行ってしまう。ランキングは、読むための準備です。決めたら、その日のうちに1位の本を開きます
  3. 「合わない」と感じた本を責めてしまう:自分に合わない本を選んだことを、失敗だと感じる必要はありません。合わない本があると分かったことも、判断の基準が育っている証拠です

特に2つ目は、リサーチが好きな人ほど起きやすいものです。本を選ぶことと、読んで学ぶことは、別の作業だと考えてください。

仕分けたあとの読み方

ランキングができたら、いよいよ読んでいきます。進め方のポイントは3つです。

  1. 1位の本から、しっかり読む:1位の本は、線を引いたり、メモを取ったりしながら、時間をかけて読みます。分からない言葉は調べておきます
  2. 2位以下は、1位と違うところを中心に読む:1位の本で全体の基準ができているので、2冊目以降は「1位の本と違うことを言っているところ」「新しく出てきた言葉」を中心に読むと、速く進みます
  3. 選ばなかった本は、無理に読まない:「合わない」の山に入った本は、今は読まなくて大丈夫です。段階が進んだときに、改めてめくってみると、違って見えることもあります

こうして読んでいくと、その分野でよく出てくる言葉や、多くの本が共通して言っていることが見えてきます。それが、あなたの中にできる「業界の地図」です。本を使って市場の全体像をつかむ考え方は、ビジネスの成否を分ける市場の全体像把握スキルで解説しています。

そして、読みながら見つけた言葉の中から、自分の専門キーワードを1つに絞っていきます。絞り方は売れるテーマはAmazonに聞く、専門キーワードを見つける3ステップを参考にしてください。

まとめ

  • リサーチのための読書は、すべての本を丁寧に読む必要はない。読書を目的にせず、リサーチの目的から逆算する
  • 「ザッピングで全体を眺める→直感で3つの山に仕分ける→読みたい順にランキングをつける」の3ステップで読む順番を決める
  • 最初に自分にとって質の高い本に触れると、ほかの本や情報を見るときの基準が育つ
  • すぐに判断できない本は「当たり」の可能性が高い。すぐにランキング外と分かる本には時間を使わない
  • 1位の本はしっかり読み、2位以下は違いを中心に読む

まずは、手元にある本をすべて机に並べて、1冊3分ずつザッピングし、「良い」「普通」「合わない」の3つの山に分けてみてください。

FREE

無料・3日間の動画講座(Day1は登録後すぐ見られます)

「売れる企画」を3日間で形にする無料の動画講座
ライブで開いた3日間の講座の録画(約3時間)を、LINEでお届けします。
誰に届けるか・3つの商品プラン・募集文まで、書き込み式ワークシートでAIと一緒に作ります。
Day1は登録後すぐ見られます。Day3まで見た方には特典7つ。

無料で3日間の動画講座を受け取る

コンテンツ販売
シェアする