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ステップメールは何通が正解? 読まれない原因は「長さ」ではなく「退屈さ」です|長くても読まれるメールの4つの条件と点検のしかた

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ステップメールで伝える中身は決まった。でも、いざ書こうとすると「何通に分ければいいのか」「1通は何文字くらいがいいのか」で手が止まってしまう。そんな方は多いです。

こういうとき、「7通で、1通1,500字」のような決まった数字が欲しくなりますよね。数字が決まっていれば、あとはそれを埋めるだけで済むからです。

結論から言うと、ステップメールの通数や長さに、誰にでも当てはまる正解の数字はありません。そして、読まれなくなる原因の多くは、長さではなく「退屈さ」にあります。長いメールでも、読者にとって面白ければ最後まで読まれます。短いメールでも、退屈なら途中で閉じられます。

この記事では、通数の目安の考え方を簡単に整理したうえで、長くても読まれるメールの4つの条件と、自分のメールの退屈な箇所を見つける点検方法をお伝えします。

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「正解の数字」を探すほど、書けなくなる

決まった数字に合わせて書こうとすると、いくつか困ったことが起きます。

伝えたいことが1,500字に収まらないと、大事な説明を削ってしまいます。反対に、伝えることが少ないのに1,500字を埋めようとすると、中身の薄い文章で水増しすることになります。どちらも、読者のためのメールではなく、数字のためのメールになってしまいます。

大切なのは、数字をなぞることではなく、「この読者に、この考え方を伝えるには、どれくらいの言葉と時間が必要か」を自分で考えることです。数字はそのための目安にすぎません。

とはいえ、何も目安がないと始めにくいのも事実です。そこで、まずは通数の目安から整理しておきます。

通数の目安は「読者の興味が続く期間」から考える

最初の商品の案内までに何通送るかは、2つの軸で考えます。伝えたい教育をすべて伝えきれるか。そして、読者の興味が冷めないうちに案内できるか、です。

通数 起きやすいこと
少なすぎる(1〜2通) 伝えたいことが入りきらず、価値が伝わる前に案内することになる
多すぎる(案内まで1か月以上) 途中で読者の興味が薄れ、案内のころには反応が落ちている

このバランスから、初めてステップメールを作る方は、登録から1週間〜10日ほどで最初の案内をすることを目安にしてください。通数でいうと7〜10通くらいです。この量があれば、伝えたい教育を無理なく伝えられ、読者の関心が高いうちに案内まで進めます。

通数と長さを決める基準は、ステップメールの数と長さを決める3つの基準で詳しく解説しています。ここから先は、1通の「長さ」と「退屈さ」の話に絞ります。

読まれなくなる本当の原因は「退屈さ」

アメリカの有名なコピーライター、ジョセフ・シュガーマンは、文章が長いことが悪いのではなく、退屈なことが悪いのだ、という趣旨のことを言っています。私も、ステップメールについてはまさにその通りだと考えています。

少し長くなった途端に読まれなくなるメールは、長さに問題があるのではありません。そもそも、中身が読者の関心とずれているのです。

そして、本当に気をつけたいのは、短くしすぎて伝えたいことが伝わらないほうです。ステップメールの役割は、読者の考え方を少しずつ育てていくことです。短く切り詰めた結果、読者の心が動かなければ、その1通は役割を果たせていません。長さを恐れるより、伝わらないことを恐れてください。

長くても読まれるメールの4つの条件

では、長くても最後まで読まれるメールには、どんな特徴があるのでしょうか。私が大事にしているのは、次の4つです。

1. 書き出しが、読者の悩みや疑問から始まっている

最初の数行で「これは自分の話だ」と感じてもらえないと、その先は読まれません。あいさつや前置きから入るより、読者が今まさに困っていること、気になっていることから書き始めます。

2. 1通で伝えることが1つに絞られている

あれもこれも詰め込んだメールは、長さ以上に読むのが大変です。1通で伝える考え方は1つにして、その1つを、理由と具体例で丁寧に伝えます。伝えることが1つなら、長くても読者は迷いません。

3. 具体例や体験談が入っている

考え方だけが続く文章は、どうしても退屈になります。「たとえば」で始まる具体例や、自分やお客様の体験が入ると、読者は場面を思い浮かべながら読めます。

4. 最後に「次を読む理由」がある

1通の終わりに、次のメールで何を伝えるのかを一言添えておきます。読者は続きが気になるので、次のメールも開いてくれます。

この4つがそろっていれば、文字数が多くなっても、読者は負担に感じにくくなります。反対に、4つのうちどれかが欠けていると、短いメールでも「長い」と感じられてしまいます。読者が感じる長さは、文字数ではなく、読んでいる間の退屈さで決まるからです。書き方の原則をもっと知りたい方は、成約率を上げる10のライティング原則も参考にしてください。

自分のメールの「退屈な箇所」を見つける点検

書いたメールが退屈になっていないかは、書いた本人には分かりにくいものです。次の方法で確かめてみてください。

  1. 声に出して読んでみる。自分でも読むのに疲れる箇所や、読み飛ばしたくなる箇所は、読者にとっても退屈な箇所です
  2. 段落を1つずつ消してみる。消しても意味が通じる段落は、なくてもいい段落かもしれません
  3. 「たとえば」が1回も出てこないメールを探す。考え方だけで終わっていないか確かめます
  4. 配信したあとの反応を見る。返信やリンクのクリックがあったメールと、なかったメールを見比べます

4番目の反応を見るには、メールの中のリンクがどれだけ押されたかを記録しておくと便利です。やり方はメルマガ内のリンクはクリック解析を必ず行うで解説しています。

動画や音声が中心なら、メールは短くていい

ここまで長さの話をしてきましたが、動画や音声で伝えることを中心にする場合は、メールの本文は短くて構いません。「今日はこの動画を見てください」と案内し、動画の見どころを一言添えるだけで十分です。

伝える役割を動画が担っているなら、メールの役割は「見てもらうこと」です。何でメッセージを伝えるかによって、ちょうどいい長さは変わります。

通数と長さで、よくある失敗

最後に、ステップメールの通数と長さでつまずきやすいところをまとめておきます。

よくある失敗 どう直すか
決まった文字数を埋めるために水増しする 伝えることが少ない日は、短く終わっていい
長くなるのが怖くて、大事な説明を削る 理由と具体例は削らず、前置きを削る
1通にいくつもの話題を詰め込む 1通1テーマにして、残りは次のメールに回す
案内までの期間を長くしすぎる 最初は1週間〜10日を目安にする
反応を見ずに「長いから読まれない」と決めつける 返信やクリックの数で、どのメールが読まれているか確かめる

迷ったときは、数字ではなく読者の反応を基準にしてください。 反応があったメールは、長くても読まれています。反応がなかったメールは、短くても届いていません。

まとめ

  • ステップメールの通数や長さに、誰にでも当てはまる正解の数字はない
  • 最初の案内までは、1週間〜10日(7〜10通)を目安に始める
  • 読まれなくなる原因の多くは、長さではなく退屈さにある
  • 長くても読まれるメールは、読者の悩みから始まり、1通1テーマで、具体例があり、次を読む理由がある
  • 迷ったら、数字ではなく読者の反応で判断する

まずは、今あるメールの中から、一番反応がなかった1通を声に出して読んでみてください。読み飛ばしたくなった箇所が、最初に直す場所です。

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