ステップメールで伝えるべき内容は、なんとなく分かった。でも、いざ書こうとすると「どの順番で書けばいいのか」「1通目には何を書けばいいのか」で手が止まってしまう。そんな悩みを持っている方は多いです。
書けたとしても、1通ずつがばらばらの話になってしまい、読者が最後まで読んでくれているか自信がない。そういう声もよく聞きます。
結論から言うと、ステップメールは「7通の文章」ではなく、7つの章でできた「1本の脚本」として書くとうまくいきます。映画や小説に、読む人の気持ちを順番に動かす流れがあるように、ステップメールにも読者の気持ちが自然に進む順序があります。1通ごとに役割を1つだけ持たせて、前の通と次の通をつなげていくのです。
この記事では、7つの章の役割を簡単に振り返ったうえで、7通を1本の脚本としてつなぐ書き方と、実際に書く手順、よくある失敗をお伝えします。
無料プレゼント|電子書籍
この記事の続きとして、登録してくれた人に届く7通のステップメールを、届ける順番に沿ってAIと下書きする方法をまとめました。
7通がばらばらになると、読者は途中で離れる
ステップメールが読まれなくなる原因の多くは、1通ずつが独立した話になっていることです。
1通目は自己紹介、2通目はノウハウ、3通目は別のノウハウ、4通目で急に商品の案内。これでは、読者は「なぜ今この話を読んでいるのか」が分からなくなります。
脚本として書くと、こうなります。
- 1通目を読み終えた読者が「次も読みたい」と思っている
- 2通目の冒頭で、1通目の話を受けて始まる
- 最後の案内のときには、読者の中に「これが必要だ」という理由がそろっている
1通ごとの目的をどう決めるか、7つの順序がなぜその並びなのかは、ステップメールは1通ごとの役割で決まるで詳しく解説しています。この記事では、その7つを「脚本」としてつなぐことに絞ってお話しします。
脚本の7つの章と、読み終えた読者に残したい一言
まず、7つの章と、それぞれを読み終えた読者の心に残したい一言を並べます。書くときは、この「残したい一言」を先に決めておくと、内容がぶれません。
| 章 | 役割 | 読み終えた読者に残したい一言 |
|---|---|---|
| 1. 興味を引く | 読み始めてもらう | 「この人のメールは面白そう。次も読もう」 |
| 2. 信用してもらう | 不信感をなくす | 「この人の話は信じてよさそうだ」 |
| 3. 憧れてもらう | 目指す未来を見せる | 「自分もそうなりたい」 |
| 4. 問題点に気づいてもらう | うまくいかない原因を示す | 「だからうまくいかなかったのか」 |
| 5. 手段を伝える | 解決の方法と選び方を示す | 「この方法なら自分にもできそうだ」 |
| 6. 投資と行動の意味を伝える | 動く理由を持ってもらう | 「始めるなら、今が自分にとってよい時期だ」 |
| 7. 案内する | 商品を提案する | 「これを待っていた」 |
2〜6章は、読者に「買う理由」を育てていく教育の部分です。6つの教育の中身は、読者を育てる6つの教育と入れる順番でまとめています。
前半の3章:振り向いてもらい、信じてもらい、目指してもらう
1章:興味を引く
最初のメールの目的は、教育でも販売でもありません。「この人のメールは面白そうだ」と思ってもらうこと、それだけです。
受信箱にはたくさんのメールが届きます。件名と書き出しの一文で「お?」と思ってもらえなければ、その先の章は読まれません。1通目で全部を伝えようとせず、次への期待を残して終わるのがコツです。
2章:信用してもらう
興味を引く言葉は、同時に「本当かな」という疑いも生みます。本格的な話に入る前に、この疑いをほどいておきます。
あなたの経験や実績、お客さんの声を紹介する。うまくいかなかった時期のことも正直に書く。そして、役に立つ情報を惜しまずに届ける。「この人の話は信じてよさそうだ」と感じてもらえれば、次の章が読まれます。
3章:憧れてもらう
信用してもらえたら、次は「目指す未来」を見せます。あなたの商品を通じて、読者がどんな状態になれるのかを、具体的に思い浮かべられるように書きます。
「こうなりたい」という気持ちがない人に方法を伝えても、響きません。目指す場所がはっきりして初めて、読者はあなたの話を自分ごととして読んでくれます。
後半の4章:原因に気づき、方法を知り、動く理由を持ち、案内を受け取る
4章:問題点に気づいてもらう
目指したい未来があっても、「でも自分には無理だ」と思っている読者は多いです。そこで、うまくいかなかった本当の原因を示します。
たとえば「体重が減らないのは意志が弱いからではなく、やり方が合っていなかったから」と伝えるようなものです。原因が本人の努力や才能ではなく、やり方にあると分かると、読者は「それなら変えられる」と前を向けます。
5章:手段を伝える
原因が分かった読者に、それを解決する方法を伝えます。ここで大切なのは、他の方法を否定することではなく、方法を選ぶための判断基準を渡すことです。
「こういう点を見て選ぶと失敗しにくい」という物差しを渡せば、読者は自分で比べて、自分で選べます。自分で選んだ方法には、人は納得して取り組めます。
6章:投資と行動の意味を伝える
方法が分かっても、人は「お金がもったいない」「また今度でいい」と、最後の一歩で止まります。
ここで、恐怖であおる必要はありません。お金を使うことは、時間を買うことでもあること。先延ばしにしている間にも、同じ悩みが続いていること。そうした考え方を伝えて、読者が自分で「始める理由」を見つけられるようにします。
7章:案内する
ここまでの章がつながっていれば、案内は長く説明しなくても伝わります。商品の概要と、読者にとっての意味を伝え、「あなたのための商品がここにあります」と示します。
ここで無理に押す必要はありません。迷っている人には、迷っている理由に答える情報を届ければ十分です。
7通を1本につなぐ3つの書き方
章の中身が決まっても、1通ずつがつながっていなければ脚本になりません。次の3つを意識してください。
- 冒頭で前の通を受ける:「前回は〇〇というお話をしました。今日はその続きです」と始めると、読者は流れに戻れる
- 最後に次の通を予告する:「次回は、〇〇がうまくいかない本当の理由をお話しします」と締めると、次を開く理由ができる
- 教育の章では売らない:2〜6章で商品を案内すると、「結局売りたいから言っているのか」と受け取られ、それまでの信用が崩れる
3つ目は特に大切です。「成功には投資が必要です。ところで、こんな商品があります」という流れは、読者を身構えさせます。教育の章では読者の役に立つことに徹し、案内は7章でまとめて行いましょう。売り込まずに信頼を作る伝え方は、売り込まずに信頼を作る3つの教育でも解説しています。
脚本を書く手順と、よくある失敗
実際に書くときは、いきなり1通目から書き始めないことがコツです。
- 7章で案内する商品と、読者の「到達点」を決める
- 7つの章それぞれの「読み終えた読者に残したい一言」を書く
- 各通の冒頭(前の通の受け)と締め(次の通の予告)を先に書く
- 最後に、各通の本文を書く
骨組みを先に作ってから本文を書くと、途中で話がずれることがなくなります。
よくある失敗
- 1通目で全部を話してしまう:最初に熱が入りすぎて、ノウハウも実績も案内も詰め込んでしまう。1通目は興味を引くことだけに絞る
- 問題点の章で読者を責める:「あなたがうまくいかないのは努力が足りないから」と書くと、読者は離れる。原因はやり方や順番にあると伝える
- 6章を恐怖で書く:「今やらないと後悔する」と不安をあおると、申し込みが来ても後でキャンセルや不満につながりやすい
- 章の順番を入れ替える:信用される前に憧れを見せると、「うさんくさい」と感じられやすい
まとめ
- ステップメールは、7つの章でできた1本の脚本として書く
- 章ごとに「読み終えた読者に残したい一言」を先に決めると、内容がぶれない
- 冒頭で前の通を受け、最後に次の通を予告して、7通をつなぐ
- 教育の章(2〜6章)では売らず、案内は7章でまとめて行う
- 恐怖や否定ではなく、判断基準と行動する理由を渡す
まずは、7つの章それぞれについて、「読み終えた読者に残したい一言」だけを書き出してみてください。本文を書く前のこの7行が、あなたのステップメールの脚本の骨組みになります。
無料プレゼント|電子書籍
メルマガを毎日書く人ほど、売れません
AIで作る「売り込まずに届く」7通のステップメール
登録してくれた人に届く7通のステップメールを、届ける順番に沿ってAIと下書きする方法をまとめました。メールアドレスの登録だけで、すぐに受け取れます。




