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メルマガが開かれないのは、本文より先に件名で閉じられているからです|開封される件名の考え方と4つの型

rev-1353 メールマガジン基礎編
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メルマガを配信しているのに、なかなか開封されない。せっかく時間をかけて本文を書いても、読まれている気がしない。そんな悩みを持っている方は多いです。

こういうとき、多くの方は本文の書き方を見直そうとします。でも、開封されていないということは、本文にたどり着く前に閉じられている、ということです。

結論から言うと、メルマガが読まれるかどうかは、本文より先に「件名」で決まります。 読者は、受信箱に並んだ件名を見て、開くか、あとにするか、削除するかを一瞬で決めているからです。

この記事では、件名がなぜそれほど大事なのか、ブログの題名との違い、開封される件名の考え方と型、そして信頼を失わないための注意点をお伝えします。

読者の受信箱は、毎日たくさんのメールであふれている

読者のメールの受信箱には、毎日いろいろなメールが届きます。知り合いからのメール、仕事のメール、お店からの広告、登録しているメルマガ、迷惑メール。人によっては、1日にかなりの数のメールを受け取っています。

知り合いや仕事のメールなら、きちんと開いて読んでもらえます。でも、それ以外のメールは、開かれないまま削除されることがよくあります。

特に、無料の資料などをきっかけに登録してくれた読者は、まだあなたのことをよく知りません。そのため、あなたからメールが届いても、「たくさん届くメルマガの一つ」として受け取られがちです。

そんな中で開いてもらうためには、件名で読者の関心を引く必要があります。件名に関心を持ってもらえれば、開封されるだけでなく、本文を真剣に読んでもらえる可能性も高まります。反対に、件名に何の関心も持ってもらえなければ、本文がどれだけ良くても読まれることはありません。

メルマガの件名とブログの題名は、役割が違う

ここで押さえておきたいのが、メルマガの件名とブログの題名の違いです。

ブログの題名 メルマガの件名
誰に見られるか 検索している人 受信箱を見ている読者
何を優先するか 検索される言葉を入れる 開きたくなる関心を引く
比べられる相手 同じ言葉で検索に出る記事 同じ日に届いたほかのメール

ブログの題名は、検索結果に表示されるので、検索される言葉を入れるのが基本です。一方、メルマガは検索結果には出てきません。そのため、メルマガの件名は、検索を気にせず、読者の関心を引くことだけに集中していいのです。

メルマガの本文は、ブログの記事の内容をもとにして構いません。ただ、そのときも件名までブログの題名と同じにする必要はありません。ブログは検索を意識した題名に、メルマガは開きたくなる件名に、と使い分けましょう。

開封される件名の考え方と4つの型

では、どんな件名なら開いてもらえるのでしょうか。基本の考え方は、「このメールを開くと、自分にとって何がいいのか」が一目で伝わることです。

そのうえで、使いやすい型を4つ紹介します。

  1. 問いかけ型:読者が気になっている疑問を、そのまま件名にする(例:「ブログを毎日書いても読まれないのはなぜ?」)
  2. 結論の予告型:本文の結論をほのめかし、続きを読みたくさせる(例:「集客より先に決めるべき、たった1つのこと」)
  3. 読者の言葉型:読者が普段口にしている悩みの言葉を使う(例:「何を発信すればいいか分からない、という方へ」)
  4. 個人的な話型:あなた自身の出来事や気づきから入る(例:「先日、ある相談を受けて考えたこと」)

どの型を使う場合も、件名は短めにして、大事な言葉を前に置くのがおすすめです。スマホで読んでいる人の受信箱では、長い件名は途中で切れて見えなくなることがあるからです。

3つ目の「読者の言葉型」を使うときは、読者が実際に使っている言葉を知っておく必要があります。見込み客が普段使う言葉の集め方は、見込み客が普段使う言葉に言い換える方法で解説しています。まずは読者からの返信や質問の言葉を書きとめておくだけでも、十分な材料になります。

関心を引くために、信頼を失ってはいけない

件名で関心を引くことは大切ですが、やってはいけないこともあります。

本文と関係のない件名はつけない

開いてもらいたいからといって、本文とまったく関係のない件名をつけるのはやめましょう。たとえ開封されても、読者は騙されたような気持ちになります。

こうしたことを繰り返すと、あなたのメルマガへの信頼は少しずつ失われ、そのうち開かれなくなったり、解除されたりします。嘘ばかりついて、最後には誰にも信じてもらえなくなった、オオカミ少年の話と同じです。

迷惑メールのような件名は避ける

「おめでとうございます!当選しました!」「あなたに現金をプレゼント!」のような、大げさで胡散臭い件名もおすすめしません。多くの読者は迷惑メールだと思って、中身を見ずに削除してしまいます。

読者との信頼関係ができていて、ちょっとした遊び心として使う場合は別ですが、基本的には避けたほうが安心です。

件名は、読者との約束です。 件名で期待させたことを、本文できちんと届ける。この積み重ねが、次のメールも開いてもらえる信頼になります。

配信前に確かめたいことと、よくある失敗

件名を決めたら、配信する前に次のことを確かめましょう。

  1. 本文の内容と、件名がきちんと合っているか
  2. スマホの受信箱で見たときに、大事な言葉が前半に入っているか
  3. 誰からのメールか、差出人の名前で分かるか
  4. 同じような件名が、最近続いていないか

よくある失敗

よくある失敗 どう直すか
ブログの題名をそのまま件名にしている 読者が開きたくなる言葉に書き換える
毎回「〇〇通信 第〇号」のような件名にしている その回の中身が伝わる件名にする
関心を引くために、中身と違う件名をつける 本文で届けることを予告する件名にする
件名を配信の直前に慌てて決める 本文を書き終えたら、件名の候補を3つ出して選ぶ

特に2つ目の「号数だけの件名」は、よく見かけます。号数だけでは、その回に何が書いてあるのかが読者に伝わりません。メルマガの名前を入れたい場合も、その回の中身が分かる言葉を一緒に添えましょう。

どの件名がよく開かれたかは、配信システムの数字で確かめられます。あわせて、本文の中のリンクがどれくらい押されたかも見ておくと、読者の関心がどこにあるかが分かります。その考え方はメルマガ内のリンクはクリック解析を必ず行うで解説しています。

件名で開いてもらえたら、次は最後まで読んでもらう段階です。本文は、読者が上から順に読み進められる組み立てになっているかも、あわせて見直してみてください。

最終的に目指すのは「名前で開かれる関係」

件名の工夫は大切ですが、最終的に目指したいのは、差出人の欄にあなたの名前があるだけで、ほかのメールより先に開いてもらえる関係です。

すぐにそうなるのは難しいので、まずは魅力的な件名で開いてもらい、「このメルマガは読み続ける価値がある」と知ってもらうことから始めましょう。開いてくれた読者に毎回きちんと価値を届けていけば、少しずつ、件名に頼らなくても読まれるメルマガになっていきます。登録者の数ではなく、読んでくれる人の数を増やす考え方は、メルマガは発行部数ではなく読者数を増やすで解説しています。

まとめ

  • メルマガが読まれるかどうかは、本文より先に件名で決まる
  • ブログの題名は検索される言葉を、メルマガの件名は開きたくなる関心を優先する
  • 件名は「開くと自分にとって何がいいのか」が一目で伝わるように。問いかけ・結論の予告・読者の言葉・個人的な話の4つの型が使いやすい
  • 本文と関係のない件名や、迷惑メールのような件名は、信頼を失うので避ける
  • 最終的には、件名に頼らず名前で開かれる関係を目指す

まずは、次に送るメルマガの件名を、今の案のほかに2つ考えてみてください。3つを並べて、読者の立場で「一番開きたくなるもの」を選ぶだけで、件名の力は少しずつ鍛えられていきます。