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無料レポートのネタに困る人ほど、ゼロから考えています|メルマガ読者を増やす5つの型と、集まる読者の違い

rev-1376 メールマガジン基礎編
この記事は約6分で読めます。

メルマガの読者を増やしたい。そのために、登録してくれた人に渡す無料レポートを作ろうと思った。でも、いざ書こうとすると、何をテーマにすればいいのか分からない。そんな悩みを持っている方は多いです。

ネタが出てこないのは、アイデアが足りないからではありません。多くの場合、何もないところから「すごい内容」を考えようとしていることが原因です。

結論から言うと、無料レポートのネタには、決まった型があります。体験談・知識とノウハウ・手順解説・コラボ・配布物の5つの型を知っておけば、ネタに困ることはほとんどなくなります。そして、どの型を選ぶかで、集まる読者の性質も変わります。

この記事では、5つの型それぞれの特徴と作り方、型ごとに集まる読者の違い、そしてネタを決める手順をお伝えします。世の中にある無料レポートには例外もありますが、主なものは次の5つです。

型 作りやすさ 特徴
1. 体験談 作りやすい 実際にやったことなので説得力がある
2. 知識・ノウハウ 手間がかかる 実績がなくても調べて作れる
3. 手順解説 作りやすい 初心者に喜ばれる
4. コラボ 相手が必要 相手の力を借りて多くの人に届く
5. 配布物 スキルが必要 すぐ使えるが、読者との関係は薄くなりやすい

順番に見ていきましょう。

1. 体験談レポート:自分がやったことをまとめる

体験談レポートは、作りやすく、人気も出やすい型です。その名のとおり、あなたが実際に体験したことを詳しくまとめます。

特に、うまくいった体験をまとめたものは、手に取ってもらいやすい傾向があります。実際に成果が出た方法には、誰もが興味を持つからです。

  • 「ブログを始めて最初の読者が集まるまでにやったこと」
  • 「プロフィールの写真を1枚変えて、反応が変わった話」

自分が体験したことを書けばいいので、作るときにもそれほど苦労しません。日々の作業の中でうまくいったことがあれば、それを文章にまとめるだけです。

失敗談もネタになる

うまくいかなかった体験も、立派なネタになります。

  • 「育ててきたブログが突然表示されなくなった原因と対策」
  • 「〇〇(サービスの種類)を選ぶときに私が失敗した理由」

失敗談を書くときは、なぜ失敗したのかに加えて、他の人が同じ失敗をしないための対策までまとめてください。ただの愚痴で終わると、読者の役には立ちません。

また、何かのサービスや商品を実際に使ってみて、その使い勝手や効果を報告する「使ってみた」レポートもこの型に入ります。まだあまり知られていないものを先に試して報告すると、注目されやすくなります。

2. 知識・ノウハウレポート:調べたことを分かりやすくまとめる

知識・ノウハウレポートは、作るのに時間と手間がかかりますが、人気の高い型です。

体験談との違いは、あなたが実際に体験していないことでも、調べれば作れるということです。たとえば、文章術の本をいくつか読み、その要点を初心者向けに分かりやすく1つにまとめるだけでも、読者にとっては役に立つ内容になります。

自分の言葉で書き直すことが大切

ここで気をつけたいのが、著作権です。元の記事を書いた時点での私の理解では、ノウハウや考え方そのものには著作権はありませんが、他の人が書いた文章には著作権があります。本の文章をそのまま写して自分の作品にすることはできません。

必ず、自分の言葉に置き換えて解説しましょう。部分的に紹介したい場合は、引用のルールに従う必要があります。著作権の細かな決まりは、公式の情報や専門家の案内で確かめてください。

難しいテーマを分かりやすくする

ビジネスをするうえで知っておくべき知識のうち、多くの人が難しいと感じて避けているテーマも、よいネタになります。法律や税金の基本のように、初心者が敬遠しがちなことを分かりやすくまとめると喜ばれます。

この型のよいところは、その分野でまだ実績がなくても、勉強すれば作れることです。ただ知識を並べるだけでなく、自分の体験を交えたり、例えを工夫したりすると、他のレポートより分かりやすいものになります。

3. 手順解説レポート:やり方を1つずつ見せる

手順解説レポートは、サービスやツールの使い方、登録の仕方などを、1つずつ解説する型です。

  • 「ブログを作るまでの手順を画像つきで解説」
  • 「SNSのアカウントを作って最初に設定すること」
  • 「アクセス解析を設置して見るべき画面」

この型では、画像や動画を使うことがほぼ必須です。文章だけで説明するより、ずっと分かりやすくなります。

初心者は、基本の操作や設定でつまずいて、そこであきらめてしまうことがよくあります。できるだけ親切に、画面の順番どおりに説明してあげると喜ばれます。

目新しさは少ないので、爆発的に広まることはあまりありません。その代わり、始めたばかりの人に確実に届きます。あなたのお客さんが初心者なら、相性のよい型です。

4. コラボレポート:誰かと一緒に作る

コラボレポートは、他の人と一緒に作る型です。中でも人気が出やすいのが、対談です。オンラインで対談して録音・録画し、それをレポートとして配ります。

音声や動画の対談は、PDFだけの資料より話している人を身近に感じられます。作る時間の割にたくさんの情報を詰め込めて、聞いた人がファンになりやすいのも特徴です。

誰と対談するかは大切です。あなたの読者が知りたいことに詳しい人や、その分野で実績のある人と対談すると、注目されやすくなります。インタビュー形式で質問を送り、文章で答えてもらう方法もあります。

自分が出ているレポートは、相手も紹介しやすいものです。対談した人同士で紹介し合えば、お互いの読者に届けられます。断られても失うものはないので、まずは身近な人に声をかけてみてください。

読者のアドレスを共有するときの注意

コラボで集めたメールアドレスを、一緒に作った人の間で共有する場合は、受け取る人に事前にそのことを伝えておく必要があります。本人が知らないまま複数のメルマガに登録するのは、法律の上で問題になります。詳しくは特定電子メール法の3つの決まりを見てください。最新の内容は公式の情報で確かめてください。

5. 配布物レポート:すぐ使えるものを渡す

最後は、知識やノウハウではなく、すぐに使えるものを配る型です。画像素材、テンプレート、作業用のシートなどがこれにあたります。

画像を作るのが得意なら自作の画像を、表計算が得意なら便利なシートを、というように、あなたのスキルを活かしたものを作れます。

ただし、この型には弱点があります。受け取った人は「いいものをもらった」で終わってしまい、あなた自身に興味を持ってくれるとは限りません。あなたの知識や考え方、人柄に興味を持って登録した人に比べて、その後のメルマガを読んでくれる割合は低くなりがちです。

集まる読者は、関係の薄い読者になりやすい。このことを理解したうえで使いましょう。無料の資料で読者との関係を深める考え方は、読者をファンに変える4つの条件で解説しています。

ネタを決める手順

最後に、5つの型から実際のネタを決める手順をまとめます。

  1. 最近うまくいったこと、失敗したことを書き出す(体験談の候補)
  2. お客さんによく聞かれる質問を書き出す(ノウハウ・手順解説の候補)
  3. 一緒に何かを作れそうな人を思い浮かべる(コラボの候補)
  4. 候補の中から、あなたの商品につながるテーマを1つ選ぶ

大切なのは4つ目です。人気が出そうなテーマでも、あなたの商品と関係がなければ、集まった読者はその先に進んでくれません。自分の経験や知識からネタを探す方法は、経験と知識を商品の材料に変える棚卸し7項目も参考にしてください。

まとめ

  • 無料レポートのネタは、体験談・知識とノウハウ・手順解説・コラボ・配布物の5つの型に分けられる
  • 体験談は作りやすく、失敗談も対策とセットならよいネタになる
  • 知識・ノウハウは実績がなくても作れるが、必ず自分の言葉で書き直す
  • 配布物は手に取ってもらいやすいが、関係の薄い読者が集まりやすい
  • ネタは、あなたの商品につながるテーマから選ぶ

まずは、この1か月でうまくいったことと失敗したことを1つずつ書き出してみてください。それだけで、体験談レポートのネタが2つ手に入ります。