メルマガを始めたものの、読者がなかなか増えない。ブログに登録フォームを置いてみたけれど、登録してくれる人はほんの少し。どうすれば読者を増やせるのか分からない。そんな悩みを持っている方は多いです。
メルマガの読者が多ければ、それだけ多くの人に情報を届けられます。ただ、登録の数だけを追いかけても、売上にはつながらないことがよくあります。
結論から言うと、メルマガの読者は数よりも「濃さ」を意識して増やすのがおすすめです。私自身、メルマガの読者が約100人のときに月収100万円になりました。大切なのは読者の数そのものより、あなたのメールをしっかり読んでくれる人との関係です。
この記事では、メルマガの読者を増やす4つの王道の方法と、それぞれで気をつけたい点をお伝えします。
「濃い読者」と「薄い読者」の違い
最初に、読者の「濃さ」について整理しておきます。
メルマガをしっかり読んでくれる読者を「濃い読者」、メールが届いても開かない、読み飛ばしてしまう読者を「薄い読者」と呼ぶことがあります。
| 読者 | 特徴 |
|---|---|
| 濃い読者 | 自分から登録し、メールを開いて読み、反応してくれる |
| 薄い読者 | 何かのついでに登録し、メールはほとんど読まない |
同じ100人でも、濃い読者が多ければ、メールへの反応も、商品の案内への反応も大きくなります。反対に、薄い読者を1,000人集めても、ほとんど読まれなければ、売上にはつながりません。
読者を増やすときは、「どの方法で増やすと、どんな読者が集まるか」を意識することが大切です。実際にどれくらいの読者が読んでくれているかを測る方法は、アクティブ読者率の計測法で解説しています。
方法1:ブログから登録してもらう
一番基本になるのが、ブログからメルマガに登録してもらう方法です。ブログの記事の中や、メニュー、記事の下などに登録フォームや登録ページへの案内を置いて、興味を持った読者に自分から登録してもらいます。
自分から登録してくれる読者なので、その後もメールを読んでくれる可能性が高いのが特徴です。つまり、濃い読者が集まりやすい方法です。
ただ、登録フォームを置いただけでは、自分から登録してくれる人はとても少ないのが実際のところです。読者から見ると、「登録すると何が得られるのか」が分からないからです。
私の場合も、「ブログには書かない、メルマガ読者だけに届ける話をしています」と伝えていましたが、それだけでは大きな反応はありませんでした。そこで、次に紹介する無料の特典を用意することをおすすめしています。
ブログとメルマガを組み合わせるときの考え方は、ブログとメルマガを連動させる具体的な方法で詳しくまとめています。
方法2:無料の特典を用意する
無料の特典の代表的なものは、あなたの知っていることや調べたノウハウを、一つのテーマにそってまとめた資料です。「この資料を差し上げるので、よかったらメルマガも読んでみてください」という形で、登録してもらいます。
資料は、書き換えられにくいPDFの形で配るのが一般的です。音声や動画を特典にする場合も、受け取り方を書いた案内の資料を用意しておくと、読者が迷いません。
特典が魅力的であればあるほど、登録してくれる人は増えます。ブログだけでは、短い期間で読者を一気に増やすのは難しいものですが、役に立つ特典があると、それを目当てに登録してくれる人が増えていきます。
特典を配るときのポイント
- ブログの目立つ場所に置き、無料であること、何の役に立つかをはっきり書く
- 特典の中身を紹介する記事も書く
- 登録のボタンやフォームは、分かりやすい場所に置く
- 特典は、登録後に自動で届くようにしておく
- 受け取ると同時にメルマガに登録されることを、申し込み欄に必ず書く
最後の点はとても大切です。メールを受け取ることに同意していない人を、勝手にメルマガに登録することはできません。メルマガに関するルールは、法律で決められている部分もあります。最新の内容は公式の情報で確かめてください。
特典は中身が薄いと、かえって信頼を失います。特典に必要な条件は、読者をファンに変える無料の特典の4つの条件で解説しています。
方法3:他の人の特典を紹介する
他の人の無料の資料を紹介することで、あなたのメルマガの読者を増やす方法もあります。無料の資料を集めて配っている場の中には、他の人の資料を紹介すると、そのお返しとして自分のメルマガを紹介してもらえる仕組みを持つところがあります。
この方法は、自分で資料を作らなくても読者を増やせるのが良いところです。ただ、注意したい点があります。
資料を受け取るためだけに登録する人の中には、ふだん使わないメールアドレスで登録する人も少なくありません。また、ふだんのアドレスで登録してくれた人でも、あなたのことをまだ知らないため、メールを送るとすぐに解除されてしまうことが多いのです。この方法で集まる読者は、薄い読者が多くなりやすいと考えておいてください。
あなた自身の資料をしっかり読んでくれた読者のほうが、その後もメールを読んでくれる可能性はずっと高くなります。他の人の資料の紹介は補助的に使い、中心は自分の特典で読者を増やしていきましょう。
逆に、あなたが役に立つ資料を作っておけば、他の人がそれを紹介してくれることもあります。良い資料は、それ自体が読者を連れてきてくれるのです。
方法4:SNSや動画から登録してもらう
SNSや動画サイトからも、メルマガの読者を集めることができます。こうした場所には、とても多くの人が集まっています。人が集まる場所を上手に使うのは、ビジネスの基本です。
ただし、SNSでメルマガの宣伝ばかりしていると、嫌がられてしまいます。ふだんは役に立つ情報や、あなたの考え方が伝わる投稿をしたり、他の人と交流したりして、あなたに興味を持ってくれる人を増やしていきます。そのうえで、ときどき、特典の受け取りページやメルマガの登録ページを案内するくらいがちょうどいいです。
SNSは人と出会う入り口、メルマガはじっくり関係を育てる場所、と役割を分けて考えると、案内の仕方にも迷わなくなります。
SNSで知り合った人は、あなたの投稿をいくつか読んだうえで登録してくれるので、濃い読者になりやすい傾向があります。一方で、SNSの投稿は流れて見えなくなりやすいので、登録ページへの案内は、プロフィール欄など、いつでも見られる場所にも置いておくと安心です。
読者を増やすときによくある失敗
最後に、読者を増やすときにつまずきやすい点をまとめておきます。
- 数を増やすことだけが目的になり、薄い読者ばかり集めてしまう
- 特典の中身が薄く、登録直後に解除されてしまう
- 登録してくれたあとのメールを用意しておらず、読者を放置してしまう
- 受信の同意をきちんと取らずに登録してしまう
特に3つ目は見落とされがちです。読者が登録してくれたのは、あなたに少し興味を持ってくれたからです。その気持ちが冷めないうちに、役に立つメールを届けることで、薄い読者も少しずつ濃い読者に変わっていきます。
まとめ
- メルマガの読者は、数よりも、読んでくれる「濃い読者」を増やすことを意識する
- ブログからの登録は濃い読者が集まりやすいが、登録する理由を用意する必要がある
- 無料の特典は読者を増やす中心。受信の同意を必ず明記する
- 他の人の特典の紹介は薄い読者が多くなりやすいので、補助として使う
- SNSや動画は入り口として使い、宣伝ばかりにならないようにする
まずは、あなたのブログを読者の目で見て、「メルマガに登録すると何が得られるか」が一目で分かるかを確かめてみてください。分かりにくければ、読者の悩みに答える特典を1つ用意するところから始めましょう。


