メルマガを配信するたびに、何人かが解除していく。配信システムの画面で解除の数を見るたびに、胸がちくっと痛む。そんな経験をしている方は多いです。
解除が続くと、「何か悪いことを書いたのかな」「自分のメルマガはつまらないのかな」と不安になりますよね。そのうち、嫌われないように当たり障りのないことしか書けなくなっていく方もいます。
結論から言うと、メルマガは配信すれば解除されるものです。解除されること自体は失敗ではなく、あなたのメルマガが「誰に向けたものか」がはっきりしてきた合図でもあります。怖いのは解除よりも、解除を恐れて誰の心にも届かないメルマガになってしまうことです。
この記事では、解除が起きる理由と、解除を恐れて書くと起きる悪循環、そして解除を恐れずに書くための考え方と見直す場所をお伝えします。
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メルマガは、配信すれば解除される
まず知っておいてほしいのは、解除はどんなメルマガにも起きるということです。
私も、メルマガを1回配信すれば、1人や2人から解除されることは珍しくありません。始めたばかりの頃は解除の数が気になって仕方がありませんでしたが、今はあまり気にしなくなりました。
解除する人の中には、次のような人がいます。
- 内容を読む前に、「メルマガだから」という理由で解除する人
- 登録したときと今とで、関心が変わった人
- 必要な情報を受け取って、もう十分だと感じた人
- あなたの考え方に共感できなかった人
1つ目のように、件名や内容と関係なく解除する人もいます。メルマガそのものを迷惑メールのように感じている人は、思っているより多いものです。こうした解除は、書き手にはどうしようもありません。気にせず見送りましょう。
解除を恐れると、メルマガはつまらなくなる
解除を恐れると、多くの人は「誰にも嫌われない内容」を書こうとします。でも、これが悪循環の始まりです。
人の価値観はさまざまです。たとえば「人の役に立つことで、お金はあとからついてくる」と考える人もいれば、「稼げれば手段は問わない」と考える人もいます。「自分のビジネスで独立して自由に生きたい」と思う人もいれば、「会社を辞めるなんてもったいない」と思う人もいます。
あなたが自分の考えを書けば、賛成する人も、そうでない人も出てきます。誰にも嫌われないようにしようとすると、自分の意見を出さず、どこかで聞いたような無難な話ばかりになります。
そういうメルマガは、共感する人もいなければ、面白いと思う人もいません。読む理由がなくなるので、結果として読まれなくなり、さらに解除されていきます。
| 解除を恐れたとき | 起きること |
|---|---|
| 意見を出さない | 共感してくれる人がいなくなる |
| 誰にでも当てはまる話を書く | 自分のことだと感じてもらえない |
| 案内を控える | 必要としている人に届かない |
読者を絞れば、合わない人が離れるのは自然なこと
メルマガで成果を出すには、読者を絞る必要があります。そして、絞るということは、それ以外の人には合わなくなるということです。
会社員に向けて書けば、会社員の人には響きますが、それ以外の人には響きにくくなります。子育て中の人に向けて書けば、子育てをしていない人には関係の薄い話になります。初心者に向けて書けば、経験のある人には物足りなく感じられます。
これは、書き方が悪いからではありません。読者を絞れば、合わない人が離れていくのは自然なことです。
逆に、誰も解除しないメルマガは、実は誰にも読まれていないのかもしれません。開かれずに受信箱にたまっているだけなら、解除の手続きをする人もいないからです。解除がまったくないことより、誰の心も動いていないことのほうが、ずっと深刻です。
登録している人の数より、毎回読んでくれる人の数を増やすことが大切です。この考え方は、メルマガは発行部数ではなく読む人を増やすで詳しく解説しています。
解除を恐れずに書くための3つの考え方
では、どうすれば解除を気にしすぎずに書けるようになるのでしょうか。私が大切にしている考え方は、次の3つです。
1. 読んでほしい人を1人決める
「誰に嫌われないか」ではなく、「誰に読んでほしいか」を先に決めます。できれば、実在する1人の読者を思い浮かべて、その人に手紙を書くつもりで書いてください。
1人に向けて書くと、言葉が具体的になります。その人と似た悩みを持つ人には深く届き、そうでない人は自然と離れていきます。1人に宛てた手紙のような書き方は、メルマガは個人宛の手紙を意識するで解説しています。
2. 合わない人を無理に引き止めない
関係のない人、商品を必要としない人、考え方が合わない人を、無理に引き止める必要はありません。引き止めようとして内容を薄めると、本当に読んでほしい読者まで離れてしまいます。
去っていく人を追うより、残ってくれている人のために、次の1通を良いものにしましょう。
3. 解除は「読者の選択」として尊重する
解除は、読者が自分で選んだことです。それを責めたり、解除しにくくしたりするのは逆効果です。
解除の方法はいつでも分かりやすく示しておきます。「いつでもやめられる」と分かっているほうが、読者は安心して読み続けてくれます。解除の手続きを分かりやすく示すことは、法律の面でも大切です。詳しくは特定電子メール法の3つの決まりを見てください。
解除が気になるときに見直す3つの場所
とはいえ、いつもより明らかに解除が多い回があれば、見直すきっかけにはなります。そのときは、自分を責めるのではなく、次の3つの場所を確かめてください。
- 登録の入り口:登録ページで約束した内容と、実際に届けている内容がずれていないか
- 配信の中身:案内ばかりが続いて、読者の役に立つ話が少なくなっていないか
- 配信のペース:急に配信の回数を増やしていないか
特に多いのは、1つ目のずれです。登録したときに期待していた内容と違うものが届けば、読者が離れていくのは当然です。
どれにも当てはまらないなら、その解除は「合わない人が離れた」だけの可能性が高いです。気にしすぎず、次の配信に進みましょう。
よくある失敗
解除の数だけを毎回見ている
解除の数だけを見ていると、どうしても不安が大きくなります。見るなら、解除の数と一緒に、読まれている数やリンクが押された数も確かめましょう。読んでくれている人が減っていなければ、メルマガは健全に育っています。
解除された回の内容を、すべて否定してしまう
解除が多かった回を「失敗」と決めつけ、同じテーマを二度と書かなくなる方がいます。でも、その回に強く共感してくれた人もいるはずです。返信や感想があれば、それも合わせて判断してください。
反応のある人の声を見ていない
解除した人のことばかり考えて、返信や感想をくれた人のことを見ていないケースです。メルマガは、読んでくれる人のために書くものです。まずは、反応してくれた人の声に目を向けましょう。
まとめ
- メルマガは配信すれば解除されるもの。解除そのものは失敗ではない
- 解除を恐れて無難な内容にすると、つまらなくなってさらに解除される
- 読者を絞れば、合わない人が離れるのは自然なこと
- 読んでほしい1人に向けて書き、合わない人を無理に引き止めず、解除は読者の選択として尊重する
- 解除が多い回は、登録の入り口・配信の中身・配信のペースの3つを見直す
まずは、次のメルマガを書く前に「この1通を誰に読んでほしいか」を1人決めてみてください。その人に届く言葉を選ぶだけで、解除の数より大切なものが見えてくるはずです。
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