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ブログで使える心理テクニック10選

ブログ記事戦略
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あなたがブログをビジネス目的で書いているのであれば、ブログの記事から集客や売り上げなどの成果につなげたいと思っていることでしょう。

しかし、ただ闇雲に文章を書いているだけでは、なかなか読者は行動してくれず、成果につながらないものです。

 

そこで今回は、読者に行動してもらうために非常に効果のある「ブログで使える心理テクニック10選」を解説します。

この10個のテクニックはブログ記事を書く際に活用できるテクニックで、これらを最大限に活用することができれば、読者の行動を促すことが出来るので、ビジネスで成果を出すスピードを速め、収益を拡大することができます。

 

最初はこのテクニックを意識しながら記事を作成すると良いですが、使っていくうちにあなたのスキルとして身に付いてくるので、自然とこれらのテクニックを取り入れた記事を書くことが出来るようになります。

 

先に与える

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人間の心理には「返報性の原理」というものがあり、人は他人から何かをしてもらうと、お返しをしなければならないという感情を抱きます。

 

例えば、あなたがビジネスの初心者だとして、自分の初歩的な質問にも嫌な顔一つせずに答えてくれるコンサルタントがいたとします。

コンサル料金を支払っているわけでもないのに、自分に親切にしてくれるその人から、何か商品を勧められたら、「買わないのは失礼なのではないか?」という心理が働くはずです。

 

これが返報性の原理で、少し極端な事例でしたが、正常な人であれば何かをしてもらうと自然に「お返しをしなければならないのでは?」と思います。

ブログで読者に有益な情報を発信するということは、「先に与える」という方法の一つなので、出し惜しみせずにあなたが知っている情報をどんどん教えてあげるようにしてみてください。

 

未来を与える

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ビジネスで成果を出すためには「未来を与える」ということを意識しなければなりません。

これは「ベネフィット」と呼ばれますが、購入後の理想的な未来像を読者に具体的にイメージさせることで、購買意欲を高める手法です。

 

あなたが何か商品を売りたい場合に、「商品の内容」ばかりをブログ記事として書いてしまうと、商品がどんなに素晴らしくても、あなたがどんなに頑張って記事を書いても商品は売れません。

 

例えば、「ニキビケア用品」を販売する場合ですが、ブログ訪問者にとって必要な情報は、そのニキビケア用品を使えば「ニキビが治る」のかという情報です。

つまり、その商品を使ったことで得られる「理想の未来像」です。

 

しかし、もしもブログ記事が、そのニキビケア用品の「成分」についてひたすら書いているだけだったらどう思うでしょうか?

アレルギー体質の人であれば、成分も必要な情報かもしれませんが、成分だけ書かれても、その商品購入後の「未来」が全く想像できないので、購入されにくいです。

 

購入してもらうために必要な情報は、「ニキビが治った」「肌がきれいになった」「友だちに羨ましいと言われた」など、商品を購入して使ったことにより得られる「未来像」です。

あなたが売りたい商品やサービスの場合は、その商品やサービスの内容ばかりを細かく書いていたとしても、それはニキビケア用品の成分を並べているのと同じ状態です。

 

悩み解決であれば「悩みが解決した」、願望実現であれば、「目標を達成できた」、ビジネス系であれば「収益化できた」などをできるだけ具体的に「未来像」を提示することで、読者はその商品を手に入れた先の自分の未来を具体的に想像できるので、購入してくれます。

 

商品の購入に向けて読者を行動させるために有効なブログ記事は「商品を購入することによって手に入る具体的な未来」です。

商品説明も必要ではありますが、必ず未来を与えることも意識してください。

 

感情を刺激する

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人は商品を購入するかどうかを「理屈」ではなく、「感情」によって決めています。

生活必需品を除けば「必要だから」購入するよりも、「欲しいから」購入するということのほうが多いのですが、その原因は「感情」が心理の大部分を占めているからです。

 

物が溢れている現代ではお店に行けば何でも商品は売っていますが、その中には生活になくてはならないと言えるほど必要不可欠なものなど、実はそんなに多くはありません。

それでも「欲しい」という欲求が掻き立てられることで、人は「購入」というアクションを起こします。

そして、「欲しい」という欲求を正当化するため、自分自身を納得させる「理由」を自分の中に求めていき、納得すれば購入に至ります。

 

人間は理性のある生き物なので、欲しいという「欲求」だけですぐに購入するわけではありませんが、重要なことは「欲求」を掻き立てることです。

つまり読者に行動してもらいたければ、まずは「感情を刺激する」ことが必要で、その後に「理由」を提示して正当化させてあげれば良いのです。

 

人は「欲求」で商品を購入するので、どんなに理屈を並べて説得しても購入されないことは多いです。

そのため、商品を販売する際には、ただ単に商品の説明をするよりも、感情を刺激し「メリット」を感じさせる記事を書きましょう。

 

デメリットも伝える

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マーケティング手法の一つに「両面提示の法則」というものがあり、商品販売の際に商品のメリットだけでなく、デメリットも含めて両方を説明することです。

逆に、片方だけしか伝えない場合は、片面提示です。

単純に言うと、商品の良い面だけを強調して売るか、欠点まで伝えたうえで売るのかの違いです。

 

例えば、以下の2つの場合では、どちらの方が信用できるでしょうか?

A:「この教材はノウハウや実例が具体的に解説されています。作業方法は画像や動画で丁寧に解説されていて分かりやすいので、ビジネスに初めて取り組む人にもお勧めです」

B:「この教材はノウハウや実例が具体的に解説されています。作業方法は画像や動画で丁寧に解説されていて分かりやすいです。すぐに成果が出るほど簡単ではありませんが、真面目に取り組めば必ず成果を出すことができるので、ビジネスに初めて取り組む人にもお勧めです」

この場合は、おそらくBの方が信用できるとほとんどの人が思うはずです。

Bは「すぐに成果が出るほど簡単ではない」と、あえてその教材のデメリットの部分もきちんと伝えることで、Aよりも信頼できる文章になっています。

 

このように、あえて欠点も提示することで信用を得るテクニックを「両面提示の法則」と言います。

 

また、事前にきちんと欠点を伝えることで、クレームを減らす効果もあります。

目先の利益ばかりを追うのではなく「信用」を獲得することのほうが、実際に利益を最大化させることができます。

 

なお、売りたいものが良い商品なのに、欠点ばかりをたくさん書いてしまうと、誰も購入しなくなるので、「メリット」と「デメリット」のバランスは圧倒的にメリットのほうが多いことをしっかりと伝えるようにしましょう。

 

誘導する

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複数の商品を提示し、その中から売りたいものに「誘導」するテクニックを「コントラストの原理」や「選択の錯覚」と言います。

この「コントラストの原理」や「選択の錯覚」は飲食店などでも頻繁に便われているテクニックです。

 

例えば、1000円前後のメニューしかない場合に、あえて2000円のメニューを追加すると、1000円のメニューが安く感じるようになり、1000円前後の商品の売り上げがアップします。

2000円のメニューがあることで1000円のメニューが安く感じるようになり、1000円前後のメニューに「誘導」できるというテクニックです。

 

他にも様々な場面で使われるテクニックですが、「松・竹・梅」のように3つのコースを用意する手法は有名で、3つのコースがある場合に、日本人は基本的に真ん中の「竹」を選ぶ傾向にあります。

そして、一般的に「竹」のコースは最も利益率が高い商品を設定していることが多いので、お客は知らないうちに、お店にとって最も利益の出る「竹」に誘導されているのです。

 

このような誘導の方法を理解していれば、あなたも驚くほどスムーズに誘導することができるようになります。

 

安いと思わせる

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人は価格以上に価値があるものの購入には前向きになるので、「これは安い!」と思えば、購入する確率は高くなります。

そこで腕の良いセールスマンが良く使うテクニックで、最初に高すぎるハードルをあえて提示し、次に提示するハードルを低いと錯覚させる「ドア・イン・ザ・フェイス」と言う心理テクニックが有効になります。

 

例えば、「最近の一番人気は29800円のこの商品で品物自体は非常に良いと思うのですが、やはり高額ですね。そこで私はほぼ同じ機能で9800円のこちらの商品を買いましたが、十分に満足しています」というように使います。

これは、「29800円」というかなり高額の商品を先に提示することで、次に提示する「9800円」を安いと感じさせるテクニックです。

 

この逆の手法を「フット・イン・ザ・ドア」と呼び、先にハードルの低い条件を提示して、その後にハードルの高い条件を提示する心理テクニックです。

例えば、先に無料レポートのダウンロードを促し、ダウンロードした人に対して、有料の商品のセールスを行う方法です。

(最初の提供が無料の場合は、フリー戦略とも言います)

どちらも効果がある手法なので、用途によって使い分けてみてください。

 

限定性を持たせる

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「期間限定」「人数限定」などの限定性を持たせると、「今しか手に入らないかもしれない」という意識が働きます。

初回限定や個数限定などに惹かれる心理を「希少性の原理」と呼びますが、この「限定」は、様々なビジネスで使われるテクニックで効果も絶大です。

 

限定には様々な方法があり、「期間限定」「人数限定」などは興味を惹かれる限定ですが、更に「残り○日」や「残り○人」のようにカウントダウンがあると、希少性に加えて緊急性も伝わることになり、行動を促す効果がさらに高まります。

また、商品やサービスに通常では付けないオマケを特典として付けて、この特典自体に希少性を持たせ、「先着10名様のみにこの特典を差し上げます」というように紹介することもできます。

 

じらす

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人間心理には、すぐに全ての情報を渡されるよりも、少し焦らされてから渡されたほうが満足度は高まるため、焦らし(じらし)も有効なテクニックで「ティーザー効果」と呼ばれます。

 

例えば、発売前に「すごい商品を発売する」ということだけを伝え、詳細を一切伝えず、その後に少しずつ情報を小出しにしていきます。

そしてブログ読者の興味を最大限に高めた状態にしたところで販売を開始します。

焦らされていた読者は気になって仕方がない状態なので、販売開始と同時に一気に販売ページを確認し、購入するという流れです。

 

注意点としては、焦らし過ぎると飽きられてしまう可能性があるので、どのくらいの期間で焦らすのか見極めが必要になります。

 

権威性を利用する

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有名人や著名人の推薦文付きで販売されている様々な商品を見かけると思いますが、これは専門家などの推薦をもらうことで権威性や信頼感を高めるテクニックです。

ビジネスでも同様で、すでに権威性のある人からの推薦文や意見を利用することで、仮にまだあなたが無名だとしても、発言に説得力を持たせることが可能になります。

これは、すでにブランディングのできている人の実績や発言を利用して、行動を促すことができるテクニックです。

 

例えば「あの有名な○○さんもお勧めの~」など、あなたの参入する業界の有名人の名前を出すことで、ただ紹介するよりもあなたの信頼性を簡単に高めることができます。

但し、このテクニックは多用してしまうと、あなた自身のブランディング効果が薄れてしまうデメリットもあるので、使い過ぎずに補足的に使用するようにしてください。

 

集団心理を利用する

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人間は意思決定をする際に、全てを自分の中だけで完結するわけではなく、周囲の意見に必ず左右される生き物です。

特に日本人の国民性は周囲の人の行動が気になり、多数派に同調しやすい傾向があります。

 

例えば、飲み会などで最初に注文する際に「とりあえずビール」と言って同じものを注文する人を確認すると、アルコールを飲む人のほとんどがビールを注文します。

ビール以外の種類のアルコールが好きな人でも周りの人に合わせて、ひとまずビールを注文するのは集団心理の一つです。

このような集団心理を心理学用語で「バンドワゴン効果」と言います。

 

このような集団心理をビジネスに利用する場合は、「売上状況」や「参加人数」などを公開し、実際に多くの人が行動していることを伝えます。

多くの人が行動しているという情報を見ることで、集団心理が働き、これまで行動していなかった人を行動させるきっかけになるので使ってみてください。

 

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まとめ

以上、10個の心理テクニックを解説しましたが、これらのテクニックは組み合わせて使うことになります。

 

また重要なポイントとして、これらのテクニックはただ漫然と使うのではなく「メリハリ」をつけて使うことです。

毎回の記事で「これは凄い商品です!」「これは買わないと損です!」「すぐに申し込んでください!」と煽ってばかりでは本来の効果を発揮することはありません。
連発して使えば使うほどにあなたは「狼少年」のように周りから冷めた目で見られてしまうでしょう。

 

一方で、普段は理論的な記事を書いていたブログでピンポイントにこれらのテクニックを使えば、読者の興味を惹き、「これは凄いことでは?」と思います。

 

ブログの記事戦略で重要なことは、今回の10個の心理テクニックだけではなく、記事に緩急をつけることが重要なので、「メリハリ」をつけて使ってください。