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プラン名を「ベーシック・プレミアム」にすると迷われます|選ばれるオファー一覧表の作り方

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この記事はチャレンジ企画 完全ガイドの第3章 最後に提案する商品を決める「3-3 オファー一覧表を作る」です(全35記事)

個別面談で、いよいよ商品の案内をする場面。丁寧に伝えようとするほど説明が長くなり、気づけば相手の表情が固くなっている。最後に「どのプランにしますか?」と聞くと、「違いがよく分からないので、少し考えます」と言われてしまう。

こんな経験がある方は、少なくないと思います。商品の中身には自信があるのに、なぜか選んでもらえない。これはとてももったいない状態です。

原因は、話し方の上手さではありません。商品の情報が頭の中だけにあって、相手が比べられる形に整理されていないことです。

結論から言うと、面談の前に「オファー一覧表」を作っておくと、この問題はかなり減ります。オファー一覧表は、売り込みを強くするための資料ではありません。相手が自分に合ったプランを選びやすくするための資料です。

この記事では、オファー一覧表に入れる9つの項目、違いが伝わるプラン名の付け方、比較表の例、確かめる6つの基準、そして一覧表を使った自然な提案の順番を解説します。

チャレンジ企画の全体の流れは、チャレンジ企画の完全ガイドにまとめています。

面談で「考えます」と言われる原因は、説明の分かりにくさ

オファー一覧表がないまま面談に入ると、次のようなことが起きやすくなります。

  • 商品の説明をしているうちに、話が長くなる
  • 価格を伝えるタイミングで迷う
  • 特典や保証の説明を言い忘れる
  • どのプランが相手に合うのか、うまく説明できない
  • 相手もプランの違いが分からず、判断できない

どれも、あなたの準備不足を責める話ではありません。商品の情報を「その場で、口頭で」組み立てようとすると、誰でもこうなってしまうのです。

特に気をつけたいのが、説明が長くなることです。丁寧に伝えたい気持ちから、あれもこれもと話すほど、相手は逆に分からなくなります。大事なのは情報量を増やすことではなく、相手にとって必要な違いが分かるように整理しておくことです。

オファー一覧表は「相手の判断を助ける資料」

オファー一覧表とは、商品・サービスの内容を、個別面談で説明しやすいように整理した表のことです。

目的は、売り込みを強くすることではありません。相手が自分に合った選択をしやすくすることです。個別面談で大事なのは、相手に無理に商品を売ることではなく、相手の課題に対して必要なサポートを分かりやすく示すことでした。そのためには、プランごとの違いがひと目で分かる必要があります。

たとえば、次のように整理できていれば、相手は選びやすくなります。

  • 自分で進められる人には、セルフ型
  • 仲間と一緒に進めたい人には、グループ型
  • 個別に深く見てもらいたい人には、個別伴走型

商品を3段階で考える理由は、バックエンド商品の本当の役割と3段階のラインナップで詳しく書いています。

オファー一覧表に入れる9つの項目

オファー一覧表には、主に次の9つを入れます。

項目 書くこと
1. プラン名 中身の違いが分かる名前
2. 価格 一括・分割、支払い方法、申込期限、支払い期限
3. 提供期間 単発、1か月、3か月、6か月、1年間など
4. サポート内容 何が受けられて、それで何ができるのか
5. 対象者 そのプランが向いている人
6. 得られる成果 受けると何ができるようになるか
7. 保証 返金・延長・再受講など。適用の条件も
8. 特典 成果を出しやすくするための補助
9. おすすめする人 面談で「こういう方にはこちら」と言える形

高額商品を設計するときの9項目と、よく似ていますよね。高額商品1つ分の中身を決めたら、それをプランごとに横に並べて比べられるようにしたものが、オファー一覧表だと考えると分かりやすいです。高額商品の中身の決め方は、高額商品を設計する9つの項目で解説しています。

ここからは、特につまずきやすい項目を見ていきます。

プラン名は、中身の違いが分かる名前にする

プラン名は、名前を見ただけでどんなサポート形式なのかが分かるのが理想です。たとえば、次のような形です。

  • セルフ実践プラン
  • グループ実践プラン
  • 個別伴走プラン

「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」のような名前も使えます。ただ、この名前だと、中身の違いが伝わりにくいことがあります。相手からすると、「プレミアムは何がプレミアムなのか」を、説明を聞くまで判断できないのです。

プラン名の段階で違いが伝わっていれば、説明はぐっと短くなります。 サポートの形や、得られる価値が伝わる名前にしておきましょう。

価格は、分割や期限まで決めておく

価格は、一括の金額だけでなく、分割の場合の金額、支払い方法、申込期限、支払い期限まで決めておきます。

面談中に「たぶんこのくらいです」「分割できるかは確認してみます」と答えると、相手は不安になり、申し込みにくくなります。期限まで決まっていれば、面談のあとの案内もスムーズに進みます。

サポート内容は「機能」ではなく「価値」で書く

サポート内容は、動画講座、テンプレート、添削、個別Zoomなど、つい機能を並べて終わりにしがちです。でも、相手が知りたいのは「それで何ができるのか」です。

たとえば、「個別Zoom月2回」と書くだけでなく、「個別Zoom月2回で、企画設計・募集文・台本・面談導線のズレを確認できる」と書きます。機能によって何ができるのかまで書くと、価値が伝わりやすくなります。

提供期間・保証・特典も、あいまいにしない

提供期間があいまいだと、相手は「いつまでサポートしてもらえるのか」「どのくらいで成果を目指すのか」がイメージできません。同じ価格でも、期間によって受け取り方は変わります。

保証は、安易につけすぎず、課題の提出や実践などの条件をはっきりさせます。特典は、メインの商品で成果を出しやすくするための補助です。多すぎると本質が見えにくくなるので、必要なものに絞ります。

3つのプランを並べた比較表の例

9つの項目を整理したら、面談で見せる比較表にまとめます。たとえば、チャレンジ企画を教える講座なら、次のような形です。

セルフ実践プラン グループ実践プラン 個別伴走プラン
向いている人 自分で進めたい人 仲間と質問しながら進めたい人 個別に深く見てほしい人
サポートの形 動画・テンプレート グループ講座・質問会 個別Zoom・添削・伴走
得られる成果 自分で企画を作れる 質問しながら企画を整えられる 自分の商品に合わせて導線まで完成できる

この表のポイントは、価格だけで比べさせていないことです。向いている人、サポートの形、得られる成果が並んでいるので、相手は「自分の状況なら、これが合いそう」と判断できます。

対象者の書き方も、プランごとに具体的にしておくと伝わりやすくなります。たとえば、セルフ型なら「動画やテンプレートで作業できる人」、グループ型なら「一人だと続けにくい人」、個別型なら「商品設計から一緒に整理してほしい人」といった形です。

一覧表を確かめる6つの基準

オファー一覧表のたたき台づくりにも、AIが使えます。商品情報、WHO、WHAT、HOW、商品ラインナップなどを渡すと、短時間で表の形に整えてくれます。講座では、そのためのAIへの依頼文も用意しています。

ただし、AIが出した内容はそのまま使わず、自分の商品に合わせて直してください。確かめるのは次の6つです。

  1. プランの違いが分かりやすいか:価格だけでなく、サポートの形や成果の違いが見えるか
  2. 価格とサポート内容が合っているか:自分が疲れずに続けられるバランスか
  3. 対象者が明確か:相手が「自分に合っている」と判断できるか
  4. 得られる成果が具体的か:何が作れて、どこまで進めるのか
  5. 面談で説明しやすいか:口頭でシンプルに伝えられるか
  6. 相手が選びやすいか:プランが多すぎて迷わせていないか

6つ目は特に大事です。選択肢を増やすほど親切に見えますが、プランが多すぎると、相手は比べるだけで疲れてしまいます。違いがはっきりした少数のプランのほうが、選ばれやすくなります。

一覧表をいきなり見せない:自然な提案の順番

オファー一覧表ができたら、面談で使います。ただし、ここで一つ注意があります。一覧表をいきなり見せて、「どれにしますか?」と聞かないことです。

自然な提案は、次の順番で進めます。

  1. 相手の話を聞き、課題を整理する
  2. その課題を解決するのに、どんなサポートが必要かを言葉にする
  3. そのサポートが入っているプランを提案する

たとえば、こんな伝え方になります。

「〇〇さんの場合、課題は企画の設計と、面談までの導線の整理ですね。ここがあいまいなままだと、募集文を作ってもつながりにくいので、個別に確認できる形が合っていると思います。それをサポートするのが、こちらのプランです」

相手の課題とプランがつながっているので、押しつけ感がありません。

先に一覧表を見せると、価格の比べ合いになる

なぜ、一覧表を先に見せないほうがいいのでしょうか。それは、課題が整理される前に表を見ると、相手は一番目立つ「価格」の欄で比べてしまいやすいからです。

たとえば、自分の課題がまだはっきりしていない状態で3つのプランを見せられたとします。すると、「どれが自分に必要か」ではなく、「どれが一番安いか」「どれなら払えそうか」で考え始めてしまいます。その結果、本当は個別のサポートが必要な人が、一番軽いプランを選んで途中で止まってしまう、ということも起こります。

先に課題を整理しておけば、相手は「自分に必要なのはこういうサポートだ」と分かった状態で表を見ることができます。同じ一覧表でも、見せる順番を変えるだけで、選び方が「価格」から「自分に合うかどうか」に変わるのです。一覧表は、この提案を裏づけて、相手が納得して選ぶための資料として使います。面談全体の進め方は、カウンセリングセールスの10ステップで解説しています。

まとめ

  • 面談で迷われる原因は、商品情報が頭の中にしかなく、比べられる形になっていないこと
  • オファー一覧表は、売り込む資料ではなく、相手が自分に合ったプランを選ぶための資料
  • プラン名は「ベーシック・プレミアム」より、中身の違いが分かる名前にする
  • 価格は分割・期限まで決め、サポート内容は「機能」ではなく「価値」で書く
  • 一覧表はいきなり見せず、課題を整理してから、必要なサポートとしてプランを提案する

まずは、今あなたが持っている商品のプラン名を見直して、名前だけで「誰向けの、どんなサポートか」が伝わるかを確かめてみてください。