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「個別サポートします」だけでは申し込まれません|高額商品を設計する9つの項目

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この記事はチャレンジ企画 完全ガイドの第3章 最後に提案する商品を決める「3-2 高額商品を設計する9つの項目」です(全35記事)

個別面談で、高額商品を案内する場面。「3か月間、個別でサポートします」「マンツーマンで見ていきます」と伝えたのに、相手の反応が薄い。「少し考えます」と言われて、そのまま連絡が途絶えてしまう。

こうしたとき、「価格が高すぎたのかな」「自分の実績が足りないからかな」と考えてしまう方は多いです。そして、価格を下げたり、特典を増やしたりして対応しようとします。

でも、原因は価格や実績ではないことがほとんどです。多くの場合、相手から見て「何をしてもらえて、どうなれるのか」が見えていないのです。

結論から言うと、高額商品は「個別サポートします」の一言で終わらせず、中身を9つの項目で言葉にしておく必要があります。高額商品は価格を上げるための商品ではなく、大きな成果に必要なサポートを設計した結果、高単価になる商品だからです。

この記事では、高額商品の考え方、設計するときの9つの項目、価格・保証・特典でつまずきやすいポイント、確かめる5つの基準、そして面談での伝え方までを解説します。

チャレンジ企画の全体像は、チャレンジ企画の完全ガイドにまとめています。

「個別サポートします」だけでは、なぜ申し込まれないのか

「個別サポート」という言葉は、売る側にとっては中身が詰まった言葉です。頭の中には、添削も、相談も、面談も、全部入っています。

ところが、聞く側には、その中身が見えません。何回会えるのか。何を見てもらえるのか。どこまで進められるのか。それが分からないまま価格だけを聞くと、どうしても「高い」という印象だけが残ってしまいます。

サポートの中身があいまいだと、価格だけが目立つ。 これが、申し込まれない一番の原因です。相手の予算の問題でも、あなたの実績の問題でもありません。伝える中身の「設計」の問題です。

3日間で方向性が見えても、形にする段階で止まる

そもそも、なぜ高額商品が必要なのでしょうか。

チャレンジ企画の3日間で、参加者は自分の課題や方向性に気づきます。これはとても大切な前進です。ただ、実際に成果を出すには、まだやることがたくさんあります。たとえば、チャレンジ企画を作って販売につなげるなら、次のような作業が待っています。

  • 商品を整える
  • 募集文を作る
  • Day1〜Day3の台本を作る
  • ワークシートと宿題を作る
  • オープンチャットの投稿を作る
  • 個別面談の導線と、商品提案の流れを作る
  • 実際に開催する
  • 開催後に数字を見て改善する

これを一人で全部やるのは、かなり大変です。方向性が見えていても、形にする段階で手が止まる人は少なくありません。この「形にする段階」を、相手の状況に合わせて深く支えるのが高額商品です。

高額商品は「価格を上げる」のではなく「サポートを設計した結果」

ここで、前提をそろえておきます。高額商品は、ただ価格を高くするために作るものではありません。

高額商品とは、参加者が本当に達成したい大きな成果に対して、必要なサポートを手厚く提供する商品です。価格を上げることが目的なのではなく、成果に必要なサポートを積み上げていった結果、高単価になる。この順番で考えます。

たとえば、次のようなサポートは、動画教材やテンプレートだけでは届けきれない部分です。

  • 商品設計のサポート
  • 募集文やDay1〜Day3の台本の添削
  • ワーク・宿題の添削
  • 面談のロープレ、提案の流れの確認
  • チャット相談、定期的な個別面談
  • 数字の分析と改善の支援

セルフ型やグループ型の商品でも成果を出せる人はいます。でも、個別に見てもらわないと進みにくい人もいます。その人に必要なサポートを形にしたものが高額商品です。商品ラインナップ全体の考え方は、バックエンド商品の本当の役割と3段階のラインナップで解説しています。

高額商品を設計する9つの項目

では、具体的に何を決めればいいのか。高額商品を設計するときは、次の9つの項目を整理しておきます。

項目 決めること
1. 商品名 聞いただけで、何をする商品か分かる名前
2. 対象者 誰の、どんな課題を深くサポートするのか
3. 得られる成果 最終的にどんな状態になれるのか
4. 提供期間 成果に近づける現実的な長さ
5. サポート内容 具体的に何を、どのくらいサポートするのか
6. 価格 成果・期間・自分の時間・相手にとっての価値から考える
7. 保証 返金・延長・再受講など。適用の条件も決める
8. 特典 成果を出しやすくするものに絞る
9. おすすめする人 どんな状況の人に、この商品が合うのか

この9つが言葉になっていれば、個別面談でも迷わず説明できます。一つずつ、ポイントを見ていきます。

商品名は「何をする商品か」が分かる名前にする

商品名は、かっこよさで決める必要はありません。大事なのは、対象者が聞いたときに「これは自分が求めているサポートだ」と分かることです。

たとえば、「AIチャレンジ企画 実践サポート」「3Daysチャレンジ企画 個別伴走プログラム」のように、何をテーマに、どんな形でサポートするのかが名前から分かると理想です。

対象者と成果は、セットで決める

高額商品ほど、「誰の、どんな課題を深くサポートするのか」をはっきりさせます。たとえば、自分の商品を販売したいけれど一人では進められない人、募集文や台本を添削してほしい人、開催後の改善まで伴走してほしい人、といった形です。

得られる成果は、知識を渡すだけで終わらせず、成果物の完成や実践までを書きます。「コンセプト・募集文・台本が完成する」「実際に開催し、改善して次回につなげる」まで書けると、価値が伝わりやすくなります。

提供期間は、成果から逆算する

提供期間は、相手が成果に近づける現実的な長さにします。目安としては、次のような考え方ができます。

  • 初回の開催までを支えるなら、1か月〜3か月
  • 開催後の改善まで見るなら、3か月〜6か月
  • 導線の安定化まで見るなら、6か月以上

期間が短すぎると、成果にたどり着く前にサポートが終わってしまいます。どこまでの成果を約束する商品なのかと、期間をそろえて考えてください。

サポート内容は、頻度と中身まで書く

サポート内容は、9つの中でも特に具体的にしておきたい項目です。個別コンサル、チャット相談、募集文や台本の添削、面談ロープレ、開催前のチェック、数字を見ながらの改善会議など、何をしてもらえるのかを一つずつ書き出します。

ここが具体的になるほど、相手は「何をしてもらえるのか」を理解しやすくなります。反対に、ここがあいまいだと、また価格だけが目立ってしまいます。

価格・保証・特典でつまずきやすいこと

9つの項目のうち、価格・保証・特典は、つい迷ったり、盛りすぎたりしやすいところです。

価格は、内容とセットで落ち着いて伝える

価格は、提供する成果、期間、自分の時間、相手にとっての価値を見ながら決めます。そして決めたら、内容とセットで明確に伝えられるように準備しておきます。

自信がなさそうに価格を伝えると、相手も「大丈夫なのかな」と不安になります。サポート内容が言葉になっていれば、価格は「この内容に対する金額」として、落ち着いて伝えられるはずです。

保証は、つけすぎず、条件をはっきりさせる

返金保証、延長サポート、再受講権などの保証は、相手の不安を減らすのに役立ちます。ただし、安易につけすぎるのはおすすめしません。

保証をつけるなら、「課題を提出していること」「面談に参加していること」など、適用される条件をはっきりさせます。自分が誠実に対応できる範囲で設計することが、結果的に相手への信頼にもつながります。

特典は、多さより「成果に必要か」で選ぶ

テンプレートやプロンプト集などの特典は、商品の価値を高めてくれます。ただ、多すぎると、何がメインの商品なのかが見えにくくなります。

特典を増やせば申し込まれる、というわけではありません。成果を出しやすくするために本当に必要なものに絞りましょう。

設計した高額商品を確かめる5つの基準

高額商品のたたき台づくりには、AIが使えます。WHO、WHAT、HOW、提供できるサポート内容、今ある商品の情報などを渡すと、候補を出してくれます。講座では、そのためのAIへの依頼文も用意しています。

ただし、そのまま採用せず、自分の現実に合わせて直してください。確かめるのは次の5つです。

  1. 参加者の大きな成果につながっているか:成果までの道筋が見えているか
  2. チャレンジ企画後の課題とつながっているか:提案が唐突になっていないか
  3. サポート内容が具体的か:頻度や中身が見えるか
  4. 価格と内容のバランスが取れているか:自分が疲れずに続けられるか
  5. 個別面談で説明しやすいか:シンプルに理解してもらえるか

4つ目の「自分が疲れずに続けられるか」は、見落とされがちです。張り切ってサポートを積み上げすぎると、途中で自分が回らなくなります。続けられる形にしておくことも、相手への誠実さの一つです。

面談では「高いから良い」ではなく「あなたに必要な理由」を伝える

最後に、面談での伝え方です。9つ目の項目「おすすめする人」は、ここで活きてきます。

高額商品を提案するときに大事なのは、売り込むことではありません。まず相手の課題を整理し、その課題を解決するのに必要なサポートとして提案します。

たとえば、こんな伝え方です。

「〇〇さんの場合、方向性はもう見えています。ただ、台本や面談の導線まで実際に作るところは、個別に整理したほうが早いと思います。そのためのサポートとして、このプログラムを用意しています」

「高いから良いですよ」でも、「今がお得ですよ」でもありません。相手の状況と、商品が必要な理由をつなげて伝える。 理由が明確であれば、それは自然な提案になります。

また、「自分で進められる方にはセルフ型、個別に見てほしい方には伴走型」のように、合う人・合わない人を先に整理しておくと、無理に高額商品を勧める必要もなくなります。複数のプランを分かりやすく見せる方法は、選ばれるオファー一覧表の作り方で解説しています。

まとめ

  • 「個別サポートします」だけでは中身が見えず、価格だけが目立ってしまう
  • 高額商品は、価格を上げるのではなく、大きな成果に必要なサポートを設計した結果として高単価になる
  • 商品名・対象者・成果・期間・サポート内容・価格・保証・特典・おすすめする人の9項目を言葉にしておく
  • 価格は内容とセットで伝え、保証は条件をはっきりさせ、特典は必要なものに絞る
  • 面談では「あなたに必要な理由」とセットで提案する

まずは、あなたの高額商品の「サポート内容」を、何を・どのくらい・どうやって届けるのか、一つずつ書き出してみてください。