自分の商品を作って、売れるようになってきた。でも、売上は自分の商品が売れた月だけ。売れない月があると、とたんに不安になる。自分の商品を持っている方ほど、こうした悩みを抱えています。
結論から言うと、自分の商品のほかに、もう1本の収入の柱を持っておくと、売上は安定しやすくなります。その1本として取り入れやすいのが、あなたが実際に使っている道具やサービスを紹介する「アフィリエイト」です。
私の場合、自分の商品はコンテンツ販売とコンサルティングです。そして、それとは別に、アフィリエイトの仕組みを使って、実際に使っているメルマガ配信スタンドやツールを紹介しています。この記事を最初に書いた時点で、その紹介報酬だけで、これまでに100万円以上になっていました。
この記事では、自分の商品と紹介を組み合わせて収入の柱を増やす考え方と、ステップメールの中に紹介を組み込む4つの手順、信頼を落とさないための注意点を解説します。
自分の商品だけだと、収入の柱は1本のまま
自分の商品を持つことは、とても大切です。価格も内容も自分で決められますし、お客様との関係も深くなります。
ただ、自分の商品だけで売上を作っていると、収入はその商品の売れ行きに左右されます。新しい講座を作る、募集をする、個別相談をする。売上を作るたびに、自分の時間と労力が必要です。
一方で、読者やお客様は、あなたの商品のほかにも、いろいろな道具やサービスを必要としています。
- メルマガを始めたい人は、メルマガ配信スタンドが必要になる
- ブログを始めたい人は、サーバーやドメインが必要になる
- 講座を作りたい人は、動画を置く場所や決済の仕組みが必要になる
こうした道具は、あなたが作る必要はありません。すでにある良いものを、必要な人に紹介すればいい。自分の商品を「本業」、紹介を「もう1本の柱」として組み合わせるという考え方です。
ステップメールと紹介は相性がいい
紹介を組み込む場所として、私が一番おすすめしているのがステップメールです。
ステップメールは、登録した人に、あらかじめ用意したメールを順番に自動で届ける仕組みです。一度作って設定しておけば、新しく登録した人にも、同じ流れでメールが届きます。
私も、紹介はステップメールの中で行っています。一度設定してしまえば、そのあとは特に手間がかかりません。毎回、紹介の文章を書き直す必要がないからです。
さらに、月額で利用するサービスの中には、利用が続いている間、紹介報酬が毎月発生するものもあります。条件はサービスごとに違いますが、こうしたものは積み上がるほど、収入の安定につながりやすくなります。
ステップメールの中で、メインの商品以外にも収入が生まれるポイントを作る考え方は、ステップメールの収益を増やす「キャッシュポイント」の作り方でも解説しています。
紹介をステップメールに組み込む4つの手順
紹介を入れるといっても、いきなり「このツールがおすすめです」と書くだけでは、読者はついてきません。次の4つの手順で組み込みます。
1. 自分が実際に使っているものを書き出す
最初に、あなたがビジネスで実際に使っている道具やサービスを書き出します。メルマガ配信、ブログ、動画、決済、日程調整、デザインなど、思いつくだけ挙げてみてください。
紹介するのは、この中から選びます。使ったことのない商品を、報酬の高さだけで選ぶのはやめましょう。使っていないものは、どうしても言葉に説得力が出ません。
2. 読者が「それを必要とする場面」を決める
次に、それぞれの道具が、読者のどんな場面で必要になるかを考えます。
たとえば、「メルマガを始めましょう」と伝えるメールの中なら、配信スタンドの紹介は自然です。でも、商品の考え方を伝えているメールの中で、突然ツールを紹介すると、売り込みに見えてしまいます。
紹介は、読者が「それが必要だ」と感じるメールの中に置く。 これだけで、紹介の受け取られ方は大きく変わります。
3. 使っている理由と、向いていない人を書く
紹介する文章では、「なぜ自分がそれを使っているのか」を、自分の言葉で書きます。機能の一覧をそのまま写すより、使っていて助かっている場面を1つ書くほうが伝わります。
あわせて、「こういう人には向いていないかもしれません」と書いておくと、信頼される紹介になります。合わない人に勧めないことは、読者を大切にしているという意思表示でもあります。
私がメルマガ配信スタンドを選んでいる理由は、私がMYASPを使い続けている理由で詳しく書いています。紹介の文章を書くときの一つの例として読んでみてください。
4. 自分の商品の流れを邪魔しない位置に置く
最後に、ステップメール全体の中での位置を確かめます。ステップメールの一番の目的は、あなたの商品の価値を伝え、必要な人に案内することです。
紹介ばかりが続くと、読者は「結局、何を勧めたい人なんだろう」と感じてしまいます。紹介は、本業の流れの途中で、読者の役に立つ場面にだけ置くようにします。
紹介しやすい道具の3つの種類
書き出した道具の中から、どれを紹介するか迷ったときは、次の3つの種類で考えると整理しやすくなります。
| 種類 | 例 | 紹介しやすい場面 |
|---|---|---|
| 始めるときに必要な道具 | サーバー、ドメイン、メルマガ配信スタンド | 読者が「始めよう」と決めた直後 |
| 作業を楽にする道具 | 日程調整、デザイン、文字起こし | 読者が作業に手間を感じ始めたころ |
| 学びを深めるもの | 本、他の講師の講座 | 読者が次の段階に進みたくなったとき |
1つ目の「始めるときに必要な道具」は、読者が必ず通る場面で必要になるので、紹介が役に立ちやすい種類です。自分の商品で教えている内容と直接つながっているものを選ぶと、読者にとっても自然です。
2つ目の「作業を楽にする道具」は、読者が実際に手を動かし始めてから必要になります。ステップメールの後半や、購入者向けのメールで紹介すると、ちょうど困っている時期に届きます。
3つ目の「学びを深めるもの」は、扱いに注意が必要です。自分の商品と内容が重なるものを勧めると、読者を迷わせてしまいます。自分の商品では扱っていない分野を補うものに絞ると、読者にとっても、あなたにとってもプラスになります。
どの種類でも共通するのは、読者の「今」に合っているかどうかです。同じ道具でも、必要になる前に勧められると売り込みに感じますし、必要なときに勧められると「助かった」と感じてもらえます。
紹介で信頼を落とさないための3つの注意
紹介は、やり方を間違えると、本業の信頼まで下げてしまいます。次の3つは必ず守ってください。
- 報酬額で選ばない:紹介するものは「読者の役に立つか」で選びます。報酬が高い商品ほど、読者に合わないこともあります
- 広告であることを隠さない:紹介報酬を受け取るリンクであることは、正直に伝えます。隠すと、あとで知られたときに信頼を失います
- 収入を約束しない:「これを使えば稼げる」とは書きません。道具はあくまで道具で、成果は使い方で決まります
紹介は、自分の商品を持つ人にとって、読者の役に立ちながら収入の柱を増やせる方法です。ただ、主役はあくまで自分の商品と、読者との信頼です。そこを忘れなければ、紹介は本業を支える柱になってくれます。
これからアフィリエイトを始める方は、アフィリエイトをする方法とASPの仕組みも参考にしてください。
まとめ
- 自分の商品だけで売上を作ると、収入の柱は1本のまま。実際に使っている道具の紹介をもう1本の柱にできる
- 紹介はステップメールと相性がいい。一度設定すれば、新しい読者にも同じ流れで届く
- 紹介は「使っているものを書き出す→必要な場面を決める→理由と向いていない人を書く→本業の流れを邪魔しない位置に置く」の順で組み込む
- 報酬額で選ばない、広告であることを隠さない、収入を約束しない
まずは、あなたが今ビジネスで使っている道具やサービスを、10個書き出してみてください。その中に、読者にも役立つものがきっとあるはずです。


