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仕組みを作り終えたところは、ゴールではなくスタートラインです|“ネット上の不動産オーナー”になったあとに育てる3つの柱とバックエンドの考え方

rev-3983 フルオートマーケティング
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この記事は仕組み化・自動化 完全ガイドの第8章 自分が抜けても回る形に広げる「8-1 完成した仕組みを育てる3つの柱」です(全40記事)

ランディングページを作り、ステップメールを書き、商品の案内(オファー)までの流れを整えた。長い道のりでしたよね。本当にお疲れさまでした。

ここまで来た方の多くが、次にこう考えます。

「仕組みはできた。これで、あとは待っていればいいのだろうか」

「もっと売上を伸ばしたいけれど、次に何をすればいいのか分からない」

結論から言うと、基本の仕組みができあがったところは、ゴールではなくスタートラインです。できあがった仕組みは、インターネット上の「不動産」のような資産です。ただし不動産と同じで、手入れをしながら育てていくことで、価値が上がっていきます。

この記事では、あなたが手にした仕組みの価値を確かめたうえで、次に育てる3つの柱と、その中心になる「バックエンド」という考え方、そして手をつける順番を解説します。

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あなたが手にした仕組みの価値

まず、ここまでで作り上げたものの価値を確かめておきましょう。

ランディングページに人が訪れ、メールアドレスを登録してくれる。登録した人に、ステップメールが順番に届き、あなたの考え方や商品の価値が伝わっていく。そして、必要な人が商品を申し込んでくれる。

この流れができたということは、インターネット上に、あなたがオーナーの「自動で案内を続けてくれる販売の仕組み」を置いたのと同じです。一度作れば、同じ説明を毎回一から繰り返す必要はありません。あなたが別の仕事をしている間も、仕組みは読者に案内を届けてくれます。

これは、時間を切り売りする働き方から抜け出すための、大きな一歩です。

ただし、不動産にも手入れが要る

一方で、「作ったら放っておいても売れ続ける」と考えるのは早すぎます。

建物が古くなれば修繕が要るように、仕組みも、読者の悩みや世の中の流れが変われば、少しずつ合わなくなっていきます。登録率が下がってきた、メールが読まれなくなってきた、商品の申し込みが減ってきた。こうした変化に気づいて手を入れていくことで、資産の価値は保たれます。

仕組みは「作って終わり」ではなく「育てるもの」です。 この前提に立つと、次にやることが見えてきます。

仕組みを大きく育てる3つの柱

基本の仕組みをさらに大きく育てるための柱は、主に次の3つです。

柱 やること ねらい
1. ステップメールを長くする より長い期間のメールを用意する 読者との関係を深め、届けられる価値を増やす
2. 販売する商品を増やす 一つの商品だけでなく、次の商品を用意する お客様一人あたりの長いお付き合いを大切にする
3. 購入者と非購入者で案内を変える 読者を分けて、送る内容を変える それぞれに合った案内で、成約につなげる

1. ステップメールを長くする

最初に作ったステップメールは、商品の案内までを短い期間でまとめたものが多いはずです。それを、より長い期間にわたるものに育てていきます。

案内が終わったあとも、読者との関係は続きます。役に立つ情報や、お客様の変化の話、あなたの考え方を届け続けることで、今はまだ買う時期ではない読者とも、つながりを保つことができます。

2. 販売する商品を増やす

一つの商品だけでは、その商品を買った人に、次に届けられるものがありません。お客様の悩みの「その先」を見て、次の商品を用意しておくと、満足してくれたお客様との関係を長く続けられます。

お客様一人あたりとの長いお付き合いの価値は、LTV(顧客生涯価値)と呼ばれます。考え方は、LTV(顧客生涯価値)とは何かで詳しく解説しています。

3. 購入者と非購入者で案内を変える

読者リストを一つの塊として扱うと、すでに商品を買ってくれた人にも、同じ商品の案内が届いてしまいます。

商品を買ってくれた人と、まだ買っていない人を分けて、送るメッセージを変えていきます。買ってくれた人には使い方のサポートや次の案内を、まだの人には迷いを解く情報を、という具合です。分け方の具体的な方法は、買った人、買わない人で案内を変えるリストの分け方でお伝えしています。

仕組みの進化:フロントエンドの先に「バックエンド」を置く

3つの柱を足すと、仕組みの形は次のように変わります。

  • 基本の仕組み:ランディングページ → ステップメール → 販売(オファー)
  • 育てた仕組み:ランディングページ → ステップメール → 販売(オファー) → バックエンド

新しく加わった「バックエンド」が、仕組みを育てるうえでの中心になります。

最初に案内する商品を「フロントエンド商品」と呼びます。そのフロントエンド商品を買って満足してくれたお客様に、より深いサポートが受けられる別の商品を案内する。この次の商品が「バックエンド商品」です。

まだあなたのことを知らない人に最初の商品を買ってもらうより、一度買って満足してくれたお客様に次の商品を案内するほうが、ずっと自然に受け取ってもらえます。すでにあなたの商品の良さを知っているからです。

ここで大切なのは、バックエンド商品を「高いものを売るための商品」と考えないことです。最初の商品で一歩進んだお客様が、さらに先の成果にたどり着くために必要なサポートを、商品という形にしたものです。この考え方は、バックエンド商品の本当の役割で詳しく解説しています。

手をつける順番と、先に確かめる数字

3つの柱を一度に全部やろうとすると、どれも中途半端になりがちです。次の順番で進めるのがおすすめです。

  1. 今の仕組みの数字を確かめる:登録率、メールが開かれている割合、商品の申し込みの割合を見て、一番弱いところを先に直す
  2. 買ってくれた人の声を聞く:購入者に満足度と「次に困っていること」を聞く
  3. バックエンド商品を用意する:聞いた「次に困っていること」を解決する商品を考える
  4. 読者を分ける:購入者と非購入者で案内を分ける
  5. ステップメールを長くする:関係を続けるためのメールを少しずつ足していく

最初に数字を確かめるのは、土台に穴があるまま建物を増やしても、うまくいかないからです。基本の仕組みの中で一番弱いところを直してから、次の柱に進んでください。

また、2で「次に困っていること」を聞いておくと、バックエンド商品を自分の都合ではなく、お客様の悩みから考えられるようになります。

仕組みを育てるときの、よくあるつまずき

仕組みを育て始めた方がつまずきやすい点も、先に知っておくと安心です。

商品を増やすことが目的になってしまう

商品を増やすのは、お客様の次の悩みに応えるためです。ところが、「商品が多いほど売上が増えるはず」と考えて、お客様の悩みと関係のない商品まで並べてしまうことがあります。そうなると、お客様は何を選べばいいか分からなくなり、かえって申し込みが減ってしまいます。新しい商品を考えるときは、「今のお客様が、次に何に困るか」から考えてください。

基本の仕組みの手入れが止まってしまう

新しい柱を足すことに夢中になって、最初に作ったランディングページやステップメールの見直しが止まってしまうのも、よくあるつまずきです。入口の登録率が下がれば、その先の柱にも人が流れてこなくなります。新しいことを足している間も、基本の仕組みの数字は定期的に確かめてください。

まとめ

  • 基本の仕組み(LP・ステップメール・オファー)ができたところは、ゴールではなくスタートライン
  • 仕組みはインターネット上の不動産のような資産。ただし手入れをしながら育てるもの
  • 育てる柱は「ステップメールを長くする」「商品を増やす」「購入者と非購入者で案内を変える」の3つ
  • 中心になるのは、満足してくれたお客様に次のサポートを届けるバックエンドの考え方
  • 一度に全部やらず、今の仕組みの数字を確かめて、一番弱いところから直す

まずは、今の仕組みの登録率・メールが開かれている割合・申し込みの割合を書き出して、一番弱い数字を1つ見つけてください。そこを直すことが、仕組みを育てる最初の一手です。

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