この順番が“神”すぎる。読者が「買わせて下さい」と懇願するステップメール7つの脚本
あなたは、ステップメールで伝えるべき6つの教育テーマは理解したものの、「じゃあ、それをどの順番で話せば、一番効果的なんだろう?」「最初のメールでは、一体何を書けばいいの?」と、読者の心を動かす物語の”構成”で悩んでいませんか?
ここでは、あなたのステップメールを、ただの情報の羅列から、読者の心を鷲掴みにして離さない一つの壮大な物語へと昇華させる、最強の「脚本構成術」を7つのステップで解説します。この順番を守るだけで、あなたのメッセージの説得力は劇的に向上します。
優れた映画や小説に、心を揺さぶる「型」があるように、優れたステップメールにも、人の感情を動かす普遍的な「順序」が存在します。ただ漠然と7通のメールを書くのではありません。1通1通に明確な役割を与え、計算され尽くした物語を紡いでいきましょう。
あなたのステップメールを、読者が思わず前のめりで読んでしまう魅力的な物語にするための、7つの章立て(役割と順序)です。
第1章:興味を引く -「なんだこれは?」で、まず振り向かせる
情報過多の現代、読者は退屈なメールを読むほど暇ではありません。あなたのメールが、その他大勢のメールと同じように、一瞬でゴミ箱行きになるか、それとも開封されるかの運命は、すべてこの最初の「興味づけ」にかかっています。
メールの件名、書き出しの一文。ここで読者の心に「お?」というフックをかけられなければ、その後の素晴らしい物語は、誰にも読まれずに終わります。最初のメールの目的は、教育でもセールスでもありません。「この人のメールは、なんだか面白そうだ。次も読んでみよう」と思わせること。ただ、それだけです。
第2章:信用させる -「この人は本物だ」と信頼を得る(信用の教育)
強い言葉で興味を引くと、同時に「本当かな?」「なんだか怪しい…」という不信感も生まれます。本格的な教育に入る前に、まずこの不信感の壁を壊し、あなたへの「信用」を勝ち取る必要があります。
あなたの実績やお客様の声を提示したり、徹底的な自己開示によってあなたの理念や人間性を伝えたり、「ここまで教えてくれるの!?」というレベルの価値ある情報を無料で提供したり…。あらゆる手段を使って、「この人は信用できる」という土台を築きましょう。
第3章:憧れさせる -「私もそうなりたい!」と夢を見せる(目的の教育)
読者があなたを信用し始めたら、次に見せるのは「理想の未来」です。あなたの商品を手に入れた後、読者の人生がどれほど素晴らしく変わるのかを、ありありと想像させ、強烈に憧れさせます。
「ネットビジネスで成功したい」と心の底から思っていない人に、成功法則を説いても響きません。「私も、あんな自由な生活を手に入れたい!」という強い目的意識を持ってもらうことで、初めて読者はあなたの言葉を真剣に受け止め始めます。
第4章:問題点を自覚させる -「だからダメだったのか!」と気づかせる(問題点の教育)
理想の未来に憧れても、「でも、自分には無理だ…」と諦めている読者に、「あなたが成功できない、本当の原因(問題点)はこれですよ」と、明確な”敵”の存在を教えてあげます。
「あなたが痩せられないのは、意志が弱いからではない。間違ったダイエット法に騙されているからです!」
このように、問題点を明確にすることで、読者は「その問題さえ解決すれば、私もあの未来に行けるんだ!」という希望を抱き、解決策への強い渇望を覚えます。
第5章:手段を教える -「これしかない!」と確信させる(手段の教育)
問題点がわかった読者に、「その問題を解決する、唯一最高の手段はこれです」と、あなたが推奨する方法の優位性を徹底的に教育します。
ライバルとなる他の手段の欠点を論理的に指摘し、「こういう基準で選ばないと失敗しますよ」という判断基準(物差し)を提供することで、読者の頭の中から、あなたの商品以外の選択肢を消していきます。
第6章:投資・行動の重要性を教える -「覚悟」を決めさせる(投資・行動の教育)
最高の手段がわかっても、人は「お金がもったいない」「また今度でいいや」と、最後の最後で行動しません。その最後の壁を壊すのがこのステップです。
「本気で未来を変えたいなら、自己投資は不可欠です」「今行動しないと、あなたは一生後悔しますよ」と、投資の重要性を説き、行動しないことの恐怖を伝えることで、読者の覚悟を決めさせます。
第7章:オファーする -「待ってました!」と言わせる
いよいよ、あなたの商品を提案します。しかし、ここまでの6ステップが完璧にできていれば、もはやセールスは不要です。読者はすでに、
- あなたを心から信用し、
- あなたが示す未来に憧れ、
- 自分の問題点を解決したくてたまらず、
- あなたの示す手段が最高だと信じ、
- 投資と行動の覚悟もできている
という、「理想のお客様」に仕上がっています。
あなたがやるべきことは、商品の概要を伝え、「あなたのための商品が、ここにありますよ」と提示するだけ。すると、読者の方から「待ってました!」「買わせてください!」という声が上がるのです。
【超重要】教育とセールスは分離せよ!
一つだけ、絶対に守るべきルールがあります。それは、ステップ1〜6の「教育フェーズ」で、商品を売り込まないことです。「成功には投資が必要です!ところで、こんな商品があるんですが…」というように、教育とセールスを同時に行うと、「どうせ売りたいから言ってるんだろ?」と読者に勘ぐられ、すべての信頼を失います。教育の段階では、あくまで読者のための価値提供に徹してください。
まとめ
ここまで、読者の心を動かし、成約率を最大化するためのステップメールの役割と順序について解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。
- 優れたステップメールは、計算された「7つのステップ」という脚本に沿って、読者の心理を順番に動かしていく物語である。
- 物語の序盤(興味→信用→憧れ)で読者の心を掴み、中盤(問題点→手段)であなたの価値観を植え付け、終盤(投資・行動→オファー)で成約へと導く。
- 各メールには、「今回は信用を得るため」のように、明確な「役割」を一つだけ持たせることが重要。
- 信頼を失わないために、「教育」の段階では商品を売り込まず、価値提供に徹する。「教育」と「セールス」の分離を徹底する。
この最強の脚本構成術を使いこなし、あなたのステップメールを、読者の人生を変える壮大な物語へと昇華させてください。