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神は細部に宿る。登録フォームの「入力項目」と「ボタン」の黄金律

フルオートマーケティング
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神は細部に宿る。登録フォームの「入力項目」と「ボタン」の黄金律

あなたは、魅力的なキャッチコピーと本文を書き上げ、「これで完璧なLPができた!」と満足している一方で、最後の最後、読者がメールアドレスを入力する「登録フォーム」という、地味だけれども超重要なパーツの最適化を見過ごしてはいませんか?

ここでは、そんなあなたのLPの成果を最大化するための、読者の”面倒くさい”という気持ちを徹底的に排除し、登録率を数%底上げする「登録フォームの最適化術」をご紹介します。これを読めば、なぜ一流のマーケターほど、この小さな入力欄とボタンの細部にまでこだわるのか、その理由がわかります。

読者は、あなたのLPを読んで「登録したい!」という気持ちが100%に達したとしても、その最後の1メートルで少しでもストレスを感じれば、あっという間にその気持ちは萎み、ページを閉じてしまいます。この「最後の1秒」で読者を逃さないための、緻密な仕掛けについてお話ししましょう。

大原則:とにかく読者の手間を極限まで減らす

登録フォームを最適化する上での、たった一つの大原則。それは、「読者の手間を1秒でも、ワンタップでも減らすこと」です。

あなたのLPを読んで「登録してみようかな」と思った読者が、すぐに登録フォームを見つけられるように、目立つ場所に配置するのは当然です。もしLPが長くなる場合は、読者が「登録したい」と思った瞬間にすぐ行動できるよう、ページの途中と最後など、複数箇所にフォームを設置しましょう。「気がついたら登録してしまっていた」というくらい、スムーズな流れが理想です。

入力項目はいくつ?「少なければ少ないほど良い」という真理

登録率に最も直接的な影響を与えるのが、入力項目の「数」です。これはシンプルで、入力項目が増えれば増えるほど、登録率は下がります。

  • レベル1:「氏名」「メールアドレス」
  • レベル2:「姓」「メールアドレス」
  • レベル3:「ニックネーム」「メールアドレス」
  • レベル4:「メールアドレス」のみ

この中で、最も登録率が高いのは、間違いなくレベル4の「メールアドレスのみ」です。入力の手間が最小限であることに加え、本名を明かしたくないという個人情報に敏感な読者のハードルも下げることができます。

「でも、ステップメールで『〇〇様』と名前を入れたいから…」という気持ちもわかります。しかし、まずは登録してもらわないことには、そのメールすら送れません。まずは登録率が最大になる「メールアドレスのみ」で始め、どうしても名前が必要な場合は、「姓」または「ニックネーム(ハンドルネーム可)」に留めるのが賢明です。

ちなみに、入力ミスを防ぐための「確認用メールアドレス」の欄も、手間が2倍になるため登録率を大きく下げる要因になります。特別な理由がない限り、設置しないことを強くお勧めします。

登録ボタン:最後のひと押しをデザインする

読者がメールアドレスを入力した後、最後にクリックするのが「登録ボタン」です。このボタンのデザインと文言も、驚くほど登録率に影響を与えます。

1. 見た目:地味なボタンは押されない

OS標準の「送信」といった何の変哲もないボタンと、色がついて立体的な「いかにも押せそう」なボタン。どちらがクリックしたくなるかは、一目瞭然ですよね。ボタンは大きく、目立つ色で、クリックしたくなるデザインを心がけましょう。

2. 文言:「何をすればいいか」を明確に

ボタンの上の部分には、必ず「登録を促す一言」を添えてください。これだけでも登録率は変わります。

「今すぐ無料登録してプレゼントをゲット」

「今すぐ無料で資料請求する」

このように、「今すぐ」「無料で」といった言葉で、行動を後押ししてあげましょう。

3. ボタンの言葉:魔法のひとこと

ボタンに書かれている文言は、まさに最後の魔法のひとことです。「登録」や「送信」といった無機質な言葉よりも、読者が得られるメリットを想起させる言葉の方が、クリック率は格段に上がります。

私自身、ボタンの文言を「登録はこちら」から「今すぐ無料で試してみる」に変えただけで、登録率が数パーセントもアップした経験があります。「自分にとって得がある」と感じさせる言葉を選ぶことが、非常に重要なのです。

まとめ

ここまで、ランディングページの登録率を左右する「登録フォーム」の最適化について解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • 登録フォームの鉄則は、読者の手間を徹底的に省くこと。入力項目は可能な限り少なく、「メールアドレスのみ」が最強である。
  • 確認用メールアドレスの入力欄は、登録率を下げるため、基本的には設置しない。
  • 登録ボタンは、大きく、目立つ色で、いかにもクリックしたくなるようなデザインにする。
  • ボタンの文言は「送信」ではなく、「今すぐ無料で試してみる」など、読者のメリットを伝え、行動を促す言葉を選ぶ。

LP作りは、細部へのこだわりが成果を大きく分けます。あなたのLPの「最後の1秒」で読者を取りこぼさないよう、ぜひ登録フォームの隅々まで見直してみてください。