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「何をしている人か」が一言で伝わらないと、発信しても覚えてもらえません|自分のブランドを構築する4ステップ(ビジネスネーム・肩書き・キャッチコピー・屋号)

rev-3419 ビジネスモデル
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ブログやSNSで発信を続けているのに、なかなか覚えてもらえない。名前は見たことがあっても、「この人は何の人だっけ」と思われている気がする。そんな悩みを持つ方は多いです。

個人でビジネスをしていると、会社の看板がありません。そのため、あなたが何をしている人なのかを、あなた自身が伝える必要があります。

結論から言うと、個人ビジネスのブランドは、4つの要素を決めることで形になります。ビジネスネーム、肩書き、キャッチコピー、屋号です。この4つがそろうと、あなたが何をしている人なのかが、一言で伝わるようになります。

この記事では、4つの要素それぞれの決め方と例、決める順番、そしてよくある失敗をお伝えします。そもそも個人ビジネスでなぜ「あなた」が見られるのか、という考え方は、自分自身が広告塔になるで解説しています。

4つの要素で、あなたが「何の人か」が伝わる

まずは、4つの要素の役割を整理しておきます。

要素 役割 例
ビジネスネーム 仕事で使う名前 本名、または仕事用の名前
肩書き 何の専門家かを一言で表す 「〇〇コーチ」「〇〇の専門家」
キャッチコピー 誰に、どんな価値を届けるかを伝える 「〇〇な人が△△できるようになる」
屋号 個人の活動に看板をつける 「〇〇研究所」「〇〇アカデミー」

4つは、それぞれ別のものに見えますが、同じ一つのことを別の角度から伝えています。それは「あなたは、誰のために、何をしている人なのか」ということです。

ステップ1:ビジネスネームを決める

ビジネスネームとは、仕事の場で使う名前のことです。

本名で活動してもいいですし、仕事用の名前をつけてもかまいません。仕事用の名前を持つと、気持ちが切り替わり、相手からの印象も変わります。副業として取り組んでいて、勤め先に知られずに活動したい方にも、ビジネスネームは向いています。

私自身は、ビジネスネームは使わずに、本名で活動しています。

どちらを選ぶ場合でも、大切なのは一つに決めて使い続けることです。

  • ブログではビジネスネーム、SNSでは本名、名刺ではまた別の名前、とばらばらにしない
  • 途中で何度も名前を変えない

名前がばらばらだと、あなたを見かけた人の中で、同じ人だとつながりません。 発信を積み重ねても、それが一人の人の実績として覚えてもらえなくなってしまいます。仕事用の名前をつける場合は、次の点も確かめておくと安心です。

  • 初めて見た人でも、読み方に迷わないか
  • 声に出して名乗ったときに、聞き取りやすいか
  • 検索したときに、同じ名前の有名な人やお店と重なりすぎないか

名前は、あなたのことを思い出してもらうための入り口です。凝った名前より、読みやすく覚えやすい名前のほうが、長く使っていく中で役に立ちます。

ステップ2:肩書きを決める

肩書きとは、あなたの仕事を一言で表す言葉です。肩書きは、資格や会社から与えられるものではなく、自分でつけてかまいません。

肩書きを決めたら、ブログ、SNS、メルマガ、名刺、プロフィールなど、あらゆる場所で遠慮なく使っていきましょう。何度も目にしてもらうことで、「この人は〇〇の人だ」と覚えてもらえます。

以前私のコンサルを受けてくれていた引き寄せコーチのまさるさんは、「めっちゃ簡単引き寄せコーチ」という肩書きをつけていました。引き寄せは難しいものではない、簡単にできる、というメッセージが一言で伝わる、とても良い肩書きだと思います。まさるさんの取り組みは、お客様の声(引き寄せコーチまさるさん)でも紹介しています。

肩書きを考えるときは、次のような型を使うと考えやすくなります。

  • 〇〇の専門家
  • 〇〇を解決する〇〇コンサルタント
  • 〇〇のための〇〇コーチ
  • 〇〇のエキスパート

どの型でも、〇〇には「お客様が分かる言葉」を入れてください。専門用語を使うと、同じ業界の人には伝わっても、お客様には伝わりません。

ステップ3:キャッチコピーを決める

キャッチコピーは、ビジネスネームや肩書きと一緒に使う、あなたを表す短い一文です。大きな会社が、会社の名前と一緒にいつも同じ一言を広告で使っているのを見たことがあると思います。個人ビジネスでも、同じように自分のキャッチコピーを持っておきましょう。

良いキャッチコピーは、分かりやすくて覚えやすいものです。あなたが誰に、どんな価値を届けたいのかが、一言で伝わるものを目指します。先ほどの「めっちゃ簡単引き寄せコーチ」も、肩書きでありながら、キャッチコピーの役割も果たしています。

たとえば、次のような方向性があります。

  • 悩みが解消した後の状態を伝える:「一度身につけたら元に戻らないネガティブ解消術」
  • 取り組みの姿勢を伝える:「可能性の種まきをしよう」
  • 得られるものを伝える:「思い込みを書き換えて、愛もお金も引き寄せる」

キャッチコピーは、あなたのコンセプトを短くしたものでもあります。コンセプトをキャッチコピーにまとめる手順は、コンセプトを決定するで詳しく解説しています。

ステップ4:屋号を決める

屋号とは、個人で活動するときの、お店や事務所の名前のようなものです。

法人を作っていない個人事業主には、会社名がありません。基本的には個人の名前で活動することになります。そこに屋号をつけると、会社員の方が「〇〇社の〇〇です」と名乗るように、「〇〇(屋号)の〇〇です」と名乗れるようになります。屋号は、信頼感を高める手段の一つと考えてください。

屋号を決めるときは、仕事の内容と関係のある言葉を選ぶのがおすすめです。仕事への思いや、届けたい価値を込めると、名乗るたびにあなたの活動が伝わります。

  • 〇〇研究所、〇〇アカデミー、〇〇スタジオ
  • オフィス〇〇、チーム〇〇、〇〇プロジェクト
  • 〇〇商店、〇〇本舗、〇〇企画
  • 〇〇の森、〇〇の里、アトリエ〇〇

屋号を決めたら、名刺、プロフィール、ブログの運営者情報、請求書などにそろえて入れておきます。名乗る機会が増えるほど、屋号とあなたの活動が結びついて覚えてもらえるようになります。

4つを決める順番と、よくある失敗

4つの要素は、次の順番で決めると迷いにくくなります。

  1. 肩書き:何の専門家かを決める。ここが決まると、残りの3つの方向が決まる
  2. キャッチコピー:肩書きに、誰にどんな価値を届けるかを足す
  3. ビジネスネーム:本名か仕事用の名前かを決め、一つに決めて使い続ける
  4. 屋号:必要になったらつける。最初から無くてもかまわない

そのうえで、よくある失敗を避けてください。

よくある失敗 どう直すか
肩書きが広すぎて、何の専門家か分からない 「誰の、どんな悩みを解決するか」まで絞る
名前や肩書きを媒体ごとに変えている すべての場所で同じものを使う
おしゃれな言葉を選んで、意味が伝わらない 初めて見た人が一瞬で分かる言葉にする
完璧な名前が決まるまで発信を始めない 仮で決めて使いながら、反応を見て直す

特に最後の失敗は多いものです。4つの要素は、発信を始めてから見直してもかまいません。使ってみて、お客様に伝わるかどうかを確かめながら育てていくものだと考えてください。

まとめ

  • 個人ビジネスのブランドは、ビジネスネーム・肩書き・キャッチコピー・屋号の4つで形になる
  • ビジネスネームは本名でも仕事用でもよい。一つに決めて、すべての場所で使い続ける
  • 肩書きとキャッチコピーには、お客様が分かる言葉で「誰に、どんな価値を届けるか」を入れる
  • 屋号は信頼感を高める手段の一つ。仕事の内容や思いと関係のある言葉を選ぶ
  • 完璧を待たず、仮で決めて使いながら直していく

まずは、今のあなたの肩書きを、「〇〇のための〇〇コーチ」のような型に当てはめて、一つ書き出してみてください。