ステップメールやメルマガに登録してくれた読者を、一つの大きなリストとして扱っていませんか。そして、全員に同じメールを送っていないでしょうか。
読者が少ないうちは、それでも問題が見えにくいかもしれません。でも、そのリストの中には、ほかの読者とは状態がまったく違うお客様が含まれています。それが、一度あなたの商品を買ってくれたお客様、つまり購入者です。
結論から言うと、購入者は、まだ買っていない読者とは分けて考え、分けて扱うべきお客様です。 購入者を特別に大切にできるかどうかで、ビジネスが一時的な収入で終わるか、長く続く安定したものになるかが分かれます。
この記事では、購入者を分けて考える理由と、新規のお客様だけを追いかける危うさ、そして購入者リストを作る3つのステップをお伝えします。
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この記事の続きとして、登録してくれた人に届く7通のステップメールを、届ける順番に沿ってAIと下書きする方法をまとめました。
購入者は、まだ買っていない読者と何が違うのか
あなたの商品を一度でも買ってくれたお客様には、次のような特徴があります。
| 特徴 | どういうことか |
|---|---|
| あなたを信用している | 少なくとも、お金を払ってもいいと思えるくらいには信じてくれている |
| 良いものにはお金を払う | 無料の情報だけでなく、価値のあるものに投資する考え方を持っている |
| あなたの分野に関心がある | 商品を買うほど、そのテーマに本気で向き合っている |
| メールを読んでくれやすい | 買った相手からのメールとして、開いて読んでくれることが多い |
ここで、考えてみてください。この4つの特徴を持つお客様に、もう一つ別の商品を検討してもらうのと、たまたま登録してくれた、まだあなたのことをよく知らない読者に、最初の商品を買ってもらうのと。どちらが自然に進むでしょうか。
多くの場合、前者です。購入者はすでに、あなたとの間に信頼があります。まだ買っていない読者に必要な「ゼロからの信頼づくり」を、購入者とはすでに済ませているのです。
ただし、「購入者なら何でも買ってくれる」という意味ではありません。購入者が信頼してくれているのは、最初の商品で約束したことを、あなたが守ってくれると思っているからです。その期待に応えないまま次の商品を勧めると、信頼はかえって早く失われます。
だからこそ、購入者は分けて考える必要があります。まだ買っていない読者には「信頼を作るメール」を、購入者には「信頼に応え、次の段階へ一緒に進むメール」を届ける。相手の状態が違うのですから、届ける中身も変えるのが自然です。
新しいお客様ばかりを追いかけると、売上は安定しない
ときどき、一度買ってくれたお客様とのやり取りをそこで終えて、新しいお客様を集めることだけに力を注いでいる人がいます。とてももったいないことです。
せっかく信頼を築いた相手との関係を手放し、また別の場所で、ゼロから信頼を作り直すことになるからです。
大きな広告費を使って、新しいお客様を集め続けられる会社なら、その進め方でも成り立つかもしれません。でも、個人や小さな会社が同じことをすると、集客が伸び悩んだときに、そのまま売上が落ちてしまうおそれがあります。
| 新規のお客様だけを追う | 購入者との関係も育てる | |
|---|---|---|
| 毎月の売上 | 集客の量に大きく左右される | 購入者からの売上が土台になる |
| 集客が止まったとき | 売上も止まりやすい | 購入者との取引が続く |
| 1人あたりの手間 | 毎回ゼロから信頼を作る | 信頼の上に次の提案ができる |
購入者を大切にすると、ビジネスはどう変わるか
では、どうすればいいのか。答えは、購入者の満足度を高め、ファンになってもらい、繰り返し選んでもらえる仕組みを作ることです。
購入者を特別に扱い、購入者のための役に立つ情報を届け、次に必要になりそうな商品を提案する。これを続けていくと、次のような変化が起きます。
- お客様一人が、長い付き合いの中でもたらしてくれる売上(LTV:顧客生涯価値)が大きくなる
- 集まる人数が同じでも、繰り返し買ってくれる人が増えるので、売上が積み上がる
- 新しいお客様が集まらない時期があっても、購入者との取引があるので、売上がゼロになりにくい
少ない人数でも長く売上が続いているビジネスは、繰り返し選んでくれるお客様に支えられていることが多いです。購入者にファンになってもらう考え方は、購入者をファンに変える方法で解説しています。
購入者リストの作り方3ステップ
購入者を大切にするためには、まず、購入者が誰なのかが分かる状態を作る必要があります。次の3つのステップで進めてください。
ステップ1:購入者と未購入者のリストを分ける
使っているメール配信システムで、購入者のリストを、まだ買っていない読者のリストと分けて管理します。印(タグ)をつける、購入者用のシナリオに移す、といった方法があります。
分けておくと、購入者だけに届けるメールを送れるようになります。配信を自動で切り替える設定の方法は、リストセグメント術で具体的に解説しています。
ステップ2:購入者の連絡先を受け取る
自分の商品を販売している場合は、購入の手続きの中で、自然と連絡先を受け取れます。
気をつけたいのは、他の人の商品を紹介するアフィリエイトの場合です。紹介した商品が売れても、誰が買ってくれたのかは、そのままでは分かりません。誰が買ったのか分からない状態では、購入者を大切にすることもできません。
そこで、購入してくれた人のための、あなた独自の特典を用意します。そして、「特典をお受け取りいただくために、注文番号などを添えて、こちらのフォームからご連絡ください」と案内します。こうすると、購入者の連絡先を、本人の同意のうえで受け取れます。
アフィリエイトは、自分の商品がなくても始められる方法です。紹介した人を自分の購入者リストとして大切にしていくと、あとで自分の商品を持ったときにも、その関係が土台になります。進め方は、初心者はまずアフィリエイトから始める理由で解説しています。
ステップ3:商品ごとにリストを分ける
慣れてきたら、「商品Aを買った人」「商品Bを買った人」のように、商品ごとにリストを分けます。何を買った人なのかが分かると、次に提案するものを、その人に合わせて選べるようになります。
たとえば、入門の教材を買った人には実践のサポートを、実践のサポートを受けた人には次の段階の内容を、というように、お客様の進み具合に合わせた案内ができます。
購入者リストでよくある失敗
最後に、つまずきやすいところを整理しておきます。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 購入者にも、未購入者と同じメールを送り続ける | 購入者のリストを分け、購入者向けのメールを用意する |
| 一度買ってくれた人に、その後何も届けない | 購入者のための情報と、次の段階の提案を届ける |
| アフィリエイトで、誰が買ったのか分からないまま | 購入者だけの特典を用意し、連絡先を受け取る |
| 商品が増えても、購入者を一つのリストで扱う | 商品ごとにリストを分け、提案を合わせる |
| 新しいお客様を集めることだけに力を注ぐ | 購入者との関係を育てることにも時間を使う |
購入者リストを分けたら、次は購入者に届けるメールの中身です。何をどの順番で伝えるかは、購入者メールの書き方を参考にしてください。
まとめ
- 購入者は、信用・投資の考え方・関心・メールの読まれやすさの4つで、未購入者と状態が違う
- 新しいお客様だけを追いかけると、集客が伸び悩んだときに売上も落ちやすい
- 購入者を大切にし、繰り返し選んでもらえる仕組みを作ると、売上の土台ができる
- 購入者リストは、分ける・連絡先を受け取る・商品ごとに分けるの3ステップで作る
- アフィリエイトでも、購入者だけの特典を用意すれば、購入者の連絡先を受け取れる
まずは、今使っているメール配信システムで、購入者と未購入者が分かれているかを確かめてみてください。分かれていなければ、そこが最初に手を入れる場所です。
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