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商品ができても「受け取り方」が決まっていないと売れません|独自商品を販売する方法と3つの決済方法の選び方

rev-952 基礎知識
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自分の経験や知識を形にして、商品ができた。あとは売るだけ。そう思ったところで、「代金はどうやって受け取ればいいんだろう」と手が止まる方は多いです。

振込にするのか、カードで払えるようにするのか。どこかのサービスを使うのか。調べ始めると、いろいろな方法が出てきて、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。

結論から言うと、個人が独自商品を販売するときの決済方法は、主に「銀行振込」「クレジットカード決済」「販売や決済を代行してくれるサービス」の3つです。どれが正解ということはなく、商品の価格や売り方、どこまで自動にしたいかで選びます。そして、1つにしぼらず組み合わせることで、お客様が申し込みやすくなります。

この記事では、3つの決済方法の良さと注意点、選ぶときの基準、準備の進め方とよくある失敗をお伝えします。

独自商品は、どんな形でも販売できる

あなた自身が独自の商品を持っているなら、ぜひ積極的に販売しましょう。商品の形は何でも構いません。

  • 形のある物の販売
  • 教材や講座などのコンテンツ
  • ツールや仕組み
  • コーチング・コンサルティング
  • 個人レッスン

自分の商品は、他人の商品を紹介するのと違い、価格も届け方も自分で決められます。その分、代金をどう受け取るかも、自分で決めて準備しておく必要があります。

3つの決済方法の違い

個人が独自商品を販売するときの、主な3つの決済方法を比べると、次のようになります。

決済方法 良いところ 気をつけたいところ
1. 銀行振込 特別な準備がいらず、代金がすぐ口座に入る 入金の確認と商品のお届けを、毎回自分でする
2. クレジットカード決済 お客様がその場で申し込みやすい 決済の手数料がかかり、条件はサービスごとに違う
3. 販売・決済の代行サービス 入金の管理や商品のお届けを自動にしやすい 手数料がかかり、入金までに時間がかかることがある

1. 銀行振込

いちばん手軽なのが、銀行振込です。お客様に振込先の口座を伝え、入金を確かめてから商品を届けます。

特別な準備がいらず、売上がすぐにあなたの口座に入るのが良いところです。一方で、商品が売れるたびに、入金を確かめて商品を届ける作業が発生します。販売の数が増えるほど、この作業に時間を取られ、仕組みとして自動にするのは難しくなります。

振込を受け取る口座は、生活用とは分けておくのがおすすめです。考え方はネットバンクでビジネス用の口座を開設するで解説しています。

2. クレジットカード決済

独自商品を販売するなら、クレジットカードでの支払いにも対応しておくのがおすすめです。

お客様は、振込に行かなくても、その場で申し込みを終えられます。「欲しい」と思ったときにすぐ申し込めるので、申し込みにつながりやすくなります。毎月払ってもらう会員制のサービスなどでは、毎回の振込の手間がないので、続けてもらいやすくなるという良さもあります。

クレジットカード決済は、決済のサービスを通して導入するのが一般的です。ただし、手数料、入金までの日数、高額の支払いや分割払いの扱いなどは、サービスごとに違います。価格の高い商品や分割払いを考えている場合は、特にその条件をよく確かめておきましょう。

3. 販売・決済の代行サービス

コンテンツなどの販売を支える販売サービスや、決済を代行してくれるサービスを使う方法もあります。

こうしたサービスの多くは、振込・カード・その他の支払い方法にまとめて対応し、入金の管理、商品のお届け、支払いが済んでいない人への案内などを代わりにやってくれます。販売の作業を自動にしたいときには、とても心強い方法です。

また、サービスによっては、他の人があなたの商品を紹介してくれる仕組み(アフィリエイト)がついているものもあります。紹介してくれる人への報酬を魅力的に設定できれば、あなたの代わりに商品を広めてもらえる可能性もあります。

一方で、手数料がかかったり、売上が入るのが翌月以降になったりと、お金が手元に届くまでに時間がかかることがあります。初期費用や月額の料金が必要なサービスもあります。

どの方法でも、手数料や入金の時期などの最新の条件は、各社の公式情報で確かめてください。

決済方法を選ぶ4つの基準

3つのうちどれを選ぶかは、次の4つの基準で考えると決めやすくなります。

  1. 商品の価格:価格が高いほど、お客様が安心して払える方法や、分割の選択肢が大事になる
  2. 販売の数:月に数件なら手作業でも回るが、数が増えるほど自動にしたくなる
  3. 届け方:データで届けるのか、日時を決めて会うのか、物を送るのかで、必要な仕組みが変わる
  4. お金が届くまでの時間:すぐに手元に必要なのか、多少遅くても手間を減らしたいのか

たとえば、少人数の個別サポートを始めたばかりで、申し込みが月に数件なら、銀行振込とクレジットカード決済で十分に回ります。反対に、教材をたくさんの人に販売し、紹介してくれる人も増やしたいなら、代行サービスを使うほうが、あとで楽になります。

1つにしぼらず、組み合わせる

決済方法は、1つにしぼる必要はありません。お客様の中には、カードで払いたい人もいれば、振込のほうが安心な人もいます。選択肢が1つしかないと、その方法が使えない人は申し込めません。

最初は銀行振込とクレジットカード決済の2つを用意し、販売の数が増えてきたら代行サービスを検討する。このように、ビジネスの段階に合わせて広げていくのがおすすめです。3つの販売方法の違いは、独自商品をどう売る?3つの販売方法の比較でも比べています。

決済の準備を進める順番

決済の準備は、次の順番で進めると迷いにくくなります。

  1. 商品の価格と、支払い方法(一括・分割・毎月)を決める
  2. 1か月にどれくらい売れそうか、届け方はどうするかを書き出す
  3. 4つの基準で、使う決済方法を1〜2つ選ぶ
  4. 選んだサービスの公式情報で、手数料や入金の時期、審査の有無を確かめて申し込む
  5. 支払いのあと、お客様に何がどう届くのか(案内のメールや次の手順)を用意する

5番目は見落としがちです。お客様は、支払いを終えたあと「次に何をすればいいのか」が分からないと不安になります。支払いの案内から、商品が届くまでの流れを一度自分で試しておきましょう。

個別相談のあと、申し込みを迷っている人への向き合い方と決済の案内の仕方は、迷っている人への向き合い方と決済案内で解説しています。

決済でよくある失敗

最後に、決済の準備でつまずきやすいところをまとめておきます。

よくある失敗 どう直すか
商品ができてから決済を考え始める 価格を決めるときに、受け取り方も一緒に決める
支払い方法が1つしかない 振込とカードなど、2つ以上を用意する
手数料の安さだけで選ぶ 手間・入金の時期・届け方も合わせて考える
高額の商品で、支払いの条件を確かめていない 限度額や分割の扱いを、事前に公式情報で確かめる
支払いのあとの案内がない 支払い後に届く案内と次の手順を用意する

決済は、商品とお客様をつなぐ最後の入り口です。ここで迷わせてしまうと、せっかく「欲しい」と思ってくれた人が、申し込みの手前で止まってしまいます。

まとめ

  • 独自商品は、物・コンテンツ・サポートなど、どんな形でも販売できる
  • 主な決済方法は、銀行振込・クレジットカード決済・販売や決済の代行サービスの3つ
  • 選ぶときは、価格・販売の数・届け方・お金が届くまでの時間の4つで考える
  • 決済方法は1つにしぼらず、ビジネスの段階に合わせて組み合わせる
  • 手数料や入金の時期などの最新の条件は、各社の公式情報で確かめる

まずは、あなたの商品の価格と、1か月に何件くらい申し込みがありそうかを書き出してみてください。その2つが決まれば、最初に用意する決済方法が自然と絞れます。