ブログのアクセスを増やそうとがんばっている。メルマガの読者も増やしたい。SNSもやったほうがいいと聞く。やることが多すぎて、結局どれも中途半端になっている。そんな方は多いです。
こうなってしまうのは、それぞれの媒体を「別々のもの」として考えているからです。一つひとつに力を分けているので、どれも育ちきらず、成果につながりにくくなります。
結論から言うと、インターネットをビジネスに使うときは、「リスト」と「トラフィック」という2つの資産を意識して、その2つをつなげて育てることが大切です。
この記事では、リストビジネスとトラフィックビジネスの意味、2つを両方持つ理由、そしてつなげて育てる手順とよくある失敗をお伝えします。
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この記事の続きとして、登録してくれた人に届く7通のステップメールを、届ける順番に沿ってAIと下書きする方法をまとめました。
インターネット上の資産は「リスト」と「トラフィック」の2つ
今は個人でも会社でも、ビジネスで成果を出すためにインターネットを使うのが当たり前になりました。そのときに理解しておきたいのが、次の2つのビジネスモデルです。
| 資産 | 何を集めるか | 主に使う媒体 |
|---|---|---|
| リスト | 見込み客の連絡先(メールアドレスなど) | メルマガ |
| トラフィック | Webサイトへのアクセス | ブログ・ホームページ |
この2つの違いが分かると、自分がどの媒体を、何のために運営すればいいのかがはっきりします。媒体を増やす前に、まずはこの2つの資産の考え方を押さえておきましょう。
リストビジネス:見込み客に「こちらから」届けられる資産
リストビジネスとは、名前やメールアドレスなど、見込み客の連絡先を集めて、その人たちに向けてビジネスをするものです。インターネットでは、主にメールアドレスのリストが顧客リストになります。
メールアドレスのリストがあれば、あなたが何か伝えたいとき、商品を案内したいときに、こちらからすぐに届けることができます。相手が見に来てくれるのを待つ必要がありません。この「こちらから届けられる」という点が、リストの一番の価値です。
リストの大切さを説明するときによく使われるのが、江戸時代の商人の話です。火事が起きたとき、商人は真っ先に顧客台帳を持って逃げたと言われています。店が焼けて全部を失っても、顧客台帳があればお客さんに連絡を取り、商売を立て直せたからです。
リストを集めて、リストに販売する。この流れは、昔から今まで続いている商売の王道です。
リストビジネスで成果を出すためのポイントは、大きく2つです。どうやって見込み客のリストを集めるか。そして、集めたリストにどうやって商品を案内するか。この2つがそろって、はじめてリストは売上につながります。
リストは「数」より「読んでくれる人」
ただし、リストは多ければいいわけではありません。大事なのは、登録している人の数ではなく、実際にメールを読んでくれている人がどれくらいいるかです。
私自身、メルマガの読者が約100人の時に月収100万円になりました。読者の数が多かったのではなく、読んでくれる人との関係ができていたからだと考えています。実際に読まれているかどうかを確かめる方法は、アクティブ読者率の計測法で解説しています。
トラフィックビジネス:見つけてもらい続ける資産
トラフィックビジネスとは、ブログやホームページなどのWebサイトを作り、そこにアクセス(トラフィック)を集めて収益につなげるビジネスモデルです。
検索されやすい言葉を選んで記事を書くなど、アクセスを集める工夫をしてサイトに人を呼び、訪れた人に商品やサービスを紹介して、成約につなげていきます。
読者の悩みに答える記事が検索で見つけてもらえるようになると、記事を書いたあとも、長い期間にわたって新しい人が訪れてくれます。そのため、トラフィックを集めるサイトは「インターネット上の自動販売機」と呼ばれることもあります。
もちろん、まったく手を入れずに放っておいていいわけではありません。情報が古くなった記事を直すなど、ときどき手入れは必要です。それでも、少ない手間で見込み客を連れてきてくれるサイトを持てれば、それはインターネット上に資産を持っているのと同じです。
ここで大切なのは、アクセスの数そのものより、「どんな悩みを持った人が来ているか」です。あなたの商品と関係のない悩みで訪れた人がいくら増えても、売上にはつながりません。記事のテーマを、あなたが助けたいお客さんの悩みにそろえておくことで、集まるアクセスが資産として働くようになります。
2つを両方持つと、集客と販売が安定する
リストとトラフィックは、どちらか一方ではなく、両方を持つことをおすすめしています。それぞれに得意なことと苦手なことがあるからです。
| 得意なこと | 苦手なこと | |
|---|---|---|
| トラフィック(ブログ) | 新しい人に見つけてもらう | こちらから連絡できない |
| リスト(メルマガ) | こちらから何度も届けられる | 新しい人に見つけてもらえない |
ブログは、あなたをまだ知らない人と出会うのが得意です。一方で、一度読んで帰った人に、こちらから連絡することはできません。メルマガはその反対で、登録してくれた人には何度でも届けられますが、メルマガだけでは新しい人に見つけてもらえません。
つまり、ブログで出会った人にメルマガに登録してもらい、メルマガで関係を深めて商品を案内する。2つをつなげることで、出会いから販売までが一本の流れになります。 どちらか一方だけだと、この流れのどこかが途切れてしまいます。
なぜブログとメルマガの組み合わせなのかは、なぜブログとメルマガなのか?でも詳しく書いています。
2つの資産をつなげて育てる手順
では、実際にどう進めればいいのでしょうか。次の順番で取り組むと、2つの資産を無理なく育てられます。
- 誰に向けて発信するのかを決める
- ブログで、その人の悩みに答える記事を書く
- ブログを読んだ人がメルマガに登録できる入り口を作る
- メルマガで、ブログより一歩踏み込んだ内容を届ける
- メルマガで関係ができた人に、商品やサービスを案内する
ポイントは3番目です。ブログを読んでくれた人が、そのまま帰ってしまわないように、メルマガへの入り口を用意しておきます。記事の内容と関係のある特典を用意したり、記事の続きをメルマガで届けたりする方法があります。
ブログとメルマガをどうつなげるかの具体的な方法は、ブログとメルマガを連動させる具体的な方法でまとめています。
この2つのビジネスモデルを学んで実践していくと、集客から販売までの流れを自分で組み立てる力が身につきます。一度この流れを作れるようになると、テーマが変わっても同じ考え方で応用できます。
2つの資産でよくある失敗
最後に、リストとトラフィックを育てるときによくある失敗をまとめておきます。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| アクセス数を増やすことだけを目標にしている | 訪れた人がメルマガに登録する入り口を作る |
| メルマガの登録者数だけを見ている | 実際に読んでくれている人の数を見る |
| ブログとメルマガで、誰に向けているかが違う | 同じ読者に向けて、役割を分けて書く |
| 媒体を一度に増やしすぎる | まずはブログとメルマガの2つに絞る |
特に多いのが最後の一つです。SNSや動画など、使える媒体はたくさんありますが、一度に全部を始めると、どれも育ちきらないまま疲れてしまいます。まずは2つの資産を1本の流れでつなげることを優先して、そこから広げていくほうが近道です。
まとめ
- インターネット上の資産には「リスト」と「トラフィック」の2つがある
- リストはこちらから届けられる資産、トラフィックは新しい人に見つけてもらう資産
- リストは数より、実際に読んでくれる人がどれくらいいるかが大事
- ブログで出会い、メルマガで関係を深めるように、2つをつなげて育てる
- 媒体を一度に増やしすぎず、まずはブログとメルマガの流れを作る
まずは、今あるブログの記事を1本選んで、その記事を読んだ人がメルマガに登録できる入り口があるかを確かめてみてください。入り口がなければ、そこが最初に手を入れる場所です。
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