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借り物のURLのままでは、育てたブログが自分のものになりません|独自ドメインとは何か、3つの形式の違いと選び方

rev-690 ブログ構築準備
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ビジネスのためにブログを始めようと調べていると、「独自ドメインを取りましょう」という話をよく目にします。でも、ドメインが何なのか、無料のブログのURLと何が違うのか、よく分からないまま手が止まっている。そんな方は多いです。

無料のブログサービスなら、登録すればすぐにURLがもらえます。わざわざお金を払ってドメインを取る意味があるのか、と感じるのも自然なことです。

結論から言うと、ビジネスで長く育てていくブログは、自分で持つ「独自ドメイン」で運営することをおすすめしています。借り物のURLのままだと、記事や読者を積み上げても、その土台を自分で守ることができないからです。

この記事では、ドメインとは何か、ブログで使われる3つの形式の違い、独自ドメインをすすめる2つの理由、そしてドメイン名の決め方と進める順番をお伝えします。

ドメインは、インターネット上の「住所」

ブログを置いておく場所であるレンタルサーバーは、インターネット上の「土地」のようなものです。それに対してドメインは、インターネット上の「住所」のようなものです。

たとえば、私のブログの https://infreest.com であれば、「infreest.com」の部分がドメインです。ドメインは、ブログやホームページがインターネット上のどこにあるのかを表していて、読者はこの住所をたどって、あなたのブログにたどり着きます。

ドメインが住所だとすると、無料のブログサービスでもらえるURLは、「大きな建物の中の一部屋の番号」のようなものです。住所そのものは建物の持ち主のもので、あなたはその一部屋を借りて使っている、という形になります。

レンタルサーバー、独自ドメイン、WordPressの関係は、ブログ構築の準備でも詳しく解説しています。

ブログで使われるドメインの3つの形式

ブログで使われるドメインには、大きく分けて次の3つの形式があります。

形式 URLのイメージ 持ち主
1. サブドメイン形式 あなたの名前.サービス名.com サービスの運営会社
2. サブディレクトリ形式 サービス名.jp/あなたの名前 サービスの運営会社
3. 独自ドメイン形式 あなたの名前.com あなた

1. サブドメイン形式

ブログサービスが持っているドメインの前に、あなたの名前などの文字が付く形です。URLの中に、必ずそのサービス特有の文字が入ります。

2. サブディレクトリ形式

アメブロのように、利用者全員が1つのドメインを共有し、「/」で区切った後ろの部分で、それぞれの利用者を見分ける形です。

3. 独自ドメイン形式

サービスの運営会社が用意したドメインではなく、あなた自身が持つドメインです。https://infreest.com のように、運営会社の文字が入らない、すっきりしたURLになります。

1と2は、サービスの運営会社が提供しているドメインを借りて使う形です。無料で使えるという良さはありますが、次にお伝えする2つの弱点があります。

独自ドメインをすすめる2つの理由

理由1:積み上げたものを、自分で守れる

サブドメインやサブディレクトリは、サービスの運営会社が持っているドメインです。そのため、運営会社がサービスを終えたり、あなたのブログが規約によって削除されたりすると、そのURLは使えなくなってしまいます。

URLが使えなくなると、困ることがたくさんあります。ほかのブログやSNSがあなたの記事を紹介してくれていても、そのリンクはどこにもつながらなくなります。名刺やプロフィール、いろいろなサービスに登録していたURLも、すべて書き換えなければなりません。そして、ブログそのものを、また一から作り直すことになります。

独自ドメインなら、ドメインの持ち主はあなたです。もしブログを置くサーバーを別の会社に移すことになっても、同じドメインをそのまま使い続けられます。記事や読者、紹介してもらったリンクという、時間をかけて積み上げた財産を、自分で守れるのが一番の理由です。

理由2:検索から見つけてもらう土台になる

ブログをビジネスに使うなら、検索から見つけてもらえることはとても大切です。悩みを抱えた人の多くは、まず検索で答えを探すからです。

大勢の利用者が1つのドメインを共有するサブディレクトリ形式や、同じ会社のサブドメインを多くの人が使う形式では、検索から自分のブログを見つけてもらうのが難しくなりやすいと言われています。

独自ドメインで記事を積み上げていけば、そのドメインそのものが、少しずつ検索からも見つけてもらえるブログに育っていきます。長く続けるほど、その差は大きくなります。

アメブロやSNSは「入り口」として組み合わせる

ここまで読んで、「では、アメブロや無料のブログは使わないほうがいいのか」と感じた方もいるかもしれません。そうではありません。

アメブロは、普通のブログというより、SNSに近い場所です。読者登録やいいね、コメントを通して人とつながり、関係を育てやすいという良さがあります。SNSも同じように、人と出会う場所として大きな力を持っています。

おすすめしているのは、役割を分けることです。独自ドメインのブログは、詳しい情報を積み上げておく「本拠地」。アメブロやSNSは、人と出会い、関わりを育てて、本拠地へ案内する「入り口」です。こうしておくと、どこかの場所で変化があっても、積み上げたものが消えることはありません。SNSの使い方はSNSをブログの入り口にするで解説しています。

ドメイン名の決め方

独自ドメインを取ると決めたら、次はドメイン名を考えます。ドメイン名は、あとから変えると、これまでお伝えしたURLの書き換えと同じ手間がかかります。最初に次の点を考えて決めておきましょう。

  1. 短く、覚えやすいか
  2. 聞いただけで、つづりが分かるか
  3. あなたの名前や屋号、ブログの名前とつながっているか
  4. 読者に見られても、違和感のない言葉か

たとえば、セミナーや個別相談で口頭でURLを伝える場面を想像してみてください。長すぎたり、つづりが分かりにくかったりすると、相手はうまく入力できません。人に伝えやすいことは、ビジネスで使ううえで大きな強みです。

ドメインの費用は、ドメインの種類や取得する会社によって違います。最新の料金や条件は、取得する会社の公式の情報で確かめてください。ビジネスの土台を守るための費用として考えれば、決して大きな負担ではないはずです。

進める順番と、よくある失敗

独自ドメインの準備は、次の順番で進めると迷いません。

  1. ブログの目的と名前を決める
  2. ドメイン名の候補をいくつか考える
  3. 使えるかどうか(ほかの人が取っていないか)を確かめる
  4. ドメインを取得する
  5. レンタルサーバーにドメインを設定し、WordPressを入れる

レンタルサーバーの選び方と契約の考え方は、レンタルサーバーの契約で解説しています。

よくある失敗は、次の3つです。

  • ドメイン名に迷いすぎて進まない:完璧な名前を探して何日もたってしまうパターンです。4つの点を満たしていれば、決めてしまって大丈夫です
  • 更新の手続きを忘れる:ドメインは、取ったら終わりではなく、期間ごとに更新が必要です。自動で更新される設定にしておくと安心です
  • 流行りの言葉だけで決める:そのときの流行りの言葉は、数年後には古く感じることがあります。長く使えるかどうかも考えてください

まとめ

  • ドメインはインターネット上の「住所」。レンタルサーバーは土地、WordPressは建物のようなもの
  • ブログのドメインには、サブドメイン・サブディレクトリ・独自ドメインの3つの形式がある
  • 独自ドメインをすすめる理由は、積み上げたものを自分で守れること、検索から見つけてもらう土台になること
  • アメブロやSNSは、人と出会い本拠地へ案内する入り口として組み合わせる
  • ドメイン名は、短く、つづりが分かりやすく、名前や屋号とつながるものを選び、更新を忘れない

まずは、あなたのブログの名前と、ドメイン名の候補を3つ書き出してみてください。声に出して読んだときに、一番伝えやすいものが、あなたの住所の最有力候補です。