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【セクション1総まとめ】AIツール迷子は終わり。私の最終結論(2025年版)と、AIを使う上で“絶対に破ってはいけない”3つのマインドセット

AIライティング
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【セクション1総まとめ】AIツール迷子は終わり。私の最終結論(2025年版)と、AIを使う上で絶対に破ってはいけない”3つのマインドセット

セクション1を、最後までご確認いただき、誠にありがとうございました。

そして、本当にお疲れ様でした。

ChatGPT-5、Claude 4、Gemini 2.5 Pro、Google AI Studio、…。

2025年現在、AIの世界はまさに「情報洪水」の真っ只中にあります。

毎日のように新しいツールが登場し、「どれが本当に優れているのか」「自分は何を学ぶべきなのか」と、情報に振り回され、疲れ果ててしまっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな「AIツール迷子」になってしまったあなたのための、セクション1の「総まとめ」です。

私がこのセクション1全体を通して、あなたに伝えたかった「たった一つの本質」とは何だったのか。

そして、2025年現在、私たち個人事業主が「結局、どのAIを、どのような心構えで使えばいいのか」という私の“最終結論”を、ここで明確に提示します。

これで、あなたの頭の中はクリアになり、もう二度とAIツールの情報に振り回されることなく、あなたのビジネスを前進させる「行動」だけに集中できるようになるはずです。

  1. あなたは「AIツールの情報洪水」に溺れていませんか?
    1. なぜ、AIの性能が上がっても「プロンプト」が重要であり続けるのか
  2. 【最重要】AIを「優秀だけど、入社1日目」の新人として扱う
    1. あなたが「手本(スワイプファイル)」を見せない限り、AIは“ありきたり”な文章しか書けない
    2. AIは「インターネット全体」を学習しているという落とし穴
  3. AI時代に“絶対に破ってはいけない”3つのマインドセット
    1. マインドセット1:「AIが書いた」ではなく、「私の責任」で公開する
    2. マインドセット2:「ハルシネーション(嘘)」はゼロではない。100%のチェックを怠らない
    3. マインドセット3:架空の「お客様の声」や「実績」は“詐欺”である
  4. AIは「アシスタント」。私たちは「最後の砦」
    1. AIが生成した文章を「土台」として活用する
    2. 私たち人間にしかできない「最終チェック」という仕事
  5. 【2025年版】「AIツール・ポートフォリオ」最終結論
    1. 結論1:【文章&サイト作成】最強のメインエンジンは「Gemini 2.5 Pro」
    2. 結論2:【論理的な長文】堅実なサブ機は「Claude」
    3. 結論3:【日本語画像】ニッチな役割で「ChatGPT」
    4. 結論4:【無料ハック】最強の「文字起こし」は「Google AI Studio」
  6. 結局、どのAIチャットボットを使えばいいのか?
  7. まとめ:セクション1のゴールは「道具」と「心構え」を手に入れること
  8. 次のステップ:セクション2へようこそ。「本物のプロンプト」を学び始めましょう

あなたは「AIツールの情報洪水」に溺れていませんか?

セクション1では、AIを使いこなすための基礎知識として、数多くのツールとその使い方を解説してきました。

しかし、ここで一つの疑問が生まれます。

なぜ、AIの性能が上がっても「プロンプト」が重要であり続けるのか

「Gemini 2.5 Proだ、ChatGPT-5だとAIの性能がどんどん上がっているのに、なぜセクション2以降で“プロンプト(指示文)のテクニック”を学ばせようとするんだ?」

「AIが賢くなれば、簡単な指示でも理解してくれるようになるんじゃないの?」

これは、非常に良い質問です。

しかし、答えは「No」です。AIがどれだけ進化しても、私たち人間の「プロンプト(指示)の技術」は、今後もなくならないと私は断言します。

その理由こそが、AIを使いこなす上で最も重要な、たった一つの「考え方」に集約されます。

【最重要】AIを「優秀だけど、入社1日目」の新人として扱う

私が何度も繰り返している「たとえ話」があります。

それは、「AIは、超優秀(例えば東大を首席で卒業したレベル)だけど、あなたの会社については何も知らない、“入社1日目”の新入社員である」というものです。

彼は、基礎能力(計算、文章作成、論理的思考)は恐ろしく高い。

しかし、彼は「あなたのこと」を何一つ知りません。

  • あなたがどんなミッション(使命)を持っているのか
  • あなたの商品が、どんなお客様の、どんな悩みを解決するのか
  • あなたがどんな「語り口(トーン)」で、お客様に信頼されてきたのか

これらを、彼は一切知らないのです。

あなたが「手本(スワイプファイル)」を見せない限り、AIは“ありきたり”な文章しか書けない

この「入社1日目の新人」に、あなたが「ちょっと、うちの広告コピー書いといて」と“丸投げ”したら、何が起こるでしょうか?

彼は、自分が(インターネット全体で)学習してきた「世間一般の常識」に基づいて、「それっぽい」けれど、誰の心にも刺さらないありきたりな文章を書いてくるはずです。

「私たちと共に、輝かしい未来へ。」

「今こそ、あなたのビジネスを次のステージへ。」

…こんな、大企業が使うような“当たり障りのない”コピーが。

AIは「インターネット全体」を学習しているという落とし穴

なぜ、AIはこんな文章を書いてしまうのか?

それは、AIが「あなたのビジネス」に特化して学習したわけではなく、「インターネット上にある、莫大な(そしてその多くが“ゴミ”である)情報」をすべて学習しているからです。

だからこそ、私たち「上司」の仕事が必要になります。

「君が学習してきた“世間一般の文章”は、うちでは使わない。うちのお客様には、これ(=過去にうまくいったメルマガやブログ記事)を見本(スワイプファイル)にして、こういうトーンで書いてくれ」

と、明確な指示と手本を与える。

これこそが、「プロンプト」です。

AIの性能が上がれば、この「手本」を読み取る能力(=記憶力や理解力)は上がります。しかし、「手本」そのものを与える作業、すなわちプロンプトを提供するという私たち人間の仕事は、絶対になくならないのです。

AI時代に“絶対に破ってはいけない”3つのマインドセット

AIを「優秀な新人」として使いこなす。

この大前提を理解した上で、私たちが「上司」として絶対に守らなければならない、“3つのマインドセット(心構え)”について、セクション1の復習としてお話しします。

これは、この講座全体を通しての「約束事」でもあります。

マインドセット1:「AIが書いた」ではなく、「私の責任」で公開する

AIが生成した文章を、あなたが世の中に公開する(ブログに投稿する、メルマガで配信する、広告を出す)のであれば、それは100%、あなたの「会社名」あるいは「あなたの個人名」で公開されます。

もし、その内容に間違いがあったり、誰かを不快にさせたり、炎上したりした場合、

「あ、すみません、それはAIが書いたもので、私じゃありません」

という言い訳が通用するでしょうか?

通用するはずがありません。そんなことを言えば、経営者としてのあなたの信用は一瞬で失墜します。

AIが書いた文章であろうと、それを公開すると「GOサイン」を出したあなたの責任です。

この覚悟を持てない人は、AIを使うべきではありません。

マインドセット2:「ハルシネーション(嘘)」はゼロではない。100%のチェックを怠らない

ChatGPT-5になり、「ハルシネーション(AIがもっともらしい嘘をつく現象)が減りました」とOpenAIは言っています。

それは事実でしょう。

しかし、「ゼロ」にはなっていません。

私自身、最新のAIを使っていても、「あれ? この日本語、ちょっとおかしいぞ」「英語と日本語が混じってる」といったエラーに、今でも遭遇します。

AIが書いてくれた文章を、何もチェックせずに「コピペ」でそのまま公開することほど、愚かで危険な行為はありません。

あなたの名前で公開する以上、一語一句、必ずあなた自身の目でチェックする。

これが、AIの上司であるあなたの、最低限の義務です。

マインドセット3:架空の「お客様の声」や「実績」は“詐欺”である

これが、3つの中で最も重要な「倫理的」なルールです。

AIにセールスコピーを書かせると、AIは「良かれと思って」、架空の「お客様の声」や「実績」を捏造してくることが、今でも(!)よくあります。

(AIが勝手に作った例)

「この講座のおかげで、売上が10倍になりました!(東京都在住・山田さん)」

こんな「山田さん」は、どこにも存在しません。

もしあなたが、この「AIが作った嘘の推薦文」を、さも実在するかのようにあなたのセールスページに掲載したとしたら?

それは、法律(景品表示法など)に抵触する可能性があるだけでなく、何よりも「詐欺」です。

私たちのミッションは、お客様を騙すことではありません。誠実なビジネスで、お客様の問題を解決することです。

AIが生成した架空のお客様の声や実績は、1ミリの迷いもなく削除してください。

もし、あなたに「本物」の実績やお客様の声があるのなら、AIに「この“本物”の声を、こういう形で挿入して」と、「追加の指示」を出すのです。

AIは「アシスタント」。私たちは「最後の砦」

セクション1でお伝えしたかった心構えは、これに尽きます。

AIが生成した文章を「土台」として活用する

AIは、私たち人間の仕事を奪うものではありません。

私たちの仕事を「手伝ってくれる」、超優秀な「アシスタント」です。

私たちがゼロから10時間かけて書いていたセールスレターを、AIは「8割」まで、わずか10分で書き上げてくれます。

(※「1:8:1の法則」の「8」の部分です)

私たち人間にしかできない「最終チェック」という仕事

そして、AIが書き上げた「8割」の土台(ドラフト)に対して、私たち人間が、残りの「2割」(最初の1割の指示と、最後の1割の修正)の仕事を加えるのです。

  • 誤字脱字はないか?
  • 事実関係は間違っていないか?
  • 語り口は、ちゃんと「私の“声”」になっているか?
  • (最重要)お客様を騙すような、嘘の表現はないか?

この「最後の砦」としての「チェック」と「修正」こそが、AI時代に私たち人間に残された、最も重要で、最も価値のある仕事なのです。

【2025年版】「AIツール・ポートフォリオ」最終結論

さて、この「最強のアシスタント」として、どのAIを選ぶべきか。

セクション1で比較検証した結果、私の「最終結論」を、用途別にまとめます。

私たちが本当に使うべきツールは、この「4つ」だけ

もう、世の中の新しいAIツールを追いかける必要はありません。

2025年現在、私たち個人事業主の「ライティング業務」は、以下の「4つのツール」さえあれば、すべて完結します。

結論1:【文章&サイト作成】最強のメインエンジンは「Gemini 2.5 Pro」

もし「たった1つだけ選べ」と言われたら、私は「Gemini 2.5 Pro」を選びます。

理由は、前回の記事で述べたとおりです。

  • “売れる”日本語(柔らかく、分かりやすい)が、ChatGPTやClaudeより圧倒的に上手い。
  • 「カスタム指示」への忠実さが最も高く、「私の分身」として機能しやすい。
  • 文章だけでなく、「Webサイト(HTML)」まで、センス良く生成できる。

私たちの中核業務である「セールスコピー」「ブログ」「メルマガ」「電子書籍」「Webサイト作成」のすべてにおいて、現時点で最高のパフォーマンスを発揮します。

結論2:【論理的な長文】堅実なサブ機は「Claude」

もしあなたが、Geminiの「柔らかさ」よりも、「ロジカル(論理的)で、堅実、かつ長文」の文章をAIに書かせたい場合(例えば、技術的な解説ブログや、硬派な電子書籍など)、「Claude 4(Sonnet)」は最高の選択肢です。

また、プログラマーや開発者であれば、コーディング能力の高さからClaudeをメインに据えるのもアリです。

結論3:【日本語画像】ニッチな役割で「ChatGPT」

かつての王者「ChatGPT-5」は、残念ながら文章作成のメインからは外れました。

しかし、彼には「日本語の文字入り画像生成」という、他のAIには(まだ)真似できない“最強の武器”があります。

ブログのアイキャッチ画像や広告バナーをAIに作らせたい、というニッチな役割において、ChatGPTは依然として「必要」なツールです。

結論4:【無料ハック】最強の「文字起こし」は「Google AI Studio」

これは「節約術」であり、私の「コンテンツ作成の核」です。

有料の文字起こしツールは、もう不要です。

「Google AI Studio」を使えば、「Gemini 2.5 Pro」のエンジンを使って、「無料」で「高精度」な文字起こしが(今のところ)無制限にできます。

あなたの「声(動画・音声)」を「テキスト資産」に変える、最強のツールです。

結局、どのAIチャットボットを使えばいいのか?

結論をまとめます。

もし、たった1つだけ選ぶなら

「Gemini 2.5 Pro」です。

(ただし、Google AI Studioの「英語の画面」と「毎回プロンプトをコピペする手間」を許容できるなら、無料でOKです)

まとめ:セクション1のゴールは「道具」と「心構え」を手に入れること

セクション1、本当にお疲れ様でした。

ここまでで、あなたは「AIの情報洪水」から抜け出し、羅針盤を手に入れたはずです。

  • 手に入れた道具(ツール)
    • メインエンジンとしての「Gemini」
    • 無料ハックとしての「Google AI Studio」
  • 手に入れた心構え(マインドセット)
    1. AIは「優秀な新人」であり、「手本(プロンプト)」が命である。
    2. AIの「上司」はあなたであり、100%の「チェック責任」を持つ。
    3. AIの「嘘(架空の実績)」は絶対に使わず、「誠実」なビジネスを行う。

おめでとうございます。

これで、あなたはAIライティングを実践するための「土台」を完璧に手に入れました。

次のステップ:セクション2へようこそ。「本物のプロンプト」を学び始めましょう

「道具」と「心構え」は揃いました。

残るは、AIという「優秀な新人」に、あなたの「魂」を吹き込むための「具体的な指示書(プロンプト)の書き方」だけです。

セクション2からは、いよいよ実践編です。

「プロンプトの一覧」を学び、AIに「あなたの分身」として、売れる文章を実際に書かせていきましょう。

もし、何かご質問があれば、いつでもお気軽にご質問ください。私が、すべてに回答することをお約束します。

それでは、セクション2に進んでいきましょう。