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商品が良くても「払い方」で申し込みは止まります|独自商品をどう売る?3つの販売方法を比較

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この記事は仕組み化・自動化 完全ガイドの第3章 オファーと販売方法を決める「3-6 3つの販売方法と払い方」です(全40記事)

自分のオリジナル商品を売ろうと決めた。中身もだいたいできてきた。でも、「お客様からどうやって代金を受け取ればいいの?」「カード払いって、個人でも使えるの?」と、支払いのところで手が止まってしまう。そんな方は多いです。

支払いの部分は、商品の裏側にあたるので、つい後回しにしがちです。でも、商品がどれだけ良くても、お客様が迷わず払える「レジ」がなければ、申し込みはそこで止まってしまいます。

結論から言うと、個人が独自商品を売る方法は、大きく3つの段階に分けられます。最初から完璧な仕組みを用意する必要はなく、商品の価格と、どこまで自動にしたいかに合わせて選び、売上の成長に合わせて段階を上げていけば大丈夫です。

この記事では、3つの販売方法のそれぞれの特徴と、選び方の基準、つまずきやすい点をお伝えします。なお、決済サービスの条件や手数料は、時期や会社によって変わります。ここでは特定のサービスの紹介ではなく、どれを選ぶ場合でも使える考え方をまとめます。

独自商品を売る3つの方法

最初に、3つの方法を並べておきます。

方法 どんなものか 向いている段階
1. 銀行振込 口座を伝えて振り込んでもらい、入金を確認して商品を渡す まず1件目を売ってみる段階
2. カード決済サービス オンラインでカード払いを受け付けるサービスを使う 申し込みの手間を減らしたい段階
3. 販売をまとめて任せるサービス 注文の受付から入金確認、商品の受け渡しまで任せる 売れる流れができ、自動にしたい段階

上から順に、手軽さは下がり、自動にできる範囲は広がります。どれが正解ということはなく、今の段階に合うものを選ぶのが基本です。

方法1:銀行振込(いちばん手軽に始められる)

特徴

いちばんシンプルで、今日からでも始められる方法です。申し込みを受けたら、あなたの口座を伝えて振り込んでもらい、入金を確認できたら商品を渡します。デジタルの商品なら、メールで受け取り方を案内します。

よいところ 気をつけるところ
特別な契約がいらず、すぐに始められる 入金を一件ずつ自分で確認する必要がある
決済サービスの手数料がかからない 入金後の商品の受け渡しも手作業になる
売上がそのまま口座に入る 申し込みが増えると管理が大変になる

向いている使い方

最初の商品を少人数に売ってみる段階では、銀行振込だけでも十分です。個別相談のあとに申し込みを受けるような、一人ひとりとやり取りする売り方とも相性がいいです。

ただし、お客様の側からすると、振込は「あとでやろう」と思っているうちに忘れやすい払い方です。振込をお願いするときは、期限と振込先をはっきり伝え、入金を確認したらすぐにお礼と次の案内を送るようにしてください。

方法2:カード決済サービス(申し込みの手間を減らす)

特徴

オンラインでカード払いを受け付けられるサービスを使う方法です。個人でも使えるサービスが多く、初期費用や月額費用がかからず、売上に応じた手数料だけで使えるものもあります。

お客様が「申し込みたい」と思ったその場で、手間なく払えるようにすることが、この方法のいちばんの価値です。 振込のように、あとで銀行に行ったり、アプリを開いたりする必要がありません。

よいところ 気をつけるところ
お客様がその場で支払える 売上から決済手数料が引かれる
個人でも使い始めやすいサービスが多い 高額の決済や分割払いに制限があることがある
振込の確認の手間が減る サービスごとに審査や利用条件がある

向いている使い方

多くの個人事業主にとっては、銀行振込とカード決済を両方用意しておくのが、最初の一歩になります。払い方を選べるようにしておくと、「カードで払いたい」「振込のほうが安心」という、どちらのお客様も取りこぼしません。

高額の商品や分割払いを考えている場合は、使いたいサービスで、その金額や払い方に対応しているかを、申し込む前に確かめておいてください。

方法3:販売をまとめて任せるサービス(自動化の段階)

特徴

注文の受付、いろいろな払い方への対応、入金の確認、商品の受け渡しまで、販売の手間をまとめて引き受けてくれるサービスを使う方法です。オンライン上に、店員さんを置くようなイメージです。

大きく分けると、次の2つの種類があります。

  • 動画や音声、PDF、会員サイトなどのデジタル商品の販売に向いたサービス
  • 見た目の整った販売ページやネットショップを、専門知識なしで作れるサービス
よいところ 気をつけるところ
カード、振込、分割払いなど、複数の払い方に自動で対応できる 手数料や月額費用が、方法2より高くなりやすい
入金の確認から商品の受け渡しまで自動にできる デザインや他の仕組みとの連携に制限がある場合がある
サービスによっては、他の人に商品を紹介してもらえる仕組みがある 使い方を覚えるまでに少し時間がかかる

向いている使い方

この方法が力を発揮するのは、「この商品は、この流れで売れる」と分かってきた段階です。まだ一件も売れていない段階で、高機能なサービスを契約する必要はありません。売れる流れができてから自動にしたほうが、どこを自動にすればいいかがはっきりします。

あなたに合う方法の選び方

選ぶときは、次の3つの質問に答えてみてください。

  1. 今は、最初の1件を売る段階か、同じ商品を何度も売る段階か
  2. 商品の価格帯と、用意したい払い方(一括・分割)は何か
  3. 入金の確認や商品の受け渡しを、どこまで自分でやれるか
今の状況 おすすめの組み合わせ
とにかく早く始めたい、費用をかけたくない 銀行振込+カード決済サービス
デジタル商品を、手を離れた状態で売りたい 販売をまとめて任せるサービス
見た目の整った販売ページを手軽に作りたい ネットショップを作れるサービス

まずは手軽な方法から始めて、売上や申し込みの数が増えてきたら、より自動にできる方法へ段階を上げていく。これがいちばん無理のない進め方です。

決済の前後も「一つの流れ」として設計する

払う前:何を買うのかが伝わっているか

支払いの方法を用意しても、何にいくら払うのかが伝わっていなければ、お客様は申し込めません。支払いの前には、商品の中身と価格、受け取れるものをまとめた案内が必要です。ネットで売るなら、その役割をするのがセールスレターです。考え方は独自商品を売るならセールスレターを用意しようでまとめています。

払った後:すぐに次の案内が届くか

見落とされやすいのが、支払いの後です。お金を払ったのに何の連絡もないと、お客様は不安になります。支払いが済んだら、お礼と、商品の受け取り方や最初にやることの案内が、すぐに届くようにしておいてください。

よくある失敗

よくある失敗 どう直すか
払い方が振込だけで、申し込みの途中で止まる カード決済も用意し、払い方を選べるようにする
売れる前から高機能なサービスを契約する まず手軽な方法で売ってみて、流れができてから自動にする
手数料の比較だけで決める 自分の商品の価格や払い方に対応しているかを先に確かめる
支払い後の案内を用意していない お礼と受け取り方の案内を、先に書いておく

個別相談のあとに申し込みを受ける場合の、迷っている方への向き合い方と決済の案内は、迷っている人への向き合い方と決済案内で解説しています。

まとめ

  • 独自商品を売る方法は、銀行振込、カード決済サービス、販売をまとめて任せるサービスの3つの段階がある
  • 最初は銀行振込とカード決済を両方用意し、お客様が払い方を選べるようにする
  • 売れる流れができてから、販売をまとめて任せるサービスで自動にする
  • 選ぶときは、手数料より先に、商品の価格や払い方に対応しているかを確かめる
  • 支払いの前の案内と、支払いの後の連絡まで、一つの流れとして設計する

まずは、あなたの商品の価格と、お客様に用意したい払い方を一行で書き出してみてください。それに対応できる方法の中で、いちばん手軽なものから始めれば十分です。