ステップメールを作ろうとして、最初に手が止まるのが「何通書けばいいのか」「1通はどれくらいの長さがいいのか」という疑問です。「7通目で案内」「本文は1,000文字」のような、はっきりした数字が欲しくなりますよね。
ところが、ステップメールには、どんな商品にも当てはまる正解の通数や文字数はありません。売る商品も、価格も、読者の悩みの深さも、一人ひとり違うからです。
結論から言うと、ステップメールの数と長さは「伝えるべき教育を、読者が無理なく受け取れるか」で決まります。そのうえで、最初の案内は登録から1〜2週間以内に置き、7〜10通くらいから始めるのが、私のおすすめする出発点です。
この記事では、数と長さを決める3つの基準と、最初の案内を早めに置く理由、長いメールが読まれる条件をお伝えします。
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この記事の続きとして、登録してくれた人に届く7通のステップメールを、届ける順番に沿ってAIと下書きする方法をまとめました。
ステップメールの数と長さに、正解の数字はない
登録ページからメールアドレスを登録してくれた読者に、何通目で商品を案内するのか。これは状況によって変わります。
| 変わる条件 | 例 |
|---|---|
| 商品の価格 | 数千円の商品と、数十万円のサービスでは必要な説明が違う |
| 商品の分かりやすさ | ひと目で価値が伝わるものと、説明が必要なものがある |
| 読者の悩みの深さ | 今すぐ解決したい人と、なんとなく興味がある人では違う |
| 読者の知識 | そのテーマに詳しい人と、初めて知る人では違う |
では、何を基準に決めればいいのでしょうか。答えはシンプルで、必要な教育をすべて伝えきり、商品の魅力が十分に伝わるなら、その数と長さが正解です。
教育とは、読者に「この商品は自分に必要だ」と感じてもらうための考え方を、順番に育てていくことです。何を教育するのかはステップメールで行う6つの教育で解説しています。
数と長さを決める3つの基準
私は、ステップメールの数と長さを次の3つの基準で考えています。
基準1:1通に詰め込みすぎない
すべての教育を1通で済ませようとすると、とても長いメールになります。読者は内容を理解しきれず、読み飛ばしたり、開いた瞬間に閉じたりしてしまいます。
伝えるテーマごとにメールを分けると、読者は1通ずつ受け取りやすくなります。1通に1つの役割を持たせる考え方は、ステップメールの役割と順序で詳しくまとめています。
基準2:最初の案内までを長くしすぎない
一方で、通数を増やしすぎると、最初の案内までの期間が長くなります。この期間が長いほど、読者は途中で離れていきます。理由は後の章で説明します。
基準3:伝えきれないほど短くしない
短いメールは読みやすい反面、伝えたいことが伝わらないまま終わってしまうことがあります。短さを優先して教育が足りなくなるほうが、長さよりも大きな問題です。
この3つのバランスを取った結果として、通数と長さが決まります。まずは次の目安から始めてみてください。
- 最初の案内:登録から1週間〜10日くらい
- 通数:7〜10通くらいで、1つの商品の案内を目指す
- 1通の長さ:その回の役割を伝えきれる長さ
通数を決めるときは、次の順番で考えると迷いにくくなります。
- 案内する商品を選んでもらうために、読者に伝えたいことを書き出す
- 書き出したことを、1通で伝えられる大きさに分ける
- 分けた数を数え、最初の案内までの日数に収まるかを確かめる
- 収まらなければ、似たテーマをまとめるか、案内のあとに回せるものを探す
たとえば、書き出したことが12個あっても、似たものをまとめれば8通に収まることがあります。反対に、3通分しか書くことがないなら、読者の疑問や不安に答える回が足りていないのかもしれません。
5通で教育しきれると判断できれば5通でもいいですし、10通必要なら10通にします。高額なサービスや、理解に時間がかかる内容を扱う場合は、通数や長さが増えても構いません。
最初の案内は、登録から1〜2週間以内に置く
最初の案内までの期間を長くしすぎないほうがいい理由は、読者の状況が時間とともに変わるからです。
- 途中でメールに飽きてしまう
- 興味の対象が別のことに移る
- 同じ悩みを解決する別の商品を先に買ってしまう
- 仕事や家庭の事情で、それどころではなくなる
どれだけ面白いメールを送っていても、登録から1か月もたつと、反応してくれる読者は大きく減っていることが珍しくありません。だからこそ、読者の関心が高いうちに、最初の案内を届けます。
長い期間のステップメールを組んで複数の商品を順番に案内すれば、読者一人あたりの売上は大きくなります。ただ、最初から大きく複雑な仕組みを作ろうとすると、完成する前に手が止まってしまいます。まずは1つの商品が売れる短い流れを作ることから始めましょう。最初の1週間の配信ペースについては、最初の1週間の配信ペースも参考になります。
長いメールでも読まれる条件
「長いメールは途中で読むのをやめられてしまうのでは」と心配する方は多いです。でも、常識外れの長さでない限り、あまり心配しなくて大丈夫です。
有料のメルマガの中には、じっくり読むと数十分かかるほど長いのに、読者がお金を払って読み続けているものもあります。読者にとって、長さそのものは大きな問題ではないのです。
アメリカの著名なセールスライターも、「問題は長さではなく、退屈さだ」という趣旨の言葉を残しています。退屈な内容なら、どれだけ短くしても反応は得られません。逆に、読者にとって役に立ち、続きが気になる内容なら、少し長くても最後まで読んでもらえます。
長いメールを読んでもらうために、次の点を意識してください。
- 冒頭の数行で、このメールを読むと何が分かるのかを伝える
- 一文を短くし、数行ごとに改行や空白を入れる
- 1通の中で話題を広げすぎず、その回の役割に絞る
- 最後に、次のメールで何を話すかを予告する
なお、音声や動画で教育する場合は、メールの本文自体は短くて構いません。本文は「再生してもらうこと」に集中して書けば十分です。
数と長さで、よくある失敗
ステップメールの数と長さで、よくある失敗は次のとおりです。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 1通にすべての教育を詰め込んでいる | 教育のテーマごとにメールを分ける |
| 教育を丁寧にしすぎて、案内が1か月以上先になる | 最初の案内を1〜2週間以内に置き、足りない教育は案内のあとにも続ける |
| 短くまとめることを優先して、伝えきれていない | 1通の役割を伝えきれるまで書く |
| 最初から何十通もの仕組みを作ろうとしている | まずは7〜10通で1つの商品を案内する流れを作る |
目安の数字は、あくまで出発点です。実際に配信してみて、どのメールで読まれなくなったのか、どこで反応が上がったのかを見ながら、少しずつ直していきます。自分の商品と読者に合った通数と長さは、この繰り返しの中で見えてきます。
まとめ
- ステップメールの数と長さに、どんな商品にも当てはまる正解はない
- 必要な教育を伝えきり、商品の魅力が伝わるなら、その数と長さが正解
- 最初の案内は登録から1〜2週間以内、7〜10通くらいから始める
- 長さより退屈さのほうが問題。役に立ち、続きが気になるメールは長くても読まれる
- 目安から始めて、反応を見ながら通数と長さを直していく
まずは、今のステップメール(またはこれから作る予定のもの)で、登録から最初の案内まで何日かかっているかを数えてみてください。2週間を大きく超えていれば、その間のメールを分けたりまとめたりして、案内を前に出すところから始めましょう。
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